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さいきょう祭レポート2016

「ハンガリー舞曲」 小学4年生 合奏

投稿日:2016.12.21

 さいきょう祭のオープニングアクトを務めた4年生。ふたつ目の演目は、全員での合奏でした。曲は、クラシック界で「ドイツ音楽の三大B」のひとりであるブラームスが作曲した「ハンガリー舞曲」より第5番と第6番。民族音楽らしく、テンポが変化し、緩急が織り込まれた名曲です。


リコーダーや鍵盤ハーモニカの軽快な主旋律を、ピアノやオルガンの低音が支え、後方で打楽器が刻むリズムと相まって、54人の息の合った演奏を聴かせました。


どの生徒も、先生の指揮を見る表情は真剣そのもの。呼吸を合わせ、音の響きを大切にした美しいハーモニーを奏でました。

「カーペンターズメドレー」 合唱部

投稿日:2016.12.21

 学年の枠を越え、普段から仲良く練習に励んでいる合唱部。発声練習や声を出せる体づくりにも真摯に取り組んでいます。今年はカーペンターズの楽曲からYesterday Once MoreTop of the Worldなどの4曲をメドレーで歌いました。


歌詞はすべて英語。詞の理解や曲に込められた思いなど、歌唱の他にも力を入れてきた成果を発揮し、それぞれの曲に合ったステップや動作で、会場に柔らかな空気を生み出しました。

「虹の彼方に」「学園天国」 吹奏楽部 合奏

投稿日:2016.12.21

 吹奏楽部の演奏の1曲目は、ミュージカル映画『オズの魔法使い』より「虹の彼方に」でした。ゆったりとした流れで伸びやかな音を響かせました。また、演奏の途中には歌声を披露する場面もあり、演奏同様にきれいなハーモニーを聴かせてくれました。


 


2曲目は、小学生も含め全員がステージに揃いました。「虹の彼方に」とは一転、「学園天国」のポップでアグレッシブな演奏が始まり、フルート、クラリネット、サックス、トロンボーンの厚みのある演奏で、ソロパートではそれぞれの音色が楽しめました。ドラムの刻むリズムに合わせ、会場のみなさんも手拍子をしたり体を揺らしたりと楽しそうに聞いて下さっていました。

「We are vegetables~野菜からのメッセージ~」小学3年生 演劇

投稿日:2016.12.10

「野菜がきらいで食べられません。」


子どもたちのこんな一言を聞いてしまったナスやピーマン。「人間は勝手だ!」「ゴミ箱になんか行くのはごめんだ!」と、トマトやニンジンなどほかの野菜と集まって、キャベツさんを議長に野菜会議を開きました。


自分たちには、たくさんの栄養があること。その栄養は、人間の体にとても必要なものであること。でも、どうしたら人間は野菜を好きになってくれるのか・・・?


子どもたちに敬遠されがちな野菜に加え、ジャガイモやブロッコリーなど、比較的子どもたちに人気の野菜たちも登場しますが、それぞれの主張はやや対立気味。それでも、


会議の結果、「人間自身で野菜を育ててもらい、それを食べさせよう」ということに。


夏の暑い盛り、野菜たちは子どもたちが作って収穫した野菜を食べる様子を見守ります。子どもたちの『おいしい!これからは野菜をもっと食べます!』という言葉を聞いて、思いが通じた野菜たちは大喜びしたのでした。


 


カラフルな野菜たちの会議は、そのひとつひとつの動作・発言がユニークで、ときには会場の笑いを誘うことも。一人ひとりが手作りした野菜のかぶり物も、とてもよく似合っていました。

「くるみ割り人形~歌と踊りのファンタジー~」 小学2年生 音楽表現

投稿日:2016.12.09

 華やかなオーケストラ曲で知られる作曲家チャイコフスキー。バレエ音楽として有名な「くるみ割り人形」を、2年生は歌と踊りで表現しました。


 


みんなが集まるクリスマス。クララがもらったのはくるみ割り人形でした。その夜更け、お菓子の国の王子さまがこんぺいとうの精のいたずらで人形にされ、プレゼントの人形とすり替えられてしまいました。それを狙って近寄るネズミたちに、兵隊たちが立ち向かいます。助かった王子さまに連れられてお菓子の世界を訪れたクララは、キャンディやお茶の踊りを見せてもらい、楽しいひと時を過ごしました。


「花のワルツ」では、ピンクや水色の優しい色合いのスカーフをふわふわと揺らしながら、全員で踊っていた2年生。セリフがなく、メロディーに乗せた軽やかな歌で、見事に「くるみ割り人形」の世界を描きました。

「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」 小学1年生 音楽劇

投稿日:2016.11.30

 小学1年生にとっては、これが初めてのさいきょう祭。絵本「葉っぱのフレディ」をもとにした音楽劇に挑戦しました。


 


春、同じ1本の木に生まれた葉っぱでも、それぞれに名前があり、色や形が少しずつ違います。そんなたくさんの葉っぱたちはとっても元気。夏には体を寄せ合って木陰をつくり、涼しい風を送って人々に憩いを与え、秋には赤や黄色の鮮やかな紅葉で目を楽しませてくれました。


季節は巡って冬。冷たい風に吹かれながら次々に散っていく葉っぱたちですが、地面に落ちた後は自らが新しい命の栄養分になっていくのです。そこにある確かな「いのちの尊さ」や、「いのちは永遠に続いていく」というテーマを、ステージいっぱいに描いていました。


 

「コンサートがはじまるよ!」 小学4年生 合唱

投稿日:2016.11.29

 今年度のトップバッターは4年生でした。


 「チーム4年生」を合言葉に、おそろいの白いベレー帽をかぶってステージに現れた4年生の合唱は、演目のタイトルにもなっている「コンサートがはじまるよ!」という曲でスタート。観客のみなさんに向け、コンサートを鑑賞するためのマナーを楽しい歌で伝えました。


「アルパカラクダ」では体を左右に揺らしながら元気な笑顔で歌い上げ、最後の「EARTH~青い地球~」では、4年生らしい透きとおった歌声を会場に響かせました。


 

第12回さいきょう祭 開会式

投稿日:2016.11.20

12回さいきょう祭 開会式


 


校長挨拶 「輝き続けよ、才教生」


1030日(日)に行われた第12回さいきょう祭。今年も本当にたくさんの方に足を運んでいただきました。小松校長は開会式で、ボブ・ディラン氏のノーベル文学賞受賞について触れ、「魂やメッセージのこもった作品は、それが文学であれ、音楽であれ、身体表現であれ、世の中を変える大きなエネルギーを持つものです。日ごろの努力で身につけた力を出し切り、この会場で紡ぐ歌声やセリフ、奏でるメロディを通じて、会場のみなさんに自らの思いを届けること、そして夢や勇気、感動を届けることが、今日の才教生の使命です。」と話しました。


また、今回のスローガン「Shine」にかけ、ディラン氏の楽曲「Roll on, John」歌詞を引用して、児童生徒に次のようにエールを送りました。


Shine your light


Movin’ on


You are burning so bright


Roll on, all the students!


 


実行委員長挨拶 「さいきょう祭は魂のこもった集大成」


『だめだよ。それ、触っちゃいけないんだよ。』


実行委員長の酒井明音さん(中3)が披露したのは、8年前、初のさいきょう祭でのセリフでした。


「たった一言ですが、大きな舞台でセリフを言えることがうれしくて、それを何度も何度も練習し、本番が近づくまでドキドキしていました。舞台から見た景色。無意識に探した家族の顔。高まる胸の鼓動。演目が終わって鳴りやまない拍手を聞いた時の達成感は、8年経った今でも忘れられない私の宝物です。」と話し、練習を通じて成長した児童生徒が大きな舞台で精いっぱい輝く姿を見てほしいと、本番にかける才教生の熱い思いを代弁しました。