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保護者の声

第18回さいきょう祭アンケート(9年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●9年生の「第九」は、恒例だった中学生合唱を彷彿とさせるような迫力のステージでした。ゲネプロの日、思い描いていたような練習ができなかったと言って、帰宅後に悔し涙を流した我が子。普段と異なる様子に、かける最適な言葉が見つかりませんでした。それほどに、今回の最後のステージにかける熱い思いが伝わってきました。日々の練習は部活の重圧も抱え思い悩むことばかり。しかし本番の堂々とした歌声と全員の「つなぐ」気持ちが、あの悔し涙を歓喜に満ちた笑顔に変えてくれました。保護者としてさいきょう祭を見るのも最後、今まで支えてくださった方々のことを思い胸がいっぱいになりました。新しいことにチャレンジする探究心と、伝統をつなぐ尊さを、同時に教えてもらった感動のさいきょう祭でした。


●10年前、才教学園の現実と未来を知りたくて年長だった我が子と参加したさいきょう祭。あの時の感動が蘇りました。質の高さ、生徒の堂々たるステージ、アナウンス、実行委員や生徒会長の挨拶・・すべてが、「これぞ才教学園」というすばらしさでした。9年生の「第九」、仕上がりの高さは勿論ですが、全員がステージに立ちやり切ったこと、その立ち居振る舞い、この学校でこの仲間と9年間過ごせたことに感無量です。


●いよいよ最高学年となり、家から会場へ向かう時間さえ惜しいと思う当日でした。3年生のラインダンスは新鮮な演出で、コロナ禍で心配されていた子どもたちのつながりや本来の子どもらしさが感じられ印象的でした。9年生の演目は昨年の「レ・ミゼラブル」に続き圧巻でした。練習ではなかなか思うようにできないと聞いていましたが、以前から我が子の学年の歌がとても好きだったので、これぞ才教生と思わせる姿は本当に感動的でした。セリフもダンスもないすばらしい「第九」一本のステージを最後のさいきょう祭で見ることができ、幸せでした。


●「第九」をこの9年生で歌われるようになったことを感慨深く思いました。今までの先輩のそれに引けを取らない出来映えに、もし観客として声が出せていたら「ブラボー!」と叫んでいたかもしれません。コロナ禍で演目数も減り、少し物足りなく思うこともありますが、続けられることが何よりだと思います。来年もしっかり「つないで」いって下さい。

第18回さいきょう祭アンケート(8年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●我が子が出る「千と千尋の神隠し」は、心配半分、楽しみ半分で当日を待ち望んでいました。ほとんど生徒主体で作り上げたという舞台は、想像よりもはるかに完成度が高く素晴らしい出来でした。作品の持つ不思議な世界観の表現、多くの見どころ、個性豊かで多彩なキャラクターを、それぞれの生徒が演じ切っていました。そして、忘れてはならないのは伴奏の4人です。いろいろな楽器を担当し素晴らしい演奏をしてくれたからこそ、世界観をここまで表現できたのだと思います。しっかり作りこまれた大道具、小道具、特に大事なシーンに不可欠な「竜」は、作り上げるのは大変だっただろうと感服しました。


●入学以来8回目のさいきょう祭、最大の関心演目であるミュージカルに期待していました。その素晴らしさに魅了され、あっという間に時間が経過し、余韻に浸り、登場人物の姿が脳裏や心に感動と共に刻まれました。芸術・文化面の広い範囲で生徒たちの可能性を引き出した教育、個々の資質や能力の育成、新たな学習活動の実施、学びの環境が充実したSTEAM教育の一環だったと思います。さいきょう祭終了後の会場玄関前、晴れやかで清々しい笑顔を見せて語らう姿に、見ている保護者まで笑顔になりました。誠実でピュア、己と向き合い成長し努力する子どもたちを誇りに思い、年齢を超えて尊敬する面も多々あります。子どもたちの成長を実感できる貴重な機会だったと感じています。


●生徒主体で「千と千尋の神隠し」を演じると聞いた時、正直無理なのでは・・・と思いました。さいきょう祭が近づくにつれ、帰宅してすぐに寝てしまう日々。プレッシャーも増していく様子を見て、なんと声をかけたらよいのか、我が子以上に親の私が緊張の毎日でした。当日、楽しそうに演じていた8年生の舞台に引き込まれました。少ない人数がゆえに、演者以外の陰の力も十分感じました。仲間を信じ、最高の演目を作り上げた8年生、とても素晴らしかったです。最後に全員が見せてくれた笑顔、最高でした。

第18回さいきょう祭アンケート(7年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●7年生の身体表現は、「何をやるか」というところから選曲、振付、衣装などほとんどの部分を生徒たちで考え、演目を仕上げたこと、素晴らしいと思いました。本番のダンスを見て、今までのさいきょう祭のイメージとは少し違って「自分らしさ」「7年生らしさ」が表現されていてとてもよかったです。10人ずつ出てくることで一人ひとりの動きをよく見ることができ、最後40人でのダンスは迫力もあり元気になれる演目でした。来年はミュージカルをやるのだと思うと、できる限りサポートしていきたいと思います。


●毎日のようにダンスの練習状況を話し、家でも練習していた今回のさいきょう祭。細部にこだわり、仲間と話し合い、作り上げてきた演技。ときにはぶつかり合い、チーム内での進め方に悩んでいることもありました。当日朝には「これで終わってしまうのが淋しいな・・・」と言っていて、本気で取り組んできたことが伝わってきました。本番は「かっこよかった!」の一言に尽きます。


●身体表現という難しい課題に取り組み、自立・自立することを学べたと感じます。最初は本当に悩んだり、理解できないことが多くありました。練習を重ねグループや全体で形が見えてくるようになると、楽しむことも多くなり、また他のグループとの意見交換や話し合うことの大切さ、共有・共感からまた頑張れたようでした。家でもiPadで動画を見たり音楽を流したりして、毎朝、毎晩の練習を行っていました。衣装を考える楽しみもあったようです。当日も我が子は、表情を作ること、楽しそうなところを分けて表現していたと思います。

第18回さいきょう祭アンケート(6年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●6年生の「西遊記」、本役級のみなさんはお供の馬も含めて素晴らしい演技でした。コロナ禍で代役を立てることも難しい状況のなか、無事に本番を迎えることができて本当に良かったです。「imagine」は、今、6年生のような若い人たちが歌って思いをつなぐのにふさわしい曲で、美しい歌声を聞きながら会場のみんながきっと平和を願った時間になったと思います。


●私にとっても、我が子にとっても、待ちに待ったさいきょう祭が無事開催されたことがとてもうれしかったです。1年生のときから見てきた憧れのミュージカルにいよいよ我が子が出演、とドキドキでした。少し緊張しているようにも見えましたが、皆でアイディアを出しながら頑張ってきた様子を知っているので、ここまで本当によくやったと思います。家で毎日のように練習していた卒音ステージは、皆で合わせた歌声に感動しました。9年生の「第九」は、やはり最高でした!


●6年生のミュージカルと合唱はどちらも期待を大きく超えるもので、一生懸命に演じ、歌う姿を誇らしく思いました。ステージ下、先生方の姿にも熱いものを感じました。「西遊記」での我が子の堂々とした演技、ここまで成長したことにこみ上げるものがありました。「imagine」は青春時代のどこかで聞いてほしい曲ですが、そのタイミングがさいきょう祭だったことを嬉しく思います。

第18回さいきょう祭アンケート(5年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●特に印象に残っているのは、わが子が在籍する5年生の「フィンランディア」と9年生の「第九」です。コロナや戦争の影響で生活が大きく変わり、当たり前だと思っていた価値観が揺らぎかねない世の中となりました。しかしその中でも、普遍的なものは地域や世代を超越して存在します。それは愛や友情、良心といわれるものです。今年のスローガン「つなぐ」は、まさにそれだと思います。「フィンランディア」や「第九」の中にある愛、団結、平和といったテーマがスローガンとリンクし、みんなの熱量と相まったすばらしい表現に目頭が熱くなりました。


●5年生の合唱は混声二部、美しいハーモニーでした。高学年での三部、四部合唱に期待します。メロディーがつかみにくく難しい「フィンランディア」の合奏は個性豊かに演奏していました。今後演奏する機会はないかもしれないので、貴重な経験になったと思います。9年生のすばらしい「第九」、少し早めの暗転となっていましたが、クラシックコンサート終演のときのように時間をとっていただき、もっともっと拍手を送ってあげたかったです。


●5年生は難しそうな合奏に加え二部合唱もやると聞き、はじめは心配していました。わが子は夏休み中から鍵盤ハーモニカの練習を頑張り、歌では初のソプラノ(高音)に張り切っていました。合唱のときはバックに映し出された絵も素敵で、ステージがより映えていました。合奏は途中から管弦楽器が加わったり歌があったりと構成に変化があり、目でも耳でも楽しめました。合唱部ほか上級生の発表もすばらしく、生徒のみなさんの強い思いやパワーを感じました。


●合唱も合奏も練習の成果が出ていたこと感じました。「旅立ちの時」は以前からわが子のお気に入りでしたので、この曲が選ばれたことをとても喜び、親子で度々歌っていました。「フィンランディア」も難しいテーマの曲でしたが、よく頑張ったと思います。指揮の生徒や先生にも感心させられました。今後、才教学園のいろいろな場面で、自信を持てるもの、輝けるものをわが子も伸ばしていけたらと思います。心動かされるさいきょう祭をありがとうございました。

第18回さいきょう祭アンケート(4年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●個性を生かした衣装で踊り切った「学園天国」と、ガラッと雰囲気を変えた「ハナミズキ」。学年が上がるたびにみんなの声が揃い、きれいになっていることを感じます。2曲のギャップがよかったこともありますが、ハナミズキの花言葉「返礼」「永続性」などが、日々お世話になっているたくさんの人に対する感謝の思いを表していたり、スローガン「つなぐ」にも通じていたりして、一層感動的でした。どの演目も非常に良かったですが、9年生の「第九」の迫力、感動しました。才教生の本気に圧倒された1日でした。


●4年生は衣装がカラフルで、視覚だけで元気をもらえました。「学園天国」で踊るみんなの表情が明るく、楽しく観ることができました。「ハナミズキ」はハーモニーがすばらしく、聞き入ってしまいました。どちらの歌からも一人ひとりのエネルギーを感じました。毎年、さいきょう祭を節目に子どもの新たな成長を見ることができて嬉しいです。来年のさいきょう祭が待ち遠しいです。


●人数制限なしのさいきょう祭、家族全員で感動しました。4年生になった我が子が歌ったりダンスをしたりする姿を見て、大人に近づいていっているんだなと目頭が熱くなりました。演目にふさわしい衣装を親も一緒に考え、子どもは子どもで帰宅すれば歌とダンスの練習。そのさいきょう祭が終わってしまったのかと思うと寂しい気持ちです。

第18回さいきょう祭アンケート(3年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●「さいきょう祭は見応えがあるよ」と人づてに聞いてはいましたが、想像を超えるものでした。校歌に「才教の子は大地の子 光の子 希望の子」とありますが、まさにこの詞から飛び出し、走り出し、踊り、舞い上がる子どもたちの姿がステージいっぱいに表現されていました。特に印象に残ったのは、8年生の舞台「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の迫真の演技、9年生の「第九」のハーモニーで、今も心に響いています。久しぶりに全身が感動と感激に満ちあふれました。幸せな時間をありがとうございました。


●「つなぐ」に込められた深い思いが各演目から伝わりました。この数年間で分断したり途絶したり、いろいろと我慢してきたことに対し、子どもたちが笑顔で「だいじょうぶ」と語りかけてくれているようなさいきょう祭でした。全力で真剣に挑戦する生徒を尊重し温かく支える全校の雰囲気を感じました。3年生のラインダンスは、1人1人の動きが演目の出来映えの良し悪しに関わるので責任重大。得意不得意、上手下手、真ん中も端っこもお構いなしで1列になり、みんなが同じ役割を担ってガンガン踊る・・・隣につながる友達を信じてみんなで突き進む姿、かっこよかったです。


●3年生の「僕たちの一日」は、寝起きから朝の支度、登校、授業、下校までが元気でかわいらしいダンスで表現され、笑顔で踊る子どもたちの姿に見ているこちらも楽しい気持ちになりました。予期せぬ事態で欠席することもあった中でも、オンライン授業や練習用のビデオを見ながら家でも練習していた我が子は、さいきょう祭前日に「みんなとのラインダンスが明日で最後の1回だと思うとちょっと寂しい。涙出ちゃいそう」と。仲間と練習した時間が充実したものであり、楽しんでいたことがよくわかりました。本番までの課程を大切に思える心の成長を嬉しく思いました。

第18回さいきょう祭アンケート(2年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●1年生の頃とは異なり、今年は一人ひとりにセリフがありました。自分のセリフと同時に、他の人のセリフを覚え、動きとも合わせながら一つの檄を完成させる・・・最初の頃は少し難しいと感じることもあったようです。校内リハーサルでの校長先生からのアドバイスや、1度目の現地リハーサルでうまくいかなかったことは、悔しそうに話してくれました。家でも表所の練習や声を大きくする工夫など、自分なりに考えて取り組んでいました。「1年生のときより緊張する」とも。本番を見て、子どもたちがそれぞれの役を大切にしていること、広い舞台でも聞こえる声量に驚きました。バイキンたちの怖そうな演技も印象的でした。ラスト、全員での合唱は2年生らしい元気とかわいらしさでとても楽しく聴くことができました。


●「セリフは1人で言うんだよ。」と嬉しそうに台本を見せてくれてから何日が経ったのでしょうか。本番で使う帽子を自分で作ったこと、セリフを覚え、下のきょうだいにストーリーを教えたり、歌を振り付きでやって見せたりと、練習のあった日はたくさん話をしてくれました。さいきょう祭をとても楽しみにしていることが伝わってきて、家族みんなでワクワクしていました。堂々とステージに立つ2年生にびっくり、「たくさん練習してきたのだろうな」と感動しました。来年はどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。


●さいきょう祭は毎回しっかり課題を与えてくれます。「野菜を食べよう」というテーマで繰り広げられた2年生の劇は、我が子の好き嫌いに良い影響をもたらしてくれました。ある野菜の役になった我が子、実はその野菜が苦手だったのですが、「さいきょう祭までに食べられるようにしよう!」と親子でチャレンジすることにしました。結果、お味噌汁に入れると食べることができ、それで自信をもって役になり切ることができたようです。このようなきっかけをいただき、好きだから、嫌いだからと簡単にあきらめてはいけないなと、親として気持ちを新たにしたところです。"可能性は無限大"の子どもたちにたくさんの刺激をありがとうございます。


●待ちに待ったさいきょう祭は、今年も全学年圧巻のステージでした。校内リハーサル、ゲネプロの様子やおすすめを我が子から聞いていたので、それを思い出しながら観ていました。1年生のステージに我が子が1年生だった昨年のことを思い出し、6年生の「西遊記」は面白くて時間を忘れてしまいました。8年、9年の格別のクオリティ。ただただすごいと思うばかりで、その世界に引き込まれました。「伝統をつなぐ」機会が戻ってきてよかったです。2年生は皆のびのびとした演技で練習の成果が出ていたと思います。来賓で幼稚園時代の先生も観に来てくださったことも自信につながったようです。大人も子どももまたひとついい思い出ができました。

第18回さいきょう祭アンケート(1年生保護者より)

投稿日:2022.12.06

さいきょう祭

●熱量のあるすばらしい行事だと感激、1日とても楽しませていただきました。どの学年も見応えがありました。1~6年生はかわいらしく、7~9年生は圧巻でびっくりしています。我が子は人前で歌ったりは苦手なので、練習の課程では抵抗感もあったようです。その我が子は、本番が終わった翌日、自分のステージ衣装が洗濯されるのを見ながら「練習は大変だったけど、本番は楽しかったなぁ。緊張しながらやるのが楽しかったよとつぶやいていました。これまで知らなかった達成感があったのかもしれません。貴重な経験をありがとうございます。


●1年生の群読、とてもよかったです。歌もダンスの振りも、あの長さの演目をきちんと覚えられる子どもたちに感動しました。歌詞の「♪Dream&Dream~」と歌うところの振りつけがかわいすぎました。我が子が皆と合わせてセリフを言ったり、歌ったり踊ったりする様子を見られたことが本当に嬉しいのですが、何よりも本人がとても楽しそうでした。これも才教学園だからこそできる経験だ、と、目を潤ませながらの観劇となりました。自分の得意なことが見つかるきっかけとしても、さいきょう祭という場はとてもいいと思います。


●1年生でここまでできるとは! 我が子は家でも毎日練習を見せてくれましたが、他の人のセリフまでスラスラと言えるので、「そんなに全部覚えなくてもいいのでは?」と思っていましたが、本番で皆がセリフを連ねていくのを見て納得しました。すべて覚えなければ、あのスピードでは演じることができなかったのだな、と。先輩方の本気は、まだ1年生の我が子にもしっかり伝わり、「来年もがんばりたい。いつか第九も歌いたい!」と話していました。こうして伝統がつながっていくのだと感銘を受けた1日でした。


●初めてのさいきょう祭、すばらしいパフォーマンスをありがとうございました。1年生の小さな背中が大きく見えました。校長先生のお話のとおり、さいきょう祭が「子どもたちにとっての財産」になることはいつか本人たちが気づく日が来るでしょう。これから毎年、どのようなものを披露してくれるだろうかと想像しています。8年生の「千と千尋の神隠し」、9年生の「第九」に感動しました。ただただ、「ありがとう」と伝えたいです。


●今回の経験から我が子は、表現することの楽しさや難しさを感じたようです。楽しさを笑顔で表現しようと思っても、緊張からか表情が硬くなってしまうことがあったようですが、その度に先生からいただいたアドバイスを思い出し、笑顔で歌うことができたと言っていました。親としては、今回の群読の内容は、これから長い学校生活を送っていく1年生にぴったりの内容だと感じました。この群読のメッセージを重い出しながら、1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

第17回さいきょう祭アンケート(7~9年生保護者)

投稿日:2022.04.28

さいきょう祭

7年生

●我が子の発表は「総合表現」で、平和を訴えていました。製作過程で映像係となり、プロジェクションマッピングに挑戦。映像を何回も訂正していましたが、言葉以外のもので表現して伝えることの大切さなどが実感できたようです。「無言館」での写真は、被写体はひとつなのに、いろいろな顔の「無言館」を見ることができました。そして、どの演目も、引き込まれ心を揺さぶられるものでした。

●第17回さいきょう祭の開催を、保護者の1人として嬉しく思いました。「平和をつなぐ~未来を描いた若者たちの想い~」で見た7年生は、びっくりするくらい大きく成長していました。言葉や身体表現の一つ一つに込められた思いが丁寧に表され、平和という難しいテーマで素晴らしいステージを作り上げていました。これからの世界を担っていく若者たちがこの舞台を通じて「平和」について真剣に考え、向かい合い、自分たちなりに表現したことは、今後の人生に大きな与えたことと思います。

8年生

●本番が1週間後に迫った日、先生から8年生全員にプリントが配られました。そこには、役になり切るための励ましや表情づくりのアドバイスが。一片の悔いも残さず、やれることはすべてやろうという願いが込められていました。連日の厳しい練習を乗り越え、実力以上のものを出した舞台に、久々に心揺さぶられました。 今回感心したのは、本番のステージだけではありません。朝、外でウォーミングアップを済ませ会場入りした8年生は、寒い中並ぶ保護者に元気で清々しい挨拶をしていきました。これぞ才教生としてあるべき姿、お手本となるものです。「絶望の中の小さな希望」とタイトルに添えられたミュージカルに、これからも続いていくであろう大きな期待を与えてもらいました。

●ミュージカルが「レ・ミゼラブル」に決定した時からずっとやりたいと言っていた役があり、オーディションの結果、その役をもらって帰宅したときの嬉しそうな顔が忘れられません。大作への挑戦に「これ、本当にできるの?」と心配になりましたが、毎日の大道具製作や練習の成果は、本番での姿を見て安心と感動に変わりました。大変だった衣装の準備も今年で最後、そう思うと才教を巣立つ日も近づいていると感じます。

9年生

●かつては誇らしく見え、憧れてきた最高学年である9年生になり、「これでいいのか?こんなものか?」と自問自答していた我が子。これまでの先輩方の大きな存在は、自身を見つめる機会になったようです。家では、家族が寝静まってからも演目の練習をしていたらしく、朝になるとそこかしこに練習の跡が見られました。仲間と作り上げていく楽しさ、もうあの舞台にみんなと立てない淋しさ、「第九」を歌えなかった残念な思い・・・いろいろな気持ちを大舞台で感じ、成長させていただき、ありがとうございました。

●最後のさいきょう祭に、我が子はこれまで以上に熱心に練習に取り組んでいたように思います。練習のあった日は、疲れて朝まで寝てしまうという日もありました。しかし、練習でのできごとを話す目は、いつも輝いていました。本番の9年生の、一体感のある演目。「みんなで成功させるんだ」という、強く熱い思いが伝わってきました。みんなでひとつのことを成し遂げ、我が子にとって成長の糧となるさいきょう祭でした。