投稿日:2015.11.11
映画やミュージカルで広く知られる「サウンド・オブ・ミュージック」は、表題曲の歌で幕を開けました。
家庭教師としてフォン・トラップ家にやってきたマリア。厳しい父、軍隊のような規律のもとで育てられていた7人の子どもたちに子供らしさを取り戻してほしいと、歌を通じ心を通わせていきます。激しい嵐の夜は、「怖いとき、泣きたいときには楽しいことを考えるの。」と、お気に入りを詰め込んだ歌を、音楽を知らないという子どもたちには、「ドレミの歌」で楽しく階名を教えます。
ある日、大切なゲストを歌でもてなしたことが原因で、マリアは大佐から家を去るよう告げられてしまいます。しかし、子どもたちの見事な歌声に本来の心を取り戻した大佐は、周囲に勧められ自らも「エーデルワイス」を歌います。離れかけていた親子の絆をしっかり結びつけてくれた音楽。その音楽をもたらしてくれたマリアを家族に迎え、物語は終わりました。
試行錯誤を繰り返しながらの演出、衣装やセットの製作など、自分たちの手でつくりあげてきたミュージカルを、最後まで自信をもってやり遂げた2年生。練習を積んだ歌声を響かせ、渾身の舞台で会場を魅了しました。
♪私のお気に入り
♪一人ぼっちの羊飼い