投稿日:2016.12.10
「野菜がきらいで食べられません。」
子どもたちのこんな一言を聞いてしまったナスやピーマン。「人間は勝手だ!」「ゴミ箱になんか行くのはごめんだ!」と、トマトやニンジンなどほかの野菜と集まって、キャベツさんを議長に野菜会議を開きました。
自分たちには、たくさんの栄養があること。その栄養は、人間の体にとても必要なものであること。でも、どうしたら人間は野菜を好きになってくれるのか・・・?
子どもたちに敬遠されがちな野菜に加え、ジャガイモやブロッコリーなど、比較的子どもたちに人気の野菜たちも登場しますが、それぞれの主張はやや対立気味。それでも、
会議の結果、「人間自身で野菜を育ててもらい、それを食べさせよう」ということに。
夏の暑い盛り、野菜たちは子どもたちが作って収穫した野菜を食べる様子を見守ります。子どもたちの『おいしい!これからは野菜をもっと食べます!』という言葉を聞いて、思いが通じた野菜たちは大喜びしたのでした。
カラフルな野菜たちの会議は、そのひとつひとつの動作・発言がユニークで、ときには会場の笑いを誘うことも。一人ひとりが手作りした野菜のかぶり物も、とてもよく似合っていました。