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第17回さいきょう祭 開会式

第17回さいきょう祭 開会式

投稿日:2022.02.24

学校長挨拶 「両手を大きく伸ばし、夢を掴み取れ」
 今、私はこの瞬間を、大きな喜びと安堵感が入り混じった心境で迎えています。新型コロナウイルスの感染状況が深刻さを増す中、さいきょう祭を実施すべきか決断を迫られ、頭の中には「中止」の言葉が何度も往来しました。しかし、このように開催に至ったのは、まずは各家庭で感染予防と子ども達の健康管理を徹底して下さったおかげです。練習は9割方マスク着用と非常に厳しい状況で、子ども達は多くのストレスを抱えたと思います。子どもたちの背中を押し続けて下さったご家族の皆様、本校の教育活動にご理解ご支援下さった関係者の方々に、心より御礼申し上げます。
 今年のスローガンは「Reach Out for Our Dream」。生徒のみなさんは今、どんな思いを託して夢を掴み取ろうとしているのでしょうか。ステージ上に理想の姿を想像し、熱い思いを胸に秘め、みなさんは厳しい練習をしてきました。そのすべてをぶつけて下さい。夢を追い求め挑戦し続ける姿こそ美しく、多くの人を感動と幸福で包んでいくのです。
 今年のNHK大河ドラマのモデルとなった渋沢栄一さんは生前、こんなことを言ったそうです。
   夢なきものは理想なし
   理想なきものは信念なし
   信念なきものは計画なし
   計画なきものは実行なし
   実行なきものは成果なし
   成果なきものは幸福なし
   故に幸福を求めるものは、夢なかるべからず
 両手を大きく伸ばし、夢を掴み取ってください。会場が無数の笑顔で溢れることを祈念して学校長挨拶とします。



副実行委員長挨拶 花村怜海さん(9年)
「夢を追いかけろ。あきらめるな。失敗を恐れるな。コロナに打ち勝つ最高の笑顔で!」
 スローガンにはこのような思いが込められています。
 私は昨年の舞台でミュージカルを上演しました。先輩方の素晴らしい演技を見てきて、私たちもこのような姿を見せるのだと意気込んでいました。練習では、自分の殻を破ることの難しさや恥ずかしさの壁に直面すると同時に、「自分一人が頑張っても仕方がない」と、ためらいもありました。しかし仲間と協力する中で、全力で取り組むことの大切さを感じました。あの達成感や感動はかけがえのないものであり、さいきょう祭は自分を成長させる絶好の機会だと思います。
 昨年同様マスクをつけ、思い切り声を出せなかった練習を経て迎えるさいきょう祭ですが、全員が全力を尽くし、最高のさいきょう祭を作りあげます。
 今年もこの素敵な会場で発表する機会を設けてくださった先生方、支えてくださった保護者の皆様、会場スタッフの皆様、本当にありがとうございます。本日はどうぞお楽しみください。