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インタビュー

卒業生 インタビュー2016

才教での経験は、私の将来の夢を明確なものにしてくれた基盤となっています。

平成24年度卒 慶應義塾大学法学部法律学科

小学2年の時、才教学園が開校し、中学卒業まで8年間通いました。小・中学校通じてともに過ごした仲間たちと経験したことは、今でも、私にとってたくさんの価値となっています。特に才教学園の3大行事では、クラスの仲間たち全員で励まし合い、団結し、目標に向かって取り組むことの素晴らしさをとても深く学んだと思っています。中でもプレゼンテーションコンテストでは、友人の素晴らしいスピーチに感動し、それがきっかけで私も将来は人前でプレゼンテーションができる人になりたいと思い描くようになりました。また、高校に進学してからも、才教学園で得た経験は、「学習のしかた」だけでなく、部活動で部長をするなど意欲的に行動できる力が身につき、充実した学校生活を過ごすことができたことにつながっていったと思います。大学生活がスタートした現在、中学生の頃から少しずつユニセフなど国際貢献に興味を抱いていた私は、より明確に、将来は国連や人権擁護の場で活躍できる人になりたいという夢を持つようになりました。そのために大学では、英語だけでなく多言語を学んだり、留学なども経験しながら、知識を広げ、さまざまな力をつけていきたいと考えています。

卒業生 インタビュー2016

志教育の中で学んだ自分自身の在り方。

平成22年度卒 大阪大学歯学部歯学科

才教学園への入学は、開校初年度。私が小学4年の時でした。私の将来の成長や学ぶ環境を考え、父がすすめてくれました。当時、4年生は3人だけ。仲が良いのはもちろん、学習面では常に「良いライバル」としてお互いの学力を競い合うとても充実した毎日を過ごしていました。今振り返ると、当時から志を高く持って行動することや、人として大切な倫理観などを学校生活の中でさまざまな体験を通じて学び、経験を重ねていったと思います。例えば、きちんと挨拶ができることは才教学園では当たり前の風景ですが、修学旅行で行った九州では、行く先々でそのことがほめられることが多くありました。また、修学旅行中も毎日クラスの仲間と1日の行動を振り返り、良かったこと、良くなかったことをみんなで意見を出し合う反省会を行うなど・・・今考えると、自然と「人として大切なこと」が身につき、将来自分の目指すべき道も見えてきたのではないかと思っています。中学の時、将来は歯学部へ進みたいと考え、英語の勉強にも力を入れました。私は映画が好きなので、洋画を字幕なしで見て、授業の他にも独学で英語を勉強していました。高校に進学してから1年間、アメリカに留学していましたが、この時の決断や行動も才教での学校生活で培われた経験があったからこそだと感じています。これから大学の歯学部で学んでいくことになりますが、自分の信念をしっかりと持ち、患者さんの心に寄り添った診療ができる歯科医になりたいと思っています。

卒業生 インタビュー2016

自分はやればできる。という自信が確信に変わった学校生活。

平成27年度卒 松本深志高校

「毎日学校に来ることが本当に楽しかった」というのが私が才教学園に通った9年間で強く感じていることです。時には、友達とふざけすぎて先生に叱られたこともありましたが、それも含めて最高の学校生活だったと感じています。また、小学1年から中学3年まで時間とすれば長いですが、楽しいことばかりだったので過ぎてみると、とても短く感じています。毎日の生活も充実していましたが、数々の才教特有の行事は欠かすことのできない思い出です。特に、中学の修学旅行と体育祭は、仲間たちと共に自分自身大きく成長できた機会となりました。修学旅行ではオーストラリアで楽しく過ごせたことはもちろん、課題であった現地の人へ英語でのインタビューを頑張ってできたこと、中学3年では生徒会長として体育祭に関わり、同じ組の仲間と全力で競技したこと、その気迫とみんなの姿は忘れることはありません。この春から、志望していた高校に合格して新たな生活がスタートしていきますが、中学生の時は今までにないくらい本当によく勉強をしたと思います。その結果、学力は向上していきましたが、「自分はやればできる」という体験ができたことで自信が持てたことが何よりも大きな価値として残っています。そして、将来は、医師になりたいと考え始めています。父が医師をしているのでその姿を毎日見て、尊敬できるやりがいのある仕事だと感じているからです。これからも才教で身につけたものごとを達成していく力で頑張っていきたいと思います。

卒業生 インタビュー2016

役割と責任の大切さをさまざまな機会を通じて学びました。

平成27年度卒 松本深志高校

小学2年の時、才教学園のパンフレットを見る機会があり、載っている学校の雰囲気にとても魅力を感じて入学しました。当時のことは今でもはっきりと覚えていて、みんなとても気さくに接してくれてすぐにクラスの仲間と打ち解けることができました。才教では、7年間何事にも自分の役割に責任をもって行動することを多く学びました。私は小学校から中学校まで環境委員会を、中3ではその委員長を任されました。環境委員は日常では黒板消しの清掃から始まり、学校の整備を幅広く行っていきます。目立つ役割ではないのですが、この役割がないとみんなが学校で気持ちよく過ごせない、無くてはならない役割だと思い、ずっと責任をもって続けてきました。このことは、自分が今後、高校とその先の人生を歩んでいく上で貴重な経験になったのではないかと思っています。他にもさいきょう祭で「バスマスター」の演奏役を任せてもらえた時には、みんなの歌声やテンポに合わせて音量を調節したり、自分が得意なことだったこともありましたが、その役割が十分に発揮できたこともとても嬉しい思い出となっています。また、学習面では、数学が特に好きだったので、小5から数才クラスにも入り、頑張ってやればやるほど問題が解けていくところがとても楽しかったです。このことも含め、中学に入ってからは受験を見据えて自分の志望校に向かって頑張りました。最後になりますが、才教では、勉強だけでなく、人が持つ志の大切さも多く学ぶことができました。私は将来、学んだことを生かして、みんなが笑顔になって喜んでもらえるようなことができる人に成長していきたいと思っています。

卒業生 インタビュー2016

自分のチャレンジ精神を沸き立たせてくれた学校の環境と仲間たちの存在。

平成27年度卒 開成高校

姉が才教学園に通っていて、その生き生きとした姿を見たり話をきくうちに、才教学園の「何事にも一生懸命に取り組み、それを周りも支え合う」という環境に憧れを持っていました。私は中学校から入学しましたが、自分の望んでいた環境の中で過ごすことができてとても嬉しく思いました。才教学園では挑戦する機会が沢山あり、ここから多くのことを学びました。例えばさいきょう祭での配役はオーディションで決まるため、希望する役につくためにみんな懸命に練習します。中3の時には中学生合唱の指揮者になるために夏休みの間毎日曲の背景と解釈を調べ、構想を練り、指揮の練習に励みました。結局指揮者にはなれませんでしたが、この経験により選ばれた仲間の苦労が分かり感謝できるようになりました。行事、委員会活動、多くの課題で多忙な日々の中、高い目標の実現には限られた時間の中で有効に学習するための「時間の使い方」がとても重要だと感じました。このことはきっと社会人になってからも役立つと思い必死に取り組みました。私は東京の高校に進学します。当初県内の高校にするかより深く学ぶための環境が整った首都圏の高校にするか迷ったのですが、才教学園で出会った友人が「首都圏の高校に進む」と言って頑張る姿に触発され挑戦することができました。自分の目標に向かって努力し続けた日々は一人暮らしで高校生活を送る自信を与えてくれました。才教学園で培ったチャレンジ精神で自分の世界をどんどん拡げ、興味を持った分野を追求し将来は自分が学んだことを多くの人達に発信する仕事に就きたいと思っています。

卒業生 インタビュー2016

大勢の仲間たちと先生方、最高の環境で過ごすことができた3年間。

平成27年度卒 松本深志高校

小学6年の時、さいきょう祭を家族で観に行ったことが入学を決めるきっかけでした。その時まで私はこの学校のことをあまり知りませんでしたが、ステージ上で行われたミュージカルの凄さに感動し、こんなことができるような環境でぜひ学んでみたいと率直に感じ、両親にその想いを伝えました。才教学園に入ると、初日から気軽に声をかけてくれる人がたくさんいて、すぐに環境に馴染むことができ、何事にもみんなで一生懸命取り組む校風もとても好きになりました。先生方も親身にかかわって下さる方ばかりだったので、勉強だけでなく人間関係においても、私にとって最高の環境でした。中学3年の時には副生徒会長を任され、数々の行事でリーダーシップをとる立場となりましたが、はじめのうちは声があまり出ず、なかなか思うようにいかないこともありました。しかし、「自分がやらなければ、みんながまとまらない」と自ずと気づき、一生懸命に取り組みました。この経験で人に伝えることの大切さをとても多く学びました。本当にとても濃い中学3年間が過ごせたと感じています。社会の授業で学んだ領土問題や紛争のことがきっかけで、私は将来、国際機関で働くことを考え始めました。学んでいくうちに世界の平和に貢献したい、働きかけたいという思いがどんどん大きくなりました。また、機会のある毎にいただく校長先生のお話も大好きでした。とても熱い気持ちが伝わり毎回感動していました。このように、才教学園で過ごした3年間には自分の道を切り拓くチャンスがたくさんありました。本当にこの学校に入学してよかったと改めて感じています。

卒業生 インタビュー2016

私の夢に近づくために必要な責任感と行動力を学んだ3年間。

平成23年度卒 信州大学医学部医学科

私は、小学校の時、ある医師が書いた本を読んだ時から、将来医師になりたいと思っていました。そのためにより高いレベルでの勉強をしたくて、中学からは才教学園に入ることを決断しました。入学してまず、印象に残ったのが先生方と生徒の関わりの深さです。先生方は私たちのために、とてもアクティブに行動し、学習面でも学校生活でもまた細やかに指導してくださり、大きな支えとなっていました。この3年間の中で、私自身率先してリーダーシップを取ることが出来るようになったと思います。才教学園では、学校生活の中で「責任をもって行動すること」や「一人ひとりが役割を自覚して行動する」場面が多くあります。私はこれらのことを実体験として経験できたことで、高校に進学してからも部活動で副部長を務めたり、イベントでクラスのまとめ役になるなど、積極的に行動し、あらゆる場面でその力を発揮することができたと思います。また、これから大学生活がスタートし、医学という道への第一歩が始まりますが、才教で経験したことを糧として頑張っていきたいと考えています。そして長い道のりにはなりますが、患者さんと良い信頼関係が築ける医師になりたいと思います。

卒業生 インタビュー2016

才教には、その後の自分を大きく成長させることがたくさんあります。

平成23年度卒 東京工業大学 第7類

才教学園に入学したのは小学3年の時、まだ内田の校舎でした。当時は学年の人数も少なかったので、違う学年と合同授業を行うこともありました。今でもそうでしょうが、学校全体が仲の良い環境に包まれていました。中学卒業までたくさんの思い出がある才教学園での学校生活で、私が一番影響を受けたのは「さいきょう祭」です。特に中学2年の時ミュージカルに取り組みましたが、脚本から演出まですべてオリジナルで行うことになりました。私は主に演出を担当したのですが、その中でさいきょう祭では初となるバンド演奏を取り入れたり、歌を創作したり、クラス全員で何度も何度も練り直しながら、切磋琢磨し、本番を迎え大成功したことを思い出します。さいきょう祭は、単にクラスで出し物をする場ではなく、そのプロセスで学ぶことがたくさんあります。仲間との団結、決めたことをやり遂げる、一人ひとりがその役割でリーダーシップを発揮していきます。このことを経験したおかげで、高校生活でも部活動の部長や学年幹事長に任命されるなど意欲的に高校生活を送れたと思っています。また、今でも一緒に頑張ることができた才教の仲間たちとの交流は続いています。今後東京の大学に進むことになりましたが、そこでも才教学園で巡り会えた先生方や友人達と同じように素晴らしい人間関係を築いていきたいと思います。