才教学園には、年間を通じて子どもたちの「志」を大きく育てるたくさんのイベントがあります。中でもさいきょう祭、体育祭、プレゼンテーションコンテストの3大行事は、何ヶ月も前からたくさんの練習や準備を積み重ね、一人ひとりが最高の結果を残せるように、幾つもの壁を乗り越えながら本番を迎えます。最高のパフォーマンスを発揮した達成感や沸き上がる感動が精神の成長につながります。
才教学園には、年間を通じて子どもたちの「志」を大きく育てるたくさんのイベントがあります。中でもさいきょう祭、体育祭、プレゼンテーションコンテストの3大行事は、何ヶ月も前からたくさんの練習や準備を積み重ね、一人ひとりが最高の結果を残せるように、幾つもの壁を乗り越えながら本番を迎えます。最高のパフォーマンスを発揮した達成感や沸き上がる感動が精神の成長につながります。



さいきょう祭では学年ごとに合唱・合奏・ミュージカルなど練習の成果を披露します。例年、短期間に集中して練習し、音楽が苦手な子も得意な子も互いに協力して、一生懸命努力して一つの作品を作り上げます。真剣に練習するが故に意見の食い違いが起きることもありますが、本番までには一致団結して、素晴らしい演奏・演技を見せてくれます。
第21回さいきょう祭では、8年生がミュージカル「The Sound of Music ~2025さいきょうver.~」に挑戦しました。途中、何度も壁にぶつかり、考え、話し合い、修正し、苦労しながら一歩一歩乗り越えて、本番では最高の演技を披露することができました。本番のステージを終えた時の達成感、わき上がってくる感動もひとしおだったのではないでしょうか。
1年生から9年生まで各々の熱演に対する、観客の皆様の心からの拍手に、子ども達は感動し自分の新たな一面を発見します。今年もどんな舞台が披露できるか楽しみです。



座談会思いを重ねて創り上げた 最高のステージ
平野 すみれ さん
(9年生)
内山 雄介 君
(9年生)
上原 実桜 さん
(9年生)

─ 8年生の学年発表ミュージカル「The Sound of Music ~2025さいきょうver.~」ではどんな役を演じましたか?
平野)私は主役のマリアを演じました。愛情深く、周囲を包み込む存在なので、家族への思いや感情の動きをどう表現するかを大切にしました。校内リハーサルで思うように評価されず、悔しさや焦りもありましたが、自分の演技を見直し、仲間の動きを受け入れることで、より深く役に入り込むきっかけにもなりました。
上原)私はトラップ家の長女リーズル役です。きょうだいが多い物語なので、自分一人が目立つのではなく、いかに全員のキャラクターを引き立てられるか、そのバランスを大切にしました。
内山)僕が演じたトラップ大佐は元軍人ということで、立ち方や口調まで一つひとつを研究し、先生の助言も得ながら人物像を練り上げました。また、閉ざした心が再び開いていくまでの感情の移り変わりをどう表現するかについても深く考え、役作りに取り組みました。
── みなさん、役だけでなく係も兼任されたそうですね。
内山)僕は新設された「広報係」の係長として、舞台の魅力を校内に発信する役割を担いました。インタビューのスケジュール調整や発信のタイミングを考えながら、周囲との連携や情報の伝達を積極的に行いました。一人ひとりの意見にリスペクトを持ち、一つの形にまとめ上げる難しさを知ると同時に、大きなやりがいも感じることができました。
平野)私は演出係として台本作りや全体の調整を担いました。役との両立には難しさもありましたが、目線や動作、背を向けている時でも感情が伝わるよう意識するなど、「観客からどう見えるか」を常に考え続けたことが、作品の完成度につながったと思います。
上原)私は演出係長として、一人ひとりに適切な指示が出せるよう、常に各係の状況を把握することを意識していました。みんなそれぞれにこだわりがあるからこそ、意見の調整ややる気を引き出す難しさもあり、トップに立つ責任の重さを感じる日々でした。
── 準備を進める中で、ぶつかり合ったこともあったとか。
平野)演出係が複数いて、それぞれ別々に練習を進めていたこともあり、解釈の違いから意見がぶつかってしまって。
内山)本番2日前だったから、あの時は本当に焦った。
上原)それぞれが本気だからこそ、衝突しちゃったんだよね。
平野)でも、話し合いを重ねて「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を徹底したことで、それぞれの想いを一つの力に変えていくことができました。
── 当日、特に印象的だったシーンを教えてください。
内山)観客の皆さんからの大きな拍手を耳にした時、心が震えました。学年全員が一丸となった成果が形となって現れたこと、そして自分のすべてをかけて取り組んできた作品が評価されたことが感慨深かったです。
平野)リハーサルの時点では自分の演技で精一杯でしたが、本番ではマリアとして物語の中に生きている感覚が芽生え、楽しくて仕方がありませんでした。仲間と心を通わせながら、音楽の素晴らしさや演じることの楽しさを純粋に味わうことができました。
上原)ラストの曲で、私はステージの一番高い場所で歌ったのですが、そこから仲間の後ろ姿と観客の皆さんの表情が一度に見えたんです。「みんなに大変な思いをさせてしまったけど、それでも一緒に歌ってくれている」と感じた瞬間、涙が止まらなくなってしまって。あの景色は一生忘れられません。
── さいきょう祭を終えて、自分の糧になったと感じることは?
内山)自分を表現することへの躊躇がなくなり、堂々と人前に立てるようになりました。現在も環境委員長として、自分の意志を持って後輩に指示を出すことができています。将来どんな場面に立っても、自信を持って意見を発信できる確かな力がついたと感じています。
平野)理想に向かって、妥協せず何度も作り直していくプロセスの大切さを学びました。一つの目標に対して、回り道をしながらでも形にしていった経験は、自分にとって大きな財産です。
上原)私は今、生徒会長を務めていますが、さいきょう祭の時期は選挙やテストも重なり、まさにマルチタスクの極致でした。でも、自分の決めた道から逃げない強い気持ちと、自分と仲間を信じる勇気を得ることができました。あの大変な時期を最後まで走り抜けた経験があるからこそ、これからのどんな壁も自信を持って乗り越えていけると思います!
さいきょう祭をご覧いただいた保護者の方々から寄せられた感想をご紹介いたします。