高度な学力
身につける

本校では「学ぶ力」を高めるために、開校以来、学習スパイラルを実践しています。
大学入試改革でも、知識を問うのではなく思考力・判断力・分析力・表現力を入試で測ると謳われており、社会で活躍するためには必須の能力だといえます。

学習スパイラルにより
「学ぶ力」を高めていきます

Power1基礎学力(知識)
  • 通常の教科書内容
  • 反復練習としての才教トレーニング
  • 基礎国語力向上のための暗唱や漢字練習
  • 基礎的理化学実験

学習指導要領にある標準的な学習内容については、まず記憶し、反復練習して基礎学力(知識)を十分身につけます。また、実験や体験により知識の肉付けをしながら、定着を図るために十分な時間をかけて取り組みます。

Power2思考力・分析力・判断力
  • 実体験重視の授業内容
  • 密度の濃い授業
  • プログラミング
  • 発展的理化学実験
  • 短歌・俳句創作活動
  • 数才クラス
身につけた基礎学力(知識)をベースとして実験や体験などの実践を通して思考力、分析力、判断力を身につけることに重点を置いたカリキュラムを設けています。
Power3表現力
  • 「先達に学ぶ発表会」で毎日発表
  • 表現力を競いあうプレゼンテーションコンテスト
  • 海外の学校との交流
  • 構成力を高めるためのレポート作成
発表や実演を通して、客観的事実と自分の考えを他の人にわかりやすく伝えられる表現力を養います。

多くの授業時間数と少人数クラス編成が
生み出す密度の濃い授業

より多くの授業時間を確保し、少人数でハイペースな授業を実現することにより、生徒が基礎学力を十分身につけることができ、さらに発展的な学習に取り組むことができます。

土曜日登校 多くの授業時間
3年生以上は土曜日も登校。学習指導要領よりも多い、充実した授業時間を確保しています。
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相乗効果を生み出す 少人数&ハイペース
少人数編成のクラスでは指導の効率化と習得の効率化が図られ、無理なく進めていても結果的にハイペースに授業が進みます。

効率的に密度を高めた充実した授業

学びの質を高める

学習環境を大切にし、更なる高みを目指すため、本校では独自の取り組みをしています。自立の第一歩である時間管理が身につくよう、チャイムは鳴らしません。安全で安心な環境が整ってはじめて子ども達の大きな成長と自己実現ができるという考えから、「いじめは絶対に許さない」と全職員をあげて取り組んでいます。

少人数教育の意義

本校では、1、2年生が1クラス15名程度、3年生以上が1クラス20名程度の少人数クラスで、一人一人に行き届いたきめ細やかな指導を行い、それぞれの能力、個性を最大限に引き出します。
少人数クラスでは、授業や行事の中で、自然と発言や発表をする回数も多くなります。その小さな経験の積み重ねは、やがて大きな力となります。本校の卒業生が、高校、大学、社会人になってからも、様々な場面で臆することなく人前で話ができる人が多いのは、この日々の積み重ねで培った力がベースになっているといっても過言ではないでしょう。
また、少人数クラスでの学習は、学力向上に効果があるといわれています。例えば、理科の授業で顕微鏡を使った観察を行う場合、グループで交代しながら観察するのではなく、一人一台の顕微鏡を使用できることにより、しっかりと観察し、気づいたことを全体で共有することが容易になります。高学年の数学や英語の習熟度別授業では、通常のクラスよりも更に少人数で授業を行うことにより、各自のペースにできるだけ合わせた授業が可能になります。宿題や生活ノート等の提出物についても、教師が一つ一つの提出物に時間をかけて目を通すことができ、次の指導に活かすことができます。子ども達の「見ているだけ」「聞いているだけ」という時間を極力減らし、主体的に学ぶ機会を増やすことで、興味関心を喚起し、学ぶ意欲を持ちながら学習を続けていくことで学習効果を上げていくことができます。
更に、少人数クラスでは、個々の役割や存在が重要になります。自らが担った役割を果たしていくことで、自立心・責任感の育成につながっていきます。才教学園では一人一人が自分らしく活躍し、周りの人々と共に協力しながら学校生活を送ることができます。
今後のSTEAM教育の充実に伴い、主体的に学んだことをクラス内で共有し、協働しながらアウトプットしていくという機会がますます増えていきます。STEAM教育の導入で、少人数クラスの重要性は更に高まっています。今後も少人数クラスのメリットを最大限に発揮できるよう努めていきます。

チャレンジできる学習環境

本校では少人数クラスで子ども達が発言しやすい雰囲気の中、授業を楽しく安心して受けられる環境に溢れています。
授業を安心して受けられる環境とは、子ども達が「失敗」や「間違い」を恐れない環境です。「失敗」や「間違い」は、決して恥ずかしいことではなく、物事の本質にたどり着くための「入口」であると考えています。むしろ子ども達には、学校生活の中で、小さな失敗や間違いを繰り返し、それにめげずにチャレンジし続ける力を培っていってほしいと願っています。
なぜなら、社会人になると、仕事ですぐに結果を出すことの方が難しく、今後さらに複雑化すると考えられる世の中では、チャレンジを継続できる力が不可欠となってくるからです。
本校では、少人数クラスのメリットを活かし、今後も更に、授業や様々な場面で、子ども達が「失敗」や「間違い」を「新たな学び」に変えていける経験を積めるような環境づくりに努めていきます。

習熟度別授業と専科教員による授業

3年生以上の算数・数学および5年生以上の英語は、習熟度別に分かれて授業を行っています。また、各生徒のペースに合わせ、きめ細かい学習フォローを行っています。また、学年が上がるにつれ、より専門的で高度な内容にまで踏み込んだ授業が行われます。

数才クラス

週1回放課後、特に算数・数学が大好きな生徒対象の「数才クラス」を開講しています。(5~9年生対象)算数オリンピック大会に向けたハイレベルな問題演習や、思考力を鍛えるための問題演習など、様々な領域で演習と講義を行っています。その成果として、このクラスから算数オリンピックのファイナリストを輩出したり、S1グランプリでグランプリを獲得するなどしています。中には、数学者・科学者を目指す生徒もおり、熱気に満ちあふれています。S1グランプリで競っていた問題作成能力。現在でも生徒同士で問題を解き合い、力をつけています。

数才クラス問題

各種検定の実施

本校は英語検定、漢字検定、数学検定、日本語検定、英検Jr.の準会場であり、多数の生徒が検定に挑戦します。校内以外の目標に計画的にチャレンジすることで向上心を持って普段の学習に取り組むことができます。

全国模試

第Ⅰ期生(1~4年生)は年4~5回、第Ⅱ期生(5~8年生)は年5回、第Ⅲ期生(9年生)は年11回模試を受験します。客観的に個々の学力を確認し、弱点分野を分析して対策をとります。また、常に全国の水準を認識し「井の中の蛙」にならないよう、モチベーションを高めます。9年生は、長野県内で最も受験者が多い信学会の長野県高校入試学力テストを受検し、定評のあるデータを基に、進路選択の参考にしています。

放課後の学習フォローについて

本校では、子ども達の学習意欲に応えるため、放課後の学習フォローにも力を入れています。
学童保育、自習室の他に、各自の学習でわからないことがあれば質問できる「SAGASS(7~9年生対象)」「スイッチ(5・6年生対象)」「がんばり勉強(3・4年生対象)」(いずれも任意参加)と、子ども達の年齢やニーズに合わせた放課後学習室を充実させています。授業中とは違った雰囲気の中、子ども達それぞれのペースで、真剣に学習に取り組んでいます。

英語力を鍛える

将来、子ども達が高い志を持って、世界の一隅を照らす存在になるためには、自国の文化に加え、他の国々の文化、伝統を理解しながら協働できる力を養う必要があります。それを実現する大きなツールのひとつが「英語力」です。
インターネットの普及で世界中の情報が瞬時に取得できる現在、ほぼ全てのテクノロジーの母体を形成している言語が英語です。子ども達が将来どの分野に進んだとしても、英語力は欠かせないものです。また、日本の人口減少が加速していくことに伴い、今以上に多くの外国の人々と協働することも予想され、日本国内でも、英語でのコミュニケーション力が求められます。
本校では、高校・大学入試で今後更に求められていく英語の4技能(Listening / Reading / Speaking / Writing)を伸ばしつつ、これからの社会を担う子ども達が、将来英語を駆使していく礎となるカリキュラムを提供します。

オンライン英会話

英語を上達させるには、英語を使う時間を増やすことが最も重要です。授業で学んだ単語や文法を使って表現力を磨く機会を増やし、ListeningとSpeakingの技能を高めるために、高学年(5~9年生)の英語の授業を中心に「オンライン英会話」の時間を設けています。子ども達は毎回生き生きと英語を楽しみながら学んでいます。
1対1で話すことで個人のペースに合わせた指導を行うことができるので、生徒は失敗を恐れず、毎回小さな自信を得ながら英語力を伸ばしていくことができています。
また、毎回ほぼ同じ外国人講師が担当し、本校の英語教員と授業の前後に生徒の希望、伸ばしたい能力等をしっかり共有した上で授業を行うことで、積み重なった指導ができることも大きなメリットです。
英会話のシステムも、更に生徒の学習効率を上げるため、画面上に英文やコメントが表示される等の開発もしていただいています。
今後も一層の充実を図っていきます。
■オンライン英会話の活用例
・英単語の発音練習
・教科書に出てくる文の読み練習やイントネーションの確認
・教科書に出てくる表現を使った会話
・自己紹介
・家族、友達、自分の趣味を伝える会話
・シチュエーションに応じた実践的な会話(空港、スーパー、道を尋ねる等)
・自分の町や日本の紹介
・他の国との習慣、文化の違いを学ぶ
・トピックに対して、自分の意見を述べ、相手の意見を聞くなど

JPALの思い出 ~文化と言語の旅~

加藤 紬

(令和4年度卒業・松本深志高等学校1年)

僕たちは週に1回、JPALの先生と英語で会話をしています。英語という共通の言語を介して異文化に触れ、異なる言語環境での英語スキルを磨いています。僕にとって、ネパールの先生は良き相談相手でもあります。どんなことも気軽に相談できる頼もしさがあり、僕は先生に相談することで、不安だった英語弁論大会でも全国大会出場を果たすことができました。

株式会社 JPAL
Exective Chairman

Mr. Amrit Tuladhar

Welcome to JPAL Online English! We provide you with highly trained English language tutors so that you can improve your English conversation and have fun while doing so. Join us and start your English language journey.

オンライン英会話提供会社 JPAL

長野県中信地区を中心に、子ども達の英会話の指導を長年行っている「エープラス英会話スクール」と、ネパールのIT関連最大手「Muncha.com」が共同開発したプログラムです。エープラス英会話スクールではJPALを使用したオンライン英会話を実践しており、個人のニーズに合わせた指導は高い評価を得ています。

1年生から行う英語授業

1年生から英語の授業を行い、9年間で高い英語力をつけられるようにしています。1年生から4年生は平日の毎日25分間、全学年一斉にEveryday Englishの時間を設け、楽しみながらリスニングと発音の能力を身につけます。5、6年生では週3時間の英語の授業があります。クラスは、習熟度別に分かれて、英語専科の教員により中学校課程の教科書を用いて高度な内容の会話や読解に取り組みます。7年生以上では、スピーチやディスカッションで実践的に英語を使う一方で、長文読解や英作文にも力を入れます。

Everyday English1~4年生

毎日25分間、1年生から4年生まで一斉に英語の授業を行います。学級担任と英語専科の教員、ネイティブスピーカーの教員が交代で授業を行い、歌やゲーム等のアクティビティで会話やリスニングの能力を身につけるとともに、Phonics法(英単語のつづりおよび読みのルール)を学び、発音やライティングの力も高めます。聴覚の鋭敏なこの時期に、楽しみながら毎日英語に触れることが、英語力を身につける第一の条件であると考えています。

英語の森

実践的な場面で英語を使ったコミュニケーション活動を全校で行うカリキュラムです。実用的な英語の能力や積極的に英語を使おうとする姿勢を身につけ、普段の英語学習に対するモチベーションを高めます。

英語キャンプ8年生

8年生では、乗鞍高原にあるNORTHSTARという施設で様々なアクティビティに挑む英語キャンプを行います。世界各国から集まったスタッフの指示のもと、数名ずつのチームに分かれて、壁登りや丸太を吊ったロープコースなど自然を利用した難コースを攻略していきます。英語による実践的なコミュニケーションを体験し、後の英語学習に対するモチベーションが高まります。さらに、体を張って仲間と協力して課題を克服した経験を通して信頼感と絆が深まります。

姉妹校との交流

平成29年から、姉妹校であるParktone Primary School(オーストラリア、メルボルン)と交流を行っています。クリスマスカード交換、Skype交流を行い、本校の9年生が現地を訪問し、Parktoneの生徒が本校を訪れ、交流を深めています。令和元年4月にも9年生が修学旅行で現地を訪問し、文化交流とホームステイを行いました。昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、現地に赴くことができませんでしたが、今年度からはオンラインでの交流や、STEAM型プロジェクト学習でも連携を強めていく予定です。交流を通してお互いの理解を深め、将来、両国の架け橋となることを願っています。

実体験を重視

社会科見学、理科実験実習など実体験を重視します。社会やものの背後にある人の想いや情熱を、実体験を通して肌で感じることで、文字や画像では得られない経験ができます。新型コロナウイルスの流行以降、デジタル技術の重要さを痛感すると共に、実体験でしか得られない思いや感覚があると再認識しています。STEAM教育を推し進めるなかでも実体験の重視は引き続き行っていきます。

  • 観察(各学年)

  • 凧づくり(1年)

  • 昔の遊びを楽しむ会(1年)

  • さいきょう商店街(2年)

  • 街探検(2年)

  • 図書館見学(2年)

  • 3年生とけん玉練習(2年)

  • 遠足(1・2年)

  • 百人一首大会(1~6年)

  • 味噌づくり体験(3年)

  • 農業について学ぶ(3年)

  • こだまの森遠足(3年)

  • スーパーマーケット見学(3年)

  • 消防署見学(3年)

  • 登山遠足(4年)

  • 浄水場見学(4年)

  • 県庁見学(4年)

  • クリーンセンター見学(4年)

  • 新聞出前授業(4年)

  • 長野県フェスティバル(4年)

  • スキースノボ教室(4~8年)

  • トヨタ未来スクール(5年)


  • 宿泊見学(5年)

  • 食品加工について学ぶ(6年)

  • 武道(7~9年)

  • メディアリテラシー講座(7~9年)

  • 赤ちゃん先生教室(8年)

  • 和太鼓体験(9年)

さいきょう商店街

2年生が商品を製作し、店員を務め、1年生がお客として買い物に来る生活科の学習です。2年生は数人のグループ毎にお店を計画し、出店許可をもらうため、校長先生の前でプレゼンテーションを行います。事前に1年生の嗜好調査アンケートを実施して、商品を手作りし、開店準備をします。当日は仲間と協力して売上一番を目指して必死に働きます。お客である1年生の喜ぶ姿を見て、「働く喜び」、「みんなを幸せにする喜び」を実感します。

保護者の声

授業をご覧いただいた保護者の方々から寄せられた感想をご紹介いたします。