21世紀型スキルを高め『テクノロジーと共生する力』
『多種多様な価値観と共生する力』を育むSTEAM教育

社会構造の変化に伴い、今後益々必要とされる創造力や問題解決能力などを育むことを目的とした教育プログラムです。プログラミング学習や探求型学習を通じて、実践的なスキルや論理的思考力などを高めていきます。

社会構造の変化

日本の社会構造は、急激な少子高齢化や人口減少を背景に大きく変化しています。深刻になっている労働力不足を補うために、AI、IoT、ビッグデータなどの活用による労働生産性の向上や外国人労働者の受け入れ、女性・高齢者の就労促進などが、今後益々求められていくでしょう。そのような未来において、テクノロジーを駆使し、人々と協働していくために、子どもたちは『テクノロジーと共生する力』『多種多様な価値観と共生する力』を身に付けていかなければなりません。

社会構造の変化

クリエイティブリーダーを育成する21世紀型スキルの習得

STEAM教育

STEAM教育
とは

各領域・分野の理解を深め、それらの知識や技能を統合しながら、活用する力を身につけることで、課題解決力、批判的思考力、創造力など、未来社会に必要不可欠な21世紀型スキルを高める教育がSTEAM教育です。

21世紀型スキル
とは

  • 学習スキル
    ● Critical Thinking
    (批判的思考)
    ― 物事の本質を見出し、問題の解決策を探ること
    ● Creativity
    (クリエイティビティ)
    ― 物事を多面的にみて、枠にとらわれず思考すること
    ● Collaboration
    (コラボレーション)
    ― 共通の目的のために他者と協力し、妥協点を見出すこと
    ● Communication
    (コミュニケーション)
    ― 異なる他者に、効果的に考えを伝えること
  • リテラシースキル
    ● Information Literacy
    (情報リテラシー)
    ― 事実、数値、統計などの情報を見出し、正しく評価し、整理し、利用すること
    ● Media Literacy
    (メディアリテラシー)
    ― 情報公開の方法と手段について理解すること
    ● Technology Literacy
    (技術リテラシー)
    ― デジタルデバイスやその他機械の仕組みについて理解すること
  • 生活スキル
    ● Flexibility & Adaptability
    (柔軟性と適応性)
    ― 必要に応じて計画から逸脱し、変化や未知のものに適応すること
    ● Initiative & Self-Direction
    (自発性と主体性)
    ― プロジェクトや戦略、計画を自ら積極的に立ち上げること
    ● Social & Cross-Cultural Skills
    (社会と異文化スキル)
    ― 相互の利益のために他者と出会い、理解し、ネットワークを築くこと
    ● Productivity & Accountability
    (生産性と管理能力)
    ― 効率を維持し、適切な時間内に仕事を完了させること
    ● Leadership & Responsibility
    (リーダーシップと責任感)
    ― 目標を達成するためにチームを動かすこと

21世紀型スキルを育む、
才教学園のSTEAM教育

STEAM教育|学びの主な要素

STEAM教育では、現実社会における課題を探究して解決策を提示していくことが大切なことになってきます。
学校という狭い空間にとどまらず、外の世界とつながっていくことが、STEAM教育の大事なポイントです。才教学園では、多数の企業・団体・個人と協働することで本校独自のSTEAM教育を展開していきます。

教科横断的な学び

教科の枠を超えて従来の学びのあり方を問い直します。これまで独立していた学問分野を結びつけることでより豊かな想像力を養い、創造的な方法により問題解決を図ります。

多くの実体験からの学び

座学による知識の習得にとどまらず、習得した知識を実体験と結びつけることで学びを深めていきます。知識の習得と実体験が互いに良い影響を及ぼし合う学びの場を作っていきます。

地域社会・企業との協働からの学び

地域社会や企業と交流を持つことで、より開かれた学びの場を作っていきます。近しい人だけではなく、新たに出会う他者と協働することで、思考・判断・表現を深める対話力を身につけます。

テクノロジー活用からの学び

テクノロジーに関する正しい知識を習得するだけでなく、実際に様々な場面で活用することで、現代社会では欠かすことのできない、テクノロジーを主体的に用いるスキルを身につけます。

表現活動からの学び

情報や技術に受け身になるのではなく、自分で新たな価値を生み出す創造性、表現力を身につける必要があります。プレゼンテーションによる解決策の提示、具体的な物や作品の制作、地域貢献活動、啓蒙活動など学校内外で多くの表現活動を行い、子ども達のアウトプットする力を育みます。

学年ごと重点的に伸ばす能力

本校のSTEAM型プロジェクト学習は
多くの企業・団体・個人がサポートしてくださっています。

才教学園STEAM教育
アドバイザー

料理研究家


千葉 真知子様

世界各地で料理を教えていると、子どもたちの発想の豊かさに驚かされることがあります。特に昨今は、多くの国々で子どもたちの創造力を育む教育が国家プロジェクトとして行われていることを実感しています。元々多くの感動体験を通して子どもたちの志の芽を育んでこられた才教学園でのSTEAM教育の実践例が、全国の学校に広がっていくことにより日本全体の教育が更に発展していくよう、積極的にサポートさせていただきます。

プロフィール東京、ニューヨークを拠点に活躍。日本人料理研究家としてはじめて米国でアーティストビザを取得。

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株式会社math channel代表取締役
数学の楽しさを伝える数学のお兄さん。

横山 明日希様

才教学園のSTEAM教育の強みは、多くの実体験と多くの表現活動が9年間の学校行事にふんだんに組み込まれていることです。STEAM教育を実現するうえで「インプット」と「アウトプット」の環境がとても大切です。地域の社会とつながりインプットを行い、開校当初からの伝統であるさいきょう祭でのアウトプットをする。日々変わりゆく社会のなかで学校ができることを、共に考え、価値づくりをしていきます。

プロフィール「体験」を学びや、異分野を掛けあわせた独自の切り口で、より算数・数学を身近にする授業、講演、書籍執筆を展開。Eテレの「3か月でマスター 数学」にて講師として出演。

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土曜特別
STEAMプログラム

3年生~5年生対象に年間を通してSTEAM教育の学びが体感できるプログラムを希望制で実施しています。株式会社math channelのスタッフが講師を務め、理数分野を中心に絡めたゲーム作り、アート作り、実験など学期ごとに様々な体験が可能です。

保護者の声

授業をご覧いただいた保護者の方々から寄せられた感想をご紹介いたします。