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インタビュー

卒業生 インタビュー2022

才教の課外活動で体得した 生涯にわたり役立つ能力

平成30年度卒業 信州大学 医学部医学科

 才教には独自の課外活動が多くあり、そこから得た刺激や学びは、物事の考え方や捉え方に大きな影響を与えてくれました。多面的な考え方、広い視野、発想の転換力、創意工夫する力、チャレンジ精神、サバイバル能力、他人を思いやる力...いずれもこれから生きていく上で欠かせない能力で、才教の充実したカリキュラムだからこそ伸ばせたものです。
  中でも印象に残っているのは9年生の「修学旅行」です。滞在先のオーストラリアで異文化に触れ、固定観念を打ち破る経験ができました。また、9年生の時の「体育祭」では用具係長になり、9学年全員を統率する経験をしました。年齢差により状況判断や視点の違いがある中で指示の出し方などに苦心しましたが、創意工夫でギャップを乗り越えることができました。
  こうした能力は高校生活や大学受験でも役立ち、今もその恩恵を受けていると実感します。確かな学力も身につけることができました。学習意欲をそそる各単元の"深掘り"を私たちは"才教貯金"と呼び、大学受験の際にとても役立ちました。
  大学では、医療人として必要な人格や姿勢についても深く学び、さまざまな患者さんの多様な考え方を尊重できる医師になりたいと思っています。ここでも、才教で身につけた能力が役立つと確信しています。

卒業生 インタビュー2022

人としての基本を身につけ 人間性や学力も成長

平成30年度卒業 大阪大学 医学部保健学科

 9年生の時の「さいきょう祭」は、最高学年として集大成のステージに臨みました。演目は映画「グレイテスト・ショーマン」の中の数曲を再構成して演奏したり踊ったりするもので、私はダンス係を担当しました。練習が進まず焦りを感じたこともありましたが、本番までラスト1か月となって一人一人が本気で努力して急成長し、素晴らしいステージとなりました。
  才教での学びで「世のため人のために尽くす」という考えが自然と身につき、進路について考えた時に誰かの役に立てる人間になりたいと思い医療関係を志すことにしました。「世のため人のために尽くす」という言葉に支えられ、目標に向かって進むことができたのだと思います。挨拶もまた、普段から厳しく教え込まれ、その大切さは卒業後に実感しました。大切なコミュニケーションツールで、社会で生きる上で重要な挨拶を、小学生の頃からできるようになっておいてよかったと思います。
 将来は国際的に働くのが目標で、国際看護師の資格を取得して様々な国に行き人を助けたいです。そのためにも長期留学に行き、現地の文化や考え方を吸収して活かしたいとも思います。
 自分のやりたいことをやりきって、小学校卒業時の担任の先生からの宿題「幸せになりなさい」を提出できるように、幸せな人生を歩んでいければと思います。

卒業生 インタビュー2022

1回1回の体験で自分を高め 育んだチャレンジ精神

平成29年度卒業 早稲田大学 法学部

中学から学んだ才教の一番の思い出は9年生の時の「体育祭」です。私は体育祭の本部長を任されました。最高の体育祭にするため自立して考え行動し、下級生の手本になることを第一に、仲間と協力して全校をまとめられるようにしました。初めのうちはあまり熱心に取り組まない生徒もいましたが、応援団長を中心に赤・白それぞれ話し合いを持ってもらうことで気持ちを高めることができ、全校生徒がより良い体育祭を創りあげようと白熱し協力し合うようになり、結果的に120点の成功をおさめ、「やりきった」思いでいっぱいになりました。
  才教では自分の枠を越える経験を何度もさせてもらい、チャレンジ精神を育むことができました。例えば、副生徒会長としての初仕事は、まつもと市民芸術館の壇上に立ち、新入生親子の前で挨拶を述べることでした。内容は先生に添削していただいて暗記するなど、1か月がかりでした。9年生の「さいきょう祭」では、全校合唱「みんなスター」の指揮者を務め、先生の厳しいご指導のもと各クラスの練習指導にも回りました。
  将来は弁護士になるのが目標です。世の中の困っている人の弁護に就き、社会に貢献していきたいと思います。法律を学ぶことは、起業するという夢の実現にも役立ちます。そのために、大学入学後は猛勉強していく覚悟です。