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インタビュー

卒業生 インタビュー2023

今までも、将来にも活きる 才教で身に付いた能力

令和元年度卒業 中央大学 法学部国際企業関係法学科

9年生の時の体育祭で白組副キャプテンとして全学年をまとめ、体育祭を作り上げていくという責任ある役割を担いました。キャプテンや応援団長、副団長と考えた応援合戦や、全校競技のルールなどが低学年でも覚えやすいように工夫して全学年をまとめることができ、白組を優勝に導くことができました。
高校進学後、才教学園で身に付いたプレゼンテーション能力が役立ち、スライドの作り方や発表の方法などを先生から褒めていただきました。また、高校のテニス部で副部長を務めた折にも、才教学園での経験を活かして役割を全うできました。
大学では法律を学び、社会について理解を深め、法曹界を目指します。小学生のころから力を入れてきた英会話スキルを活かせるよう、より実践的な英語力を身に付けて世界で通用する言語力を習得したいと思います。
才教学園は少人数制だったため卒業後も先生方、同級生、そして先輩たちともつながりが続き、進路選択に当たっても自分が知らなかった進学先を教えられ、選択肢が広がりました。
将来は、多様な人とつながりを持ち慕われている弁護士の祖父のように、誰かに必要とされる人間になるのが目標です。才教学園で教えを受けてきた「理念」を体現できるよう、世界の人と関わりを持ち、さまざまなことを学んでいきたいです。

卒業生 インタビュー2023

全力で取り組んだ体験が後押しするグローバルな挑戦

令和元年度卒業 Fraser International College Arts and Social Science

才教学園では、何事にも主体的、積極的に全力で取り組む意欲的な生徒に囲まれた環境で過ごし、さまざまなことに挑戦する性格が形成されました。私自身も体育祭でキャプテンを務めたり、「さいきょう祭」の全校合唱で伴奏をしたりと、多くの人と協力して挑みました。その経験はとても楽しいものでした。
在学中で一番の思い出は、9年生の時の修学旅行でオーストラリアを訪れたことです。海外に出て初めて日本を客観的に見られるようになり、多様な価値観があることを知って衝撃を受けました。自分がいかに狭い世界で生きてきたかを思い知らされ、留学したいと思うようになりました。
今春からカナダのカレッジで学び、来年には4年制大学に編入する予定です。実践的な学びを得て、インターンやボランティアにも積極的に参加したいと思います。日常からカナダの文化や制度などを肌で感じ、他の国の留学生とも積極的に関わりを持って、国際感覚を養っていきたいです。それらを通してさまざまなことに目を向け、問題意識を持ち、解決する力を身に付けたいと考えています。
将来は、グローバルな社会問題に対しアプローチ方法を模索して解決し、たくさんの人を救いたいと考えており、国際的に活躍できるようになりたいです。

卒業生 インタビュー2023

対談 「才教学園の“志”を胸に医療の道へ」

令和元年度卒業 松本深志高等学校卒 信州大学医学部医学科

─才教学園在学中で一番思い出に残っていることは何ですか?

牛山)9年生で行ったオーストラリアへの修学旅行です。人生初の海外旅行で姉妹校との交流やホームステイ、観光など、楽しく貴重な経験ができました。

藏井)8年生の「さいきょう祭」で演じたミュージカルです。先生に厳しく指導していただいて難しい役回りに挑戦し、大成功を収めることができて達成感を得ました。

春山)僕も「さいきょう祭」で、9年生の時に中学生合唱"ベートーヴェンの第九"でテノールのパートリーダーを務め、憧れのソロを歌わせていただいたことです。高音域の出し方、全体とのハーモニーの奏で方などを研究し、皆で励まし合って一つひとつ乗り越えました。本番では3学年全体が一つになって歌い上げることができ、感動しました。

─才教学園で学んで身に付いたことは何ですか?

春山)"高い志"を持つことと、それに向かって努力する過程の大切さを学びました。同じ志を持つ多くの仲間と切磋琢磨し合える素晴らしい環境でした。

藏井)プレゼンテーション力、つまり人に伝える力が鍛えられました。それが大学の二次試験にも役立ったと感じます。行事などで異学年との交流が多いため、コミュニケーション能力も向上したと思います。

牛山)周りの影響も大きかったので勉強する習慣が身に付き、高校進学後も怠けずに勉強を続けることができました。ほかに、他校ではできない多くの体験から、挑戦する力も身に付いたと思います。

藏井・春山)ええ、そうですね。

―3人とも同じ高校、同じ大学へと進みますが、才教学園で学んだことは進路決定にどのように影響しましたか?

春山)医師になるには高い志が必要ですが、その強い気持ちを育んでくれたのが在学中の経験だと思います。

藏井)僕も、周りが後押ししてくれたと感じています。学校生活の中でコミュニケーション力など医師に求められるさまざまな力も身に付けられたので、自信につながりました。

牛山)2人も言うとおり医師を志す人がとても多かったので、友人との関わりが医学部進学を後押ししてくれました。

─今春入学する大学医学部でどのようなことを学びたいですか?

牛山)医師として必要なことすべてです。哲学や心理学など間接的に医療行為に役立つことや、生態系や環境に関わる生物学なども積極的に学び取りたいです。

藏井)子供の精神にも肉体にも寄り添える医療を目指し、さまざまなことを学んでいきたいです。

春山)医学の知識や技術を学ぶことはもちろんですが、一人の大人としても大きく成長したいと思います。将来医師として役立つことを自分の目や耳や体験を通じて沢山学んでいきたいです。

―将来の夢や、ご自身の将来像を教えてください。

牛山)救命医または外科医になりたいと思いますが、大学入学後にさまざまな科を経験し決めたいです。

藏井)今は小児科医を目指すつもりですが、大学で学んでいく中でしっかりと考えていきたいと思います。

春山)患者さん一人ひとりの立場に寄り添い、長野県の医療に貢献できる医師になりたいです。