地球が誕生して約46億年が過ぎ、これまでにいろいろな生物が出現しては滅んでいきました。その生物が化石となって今のわたしたちにいろいろなことを語りかけてくれます。化石や地層がもっている情報量は膨大なものです。 9月28日(金)、本校の6年生が、その情報の読み取りに挑戦してきました。 まずは「大岡の道の駅」での地層観察。600万年前につくられた地層が、れき岩、砂岩、泥岩で構成されていることを確認しました。ダイナミックな地層の傾き、さらにはそれほどまでに地層を動かす大地のエネルギーの大きさに驚いた瞬間でした。 地層見学終了後は、化石館に到着。展示見学や化石レプリカの製作と、フォッシルワールドへの旅がスタートしました。化石製作では、石膏を型に流し込み、アンモナイト、三葉虫などのレプリカを作ります。型を外すまでは、「きちんと形になっているだろうか…?」と、ソワソワドキドキの時間です。(真っ白な石膏の模型は、学校に戻ってから“化石らしく”着色をしました。)また、展示では、古生代に始まり、中生代から新生代まで、地球の謎を解く旅を味わうことができました。
信州新町博物館が才教学園6年生の「1日理科室」となった有意義な体験学習でした。ご指導、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。