在校する6年生と保護者のみなさんに中学校課程について詳しく知っていただくための説明会を、6月16日(月)に行いました。
当日は、3時間目に7~9年生の授業を自由に見学、続く4時間目には学校長からの話とⅡ・Ⅲ期主任からの説明、という内容でした。
いつも通りの雰囲気で英語、数学、美術などの授業を受ける7~9年生。才教生としてあるべき姿を、しっかりと見せることができたでしょうか。
グループで教室をひとつひとつ回り、手元の用紙に感想を記していく6年生。期待や理想が大きく膨らんだでしょうか。
お忙しい中、時間を合わせてご参加くださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
ネットの正しい使い方を学ぶ『メディアリテラシー講話』。6月6日(金)は5~9年生、11日(水)は3・4年生を対象に、松本警察署・スクールサポーターの吉田様より学齢に合った特別授業を行っていただきました。
吉田先生は、「今は、パソコンやタブレット、スマートフォンといった機器を使わない生活は考えられなくなった。そういう時代を生きていくみなさんに伝えたいのは、"たかがネット"と考えないで、ということ。SNS上でも、悪いことをすれば犯罪者としてつかめるということを自覚して、適切にネットとつき合ってほしい」と話していました。
「1人1端末」が当たり前となった今、『ネットにつながることで犯罪にかかわる可能性がある』ことを理解し、機器やアプリを正しく使えるようになることは大きな課題です。
なんとなく、だらだらと長時間、使っていませんか?
人に知られたら困る使い方をしていませんか?
「正しい情報」が何か、わかっていますか?
「ネット上で顔の見えないだれか」を「知り合い・友達」と思っていませんか?
Ⅱ・Ⅲ期生の授業の終わりには、主任の先生から次のような話がありました。
「大人の自分でも、この1時間に初めて知る内容が多かった。一番安全なのはネットを使わないことだが、いまはそれこそが難しい。常に危険にさらされているという自覚を強く持ち、トラブルが起こったら、それが小さな芽だとしてもすぐに信頼できるところに相談した方がいいと強く感じた」
吉田先生は、「正しい情報を知るには、ニュースをしっかり読む・聞くこと」ともおっしゃっていました。
フェイクニュースに踊らされることなく、情報はネットでなくテレビや新聞社といったニュースメディアや、公の機関といった信頼できる情報源から発信されるものに触れなくては、ということです。
生徒対象の授業ではありましたが、子どもに日常的に触れる大人も、「手元」の危険性に十分注意する必要があります。ご家庭でも改めて、ネットや端末の使い方を話し合ってみてください。
コロナ禍に1回だけ見送った体育祭ですが、今年5月31日の開催で20回目を数えました。
信州スカイパーク・やまびこドームを会場に、29日と30日の現地リハーサルを経て相当疲れてもいたと思いますが、生徒はみんな意気盛んに本番を駆け抜けました。
20回目ということで、生徒発案で製作した紅白うちわを保護者のみなさんに配布。あたたかい声援とともにうちわを振っていただき、生徒の力を後押しすするものとなりました。
赤組も白組も、優勝に向けて一心不乱に戦い抜きました。
得点対象の12競技のうち6つを制し1分けとしていた白組ですが、最後の全校競技「大玉送り」で赤組が大きな勝ち星をあげました。
その結果、赤組216点、白組199点となり、第20回体育祭 総合優勝は赤組となりました。
お忙しい中ご来場くださったご来賓のみなさま、スカイパーク関係者のみなさま、音響設備をご提供くださったサスナカ通信さま、生徒の雄姿をたくさん撮ってくださったカメラマンのお二方、保護者や卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。
本校が導入している「速読」を今年から始める3年生、「英語速読」が追加される6年生が、5月13日(火)、速読アプリを提供する株式会社SRJ(本社東京)の田尻様より正しい受講の仕方を教わりました。
田尻先生のていねいな説明を聞きながら、速読アプリの使い方を習得していく3年生。楽しそうに、かつ真剣に、トレーニングに集中していました。
「速読」キャリアを積んできた6年生は、英語速読に挑戦。担任や速読担当の先生も交え、英文読解にチャレンジしました。
学校の授業やテストに限らず、新聞やニュースを読むときや高校・大学入試では、膨大な文章を速く・正確に読み解く力が欠かせません。速読のメリットを最大限に生かせるよう、楽しくトレーニングに励んでほしいと思います。
5月10日(土)は小中全校登校日として、防犯訓練を行いました。
(1)不審者対応訓練
学校に不審者が侵入したと想定し、生徒の安全確保とともに、教職員がさすまたなどを使って生徒に近づかせない対応をとるというものでした。
不審者の侵入を告げる放送を聞き、休み時間中の生徒は一番近い教室へ飛び込みました。ドアは内側から鍵をかけたり心張り棒(つっかえ棒)で容易に開かないようにする、動くのを我慢して静かに身を隠すなど、全員で真剣に臨みました。
(2)シェイクアウト訓練
地震発生時の安全行動、「まず低く、頭を守り、動かない」の3ステップを実践しました。
いつ、どこで起こるかわからない地震に備え、できるだけケガを防ぐためのとっさの行動がとれるようと、毎年行っています。
(3)生徒の引き渡し(引き取り)訓練
緊急時は、学校にも家庭にも適切な行動が求められます。防災や安全について考えるとともに、「単なるお迎え」ではないということを保護者のみなさんにも理解いただく訓練として取り組んでいます。
想定は「地震が発生するも生徒は全員無事。公共交通機関は使えず、スクールバスも運行不可」という状況。学校から連絡を受けて保護者が来校、教員は名簿を確認しながら生徒を呼び出し、速やかに下校してもらいました。
実際は移動手段が限定されたり、時間のめどがつかなかったりすることもあるでしょう。いろいろなリスクをがあることを理解して、「もしも」に備えていただきたいと思います。お忙しい中、ご協力ありがとうございました。
才教学園 特別教育講演会
毎回ご好評をいただいている講演会です。
講演テーマ:「さんすう大好き人間を育てよう!」
講師:秋山 仁 先生(数学者/理学博士)
日時:6月21日 (土) 10:00~11:40 (講演時間は10:10~11:40)
※9:50までに受付をお済ませください。
数学者・数学教育者として多くの著書を出版され、テレビの数学講座でも長く活躍されてきている秋山仁先生が、本校の特別教育講演会に登壇することが決定いたしました。
近年ですと、2024年6月~9月にEテレ「3か月でマスターする数学」にて講師を務めるなど、現在でも様々な場面でご活躍されています。また、講演当日は同番組に同じく講師として出演していた、本校のSTEAM教育アドバイザーを務めている横山明日希先生もサポート役として登壇いたします。
今回は「さんすう大好き人間を育てよう!」というテーマにて、その場での算数・数学の実験の披露はもちろん、時間の許す限りお話しいただく予定となります。
ぜひ、この機会にお越しください。
(保護者の皆様対象の講演会になりますのでお子様の同伴はご遠慮願います。)
(今年度の講演会は、本校在校生保護者、子育て支援プログラム参加者保護者、説明会等参加者保護者、学校関係者に対象を限らせていただきます。)
*年長、年中のお子さんは、同時間別会場で行われる「わくわくプレスクール」にご参加ください。
*託児サービス(有料)もございます。詳細は別紙の案内をご参照ください。託児サービスは6月18日(水)までにご予約ください。
*小学生のお子さんは、別室での待機が可能です。
講演会の詳細はこちらから
講演会、プレスクールに参加を希望される方はこちらからお申込みください。
1年生を対象とした防犯教室を行い、不審者から声をかけられた場合の対応を学びました。
5月9日(金)、松本警察署・スクールサポーターの吉田さんからは、1年生に向けて次のようにお話いただきました。
・あやしい人かどうか、見た目ではわからない。知らない人、少しでも怖いと思った人からは、手の届かないところまですぐに離れよう。
・下を向いていると、周りのようすが分からない。ひとりで、または友達同士で歩いているときも、時々前後左右を見るくせをつけよう。
・防犯ブザーは、ときどき使い方を練習しておこう。
・危険な目に遭わないことが一番だけど、ひとつしかない自分の命を守る行動を覚えておこう。
基本となるのは「いかのおすし」。
周りに知らせるために防犯ブザーを鳴らす、すぐ逃げる、大人に助けを求めるといったことを、登下校中を想定して実演する場面もありました。
防犯ブザーの使い方にまだ不慣れな学齢ですが、吉田さんからは、「子ども一人でも片手で使いやすいタイプを、ランドセルの肩ベルトの前面に取り付けてほしい」とのアドバイスをいただいています。
吉田さん、大切なお話をありがとうございました。
防犯ブザーを鳴らす練習をする1年生
★☆★授業を終えた1年生から★☆★
「体のどこをつかまれるかわからないけど、もしものときは声を出したり暴れたり、相手が困ることをしようと思う」
「知らない人から声をかけられたら怖い。ランドセルや荷物を置いてすぐ逃げるようにしたい」
「吉田先生は、自分の命が一番大切だと言っていた。出かけるときは周りをよく見て歩くようにしようと思った」
「夕方など顔が見えにくい時間も危ないことがあると思った」
「今日の練習で防犯ブザーを鳴らせなかった。家で練習したい」
(番外)
「最後に、事故に気をつけようという話があった。自転車を使って出かけるときは、近い場所でもヘルメットをかぶるようにしている」