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自動車工場経営に一喜一憂 ~小5トヨタ原体験プログラム~

投稿日:2015.11.28

小学校 第Ⅱ期


1125日(水)、小学5年生がトヨタ自動車による「トヨタ原体験プログラム」という出張授業を受けました。これは、世界的企業であるトヨタ自動車が、「今日のモノづくりは環境のことを考えることが何より大切である」ということを若い世代に知って欲しいと、全国の学校で行っている教育プログラムです。才教学園では工業を学習する小学5年が毎年応募し、今回で6回目になります。


 


内容はボードゲーム形式で10年間、自動車会社の経営を行いその間の収支をチーム対抗で行うもので、今回は小学5年生60名を6チームに分けて行いました。


ゲームはさすが世界のトヨタが作ったもので、良く練られています。利益優先で経営が立ち行かなくなるばかりではありません…。開発、社会貢献活動、そして何より環境への配慮をバランスよく実施したチームの収支が良くなるようにできています。しかし、運も必要であり、マスによっては突発のトラブルを被ったりもします。


結果は6チーム中、3チームが1億円を超えましたが、1位のチームはバランス良い経営に加え、運も引き込んだようでした。最下位のチームは、環境対応と新車開発が遅れ、赤字体質からなかなか脱却できませんでした。


トヨタの方からゲームのツボを教えていただいたのですが、「転ばぬ先の杖」のように少しずつ、環境への投資(空気浄化装置、太陽光発電)を行うことが、勝利へのカギだったようです。


 


授業が終わった後は、販売店の方より持ち込んでいただいたハイブリッドカー、「シエンタ」と「プリウス」の座席に乗せてもらったり、ボンネットを開けてエンジンルームを見せていただいたりしました。



ゲームを楽しみながら、環境について深く掘り下げて考えることができた貴重な機会となりました。



 


 


 

コストはかかるけれど、環境に配慮した経営がポイントです

プリウスのエンジンルーム