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ニュース&トピックス

「自分の命は自分で守る」 1年生の防犯教室

投稿日:2022.05.13

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 1年生が5月12日(木)、松本警察署の方にご指導いただき、不審な人に会ったときの対応を学ぶ防犯教室を行いました。まず、名探偵コナンの防犯ビデオを見ながら、危険なことが起こった(起こりそう)な場合にどうすればよいか、どうなる可能性があるかをクイズ形式で学びました。


問題:人通りの少ない道。車に乗った人に道を尋ねられたら?
A 困っているなら親切にしないといけないから、近づいて道を教える
B 車に乗せられたら怖いので、少し離れた場所から道を教える
C 断って、車から離れる


 正解はC。「ちゃんとした大人は子どもに道を聞いたりしない。特に、人通りの少ないところでは早くその場から離れる方がよい」とのこと。ただし、本当に道案内が必要かもしれないので、「近くに交番がありますよ」など失礼にならない断り方があることも教わりました。
 無理やり車に乗せられることもあるので、Aのように近づくことは絶対にしてはいけません。Bも、「お礼をあげる」など優しい言葉でだまして近寄らせようとしている可能性があり、やはりよくありません。


 危険を感知し回避する力は、子どもにも大人にも必要なものです。通学時に限らず、日々安全に過ごすための行動として、次のようなことが挙げられました。
・「何かあげる」と言われても「いりません」
・「車に乗せてあげる」と言われても「乗りません」
・掴まれたりしたら、ランドセルや荷物は体から離し、全力ダッシュで逃げる(全力で暴れる)
・大声や防犯ブザーで周りに知らせる


 県の統計では、「下校中の小学生(低学年)」が一番狙われやすく、「カメラを向けられる・写真を撮られる」事案が多く発生しているそうです。
 警察の方からは、「声かけには応じずきっぱり断り、おかしいなと思うことはお家の人や住んでいるところの警察署にすぐ連絡を。ひとつしかない自分の命を守るのは自分です。『いかのおすし』を合言葉に、いざというときの対応を覚えてください」とお話がありました。


◆保護者の方へ◆
【防犯ブザー取り付け位置のアドバイス】
ランドセルの肩ベルトにあれば緊急時にさっと手が届き、他者から見てわかる場所にあれば抑止力にもなります。音が鳴るかどうかも、ご家庭で時々確認をお願いします。


◆◆1年生の感想◆◆
・クイズは少し難しかったけど、楽しかったしよくわかった
・「いかのおすし」について、よく知ることができてよかった
・知らない人に連れていかれることの怖さがわかった
・「後をつけられたらすぐに逃げた方がいい」というのが勉強になった
・いつも用心することが大切だとわかった
・もしものときに、大きな声が出せないかもしれない
・危ない人は見た目ではわからないと教えてもらったので、気をつけないといけないと思った
・いのちはひとつしかないから、大切にしたい

松本警察署の方のお話

「あやしい車が近づいてきたら、車の進行方向とは逆に逃げましょう」

1年生代表からお礼の挨拶