4年生が9月11(木)、水道水ができるまでのしくみを塩尻市の本山浄水場で見学してきました。
引率の先生からの報告です。
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1日に81,000㎥もの水をつくり、松本市、塩尻市、山形村に送っている本山浄水場。自然の水を、安心して水道で提供するための施設として、「沈でん」「消毒」「ろ過」の3つの仕事をしています。
初めに見た導水管の大きさや種類の多さにびっくりし、着水井に自然に流れ込んでくる水の勢いにも驚いていた子どもたち。
「毒物監視池」は取水場から送られた川水を引いて有害なものがないかを確認するためのものですが、鯉が元気に泳げるほどきれいな水で、安心しました。
★着水井をのぞき込む4年生
薬品混和池、薬品沈殿池などを通り、数時間をかけて不純物を取り除いていく工程を歩いて見ていくと、少しずつ水が澄み、綺麗になっていくのが分かります。
模型を使ってろ過層の説明もしていただきました。一番上にある「アンスラサイト」という炭の粒を触らせてもらい、「さらさらしている」「軽い!」といった声があがりました。
★たくさんの工程や「ろ材」を通して、水はみがかれていきます
見学の最後にできたての水道水を口にして、大喜びだった4年生。おいしい水が体にしみわたりました。
この見学を通し、「水を大切に使います」「ゴミを出さないようにします」といった、決意にも似た感想をもった4年生は、いつも当たり前に使っている水の大切さをあたらためて確認することができました。
施設のみなさん、今年も見学させていただきありがとうございました。