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卓球部より 令和7年度新人戦(個人戦) 結果報告

 今年10月に始まった新人戦(個人戦)は、12月21日(日)に県大会が行われました。8年生の丸山由真くんは、この県大会出場に目標を定めて日々練習を重ね、昨年と今年、2年連続で県大会への出場を決めました。
 卓球部顧問の先生が、ここまでの歩みをまとめてくださいましたので、ご紹介します。


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〈10/19 中信大会/松本会場〉
 第6シードで2回戦からのスタートでした。ここから5回戦まで順調に勝ち上がって準々決勝へ進みましたが、このレベルともなると、対戦するのは他校の強豪選手。練習でも顔を合わせるライバル同士、勝ったり負けたりを繰り返して手の内を知り尽くしている相手でもあります。終始相手のペースで試合が進み、準々決勝で敗退しベスト8で終わるも、上位32名が進む中信大会出場を決めました。

〈11/15 中信大会〉
 新人戦では、「お互いのレベルがわからない状況」も珍しくない新人戦。1、2回戦を順調に勝ち進み、3回戦で相まみえた第1シードの選手は、丸山くんが苦手としている変則ラバー(ツブラバー)の使い手でした。自分の打球と逆の回転をかけられても、日頃の練習の成果を発揮し、3-0のストレート勝利という快挙を成し遂げました。
 準々決勝では、過去何度も対戦しなかなか勝てなかった相手に、4セットまでのカウントは2-2。最終セットはスタートで少々つまずき、ポイントは2-9とリードされました。ピンチから10-10の同点に追いつくも結果は惜敗、ベスト8となりました。精神的にも安定し、力はついているけれど、「惜しい試合をものにできない」という課題が見えました。

〈12/21 県大会〉
 2回戦前半は、相手のペースで2ゲームをとられました。今までであれば0-3で負けてしまう所、コーチのアドバイスをもとに相手の弱点をうまく分析し、そこから3ゲームを取り返して見事逆転勝利。窮地に立たされても、冷静に状況を見極めて試合をひっくり返したた由真くんに、プレイヤーとしての成長を感じました。
 3回戦、第2シードの戦いは相手の強打とサーブに苦しみました。接戦を落としましたが、昨年度に続き長野県ベスト16に入り、本人の自信につながったようです。

 振り返れば、丸山くんは他団体の試合を含め、様々な大会で結果を出し、賞状も多数手にしています。学校部活動のゼッケンをつけて出た大会成績としては、「松本市小学生大会 優勝」「テレビ松本カップ団体戦 3位入賞」等があります。しかし、コロナ禍で全校の前で表彰される機会はなく、応接室で伝達式をすることが主でした。今年の新人戦の結果をもって、先の終業式において全校の前で初めて表彰され、「とても嬉しかった」と言っていた丸山くん。 来期、中学生として最後の大会は他団体からの出場ですが、高い目標を掲げて取り組んでくれるだろうと期待しています。

卓球部顧問

笑顔で賞状を受け取る丸山くん(2学期終業式・2025/12/17)