6月22日(金)、松本市交通安全課、交通安全教育支援センターのみなさんにご協力いただき、全校生徒を対象にした交通安全教室を行いました。 1~3年生は道路の渡り方と交通ルールを教えていただきました。横断歩道では、左右を確認する前に一旦止まって、車が来ていないか、他の危険はないかを落ち着いて確かめてから渡らなければいけません。「周囲に車が見えなくても歩道のないところは渡らない。」「狭い歩道では横に並んで歩かない。」など基本的なルールをしっかり守ることや、車道と歩道を分ける縁石の上には乗ったり腰掛けたりしないことなどを再確認しました。 4年生は、自転車の点検の仕方、乗る際のルールを教えていただきました。点検の合言葉は、「ぶ・た・は・しゃ・べる」。ブレーキ、タイヤ、反射材(はんしゃざい)、車体(しゃたい)、ベルの頭文字を組み合わせた言葉ですが、これらに異常の無いことがしっかり確認できないと、自転車に乗ることはできません。また、自転車に乗っている時に歩行者を相手に事故を起こしてしまった場合の損害賠償金額等、現実的な内容も聞かせていただきました。今後受ける「交通安全テスト」の合格者には「自動車運転免許証」が交付されますが、自転車が「車両」の仲間であることを忘れず、常に安全な運転を心がけることが求められます。 そして、5~9年生が学んだのは車両の死角について。事故の再現映像を見て、指導員の方からなぜ事故が起きたのか解説していただきました。Ⅱ期以上の生徒ともなれば、自転車に乗る機会も増えてきます。身近で便利なはずの自転車で事故に巻き込まれることは生徒にとって衝撃だったようです。道路交通法の改正により、自転車のルール違反の取り締まりはずいぶん厳しくなりました。2人乗り、傘をさしたり音楽を聴いたりしながらの運転なども罰則の対象です。 安全への第一歩はルールを守ること。自分の命と身を守ることは、他人を守ることでもあります。正しい交通マナーを実践し、事故防止に努めましょう。
1~3年生
4年生
5~9年生
6月14日と15日、5年生から9年生が保健体育の授業で心肺蘇生法の実習を行いました。 5~7人のグループごとに講習用の人形を使い、まずは両手で胸を押す「胸骨圧迫」から。手を置く位置や強さ(沈み込む深さ)、速さを教わり、「合図するまで胸骨圧迫を続けてください」との指示が出ると、生徒は入れ替わりで胸骨圧迫をしていました。今回は人形ですが、本当の人命がかかっているときには、10分、20分と続けなければいけない可能性もあります。「一人では相当難しいかもしれない」と言いつつ、「1、2、3!」と声をかけスムーズに交代しながら、真剣な様子で取り組んでいました。 そして、心停止状態に絶大な効果があるとされるAED。人形にパッドを張って、音声ナビゲーターをよく聞き、必要な操作を行うなどの手順を学習しました。本校でもAEDは職員室と事務室に設置されています。
けがや病気の際にどのような技術や知識が必要なのかを認識し、いざというときに人命救助に関わる行動がとれるようにしたいということを目的とした授業。専門的な内容ですが、生徒からは「やっておいてよかった」との声があり、とても有意義な時間でした。
6月7日、8日の2日間、5年生が一泊二日の宿泊研修を行い、日本の高い産業技術の「過去・現在・未来」と伝統工芸のすばらしさを学習しました。
1日目と2日目の午前中は愛知県豊田市、世界に誇るトヨタ自動車へ。最先端の技術を駆使し、安全と環境に配慮した自動車製造を行う工場ラインを見学したほか、産業記念館ではトヨタの歴史についても詳しく学ぶことができました。
そして、伝統工芸・手工芸の学習をと、木曽漆器館で箸の漆塗り体験も行いました。
どの見学場所においても、生徒たちは体を前のめりにして説明に聞き入り、たくさんのメモを取っていました。そこから、多くのことを掴み取ろう、学ぼうという強い意欲が感じられました。
6月8日(金)、今年度第1回目の作法教室が行われました。この日は1年生と8年生がお茶席での所作について、前田宗香先生と田之上宗真先生にご指導いただきました。 まずは正座をして挨拶から。お辞儀には「真」「行」「草」という格があり、一番丁寧な「真」のお辞儀をしました。立ち上がる前のにじる動作、踏み出す右足を意識して(畳の縁を踏まない・一畳は約4歩で)歩くときのぎこちなさはありましたが、先生から「きれいに歩けていますね」との言葉をかけてもらう生徒もいました。 1年生は先生の点てたお茶をいただきましたが、8年生は2グループに分かれてお茶を点て、対面に座るクラスメートにふるまい、「おいしいです」と声をかけあっていました。上級生はこれまでに何度か経験をしているので、お点前をいただくときには少し余裕も見えていました。甘いお菓子のあとのほろ苦いお茶ですが、1年生の授業では「おかわりしたいです」という声も聞かれました。 「掛け軸」「お花」といった床の間のしつらえや「お茶碗」など、目に入るものを丁寧に準備してくれる亭主の心配りに他者への配慮や尊敬の意が感じられる茶室での作法。オーストラリアの小学校との姉妹提携もあり、才教学園では「国際交流」や「異文化理解」というものがキーワードにもなっています。国際交流というと、海外のことに目が向きがちですが、自国の文化に触れることも国際理解に大いに繋がると思います。世界に誇れる日本文化である茶道の体験から、日本人としての心が育つことを望みます。
作法教室は7月初旬までに各学年で1回目を、そして2学期の後半に2回目を予定しています。
6月8日(金)、6年生が千曲市にある森将軍塚古墳の社会科見学に行ってきました。この日は晴天に恵まれ、絶好の見学日和となりました。 森将軍塚古墳に至るためには、およそ1kmにわたる山道を歩かなければなりません。所用時間は約20分。気温の高い中、子ども達は汗だくになりながら、坂を必死に上っていきました。山登りの後、遂に子ども達の前に森将軍塚古墳が姿を現すと、想像以上に巨大な古墳に、「おお!」「大きいなぁ~」といった感嘆の声を上げる生徒たち。古墳の上や周りを散策し、約1700年前の「シナノノクニ」に暮らしていた人々の郷土愛を感じました。 その後、麓の古墳館へ移動し、近辺から発掘された遺物を見学したり、三角縁神獣鏡(さんかくふちしんじゅうきょう:銅鏡の一種)のレプリカを実際に手に取ってみたりしました。 6年生にとっては、非常に有意義だった今回の社会科見学。学術的なことは勿論ですが、簡単に弱音を吐かないその精神力やマナー・ルール面等も合わせて「学んだこと」を、25日からの研修旅行でも活かせそうです。
6月8日(金)、生徒会が中心になり、週末に行われる大会に参加する卓球部とテニス部、個人資格で出場する選手のための壮行会がありました。日々練習に打ち込んできた選手たちを送り出すため、応援団を筆頭に全校生徒が熱いエールの声を響かせました。
副校長は、「勝って奢らず、負けて腐らず。勝利に喜ぶのもいいけれど、その一勝は多くの負けの上にあるということにも思いを馳せましょう。逆に、負けたら思い切り悔しがる。そして勝った方の相手をきちんと讃えること。厳しい経験ができるからこそ、勝負事は人間を大きくするのだと思います。自分の限界を目指して頑張ってください。」と激励の言葉をかけました。
出場者代表挨拶
◇テニス部 城谷くん
今日まで体育祭もあって忙しかったけれど、ここにいる全員で練習を頑張ってきました。明日の県大会では全員が日頃の成果を発揮し、北信越大会への出場を目標に戦います。
◇卓球部 深澤さん
団体戦では男女ともに中信大会を、特に男子は松本市中大会ベスト4を目指しています。個人戦ではベスト8が目標です。応援よろしくお願いします。
◇陸上 河野くん
才教学園の選手として、北信越大会、全国大会、ジュニアオリンピックを目指し全力で走りますので、応援よろしくお願いします。
代表者の決意の言葉どおり、必勝の気持ちを強く持って、一試合一試合を全力で戦い抜いてくれることでしょう。選手のみなさんの活躍が期待されます!
テニス部
卓球部
陸上 河野くん
6月2日(土)、修学旅行報告会を行いました。オーストラリアのメルボルンにあるParktone Primary School(以下パークトン小学校)との姉妹校提携後、初の訪問となった今回は、英語を主としたコミュニケーションを通じ生徒同士の交流やホームステイを体験。また、全体目標のひとつに「オーストラリアへの理解を深め国際的な視点と感覚を養う」とあることから、班ごとに決めたテーマに基づき、現地でアンケートや聞き込みによる調査を行いました。この報告会で9年生は、保護者のみなさんと後輩を前に、8つの調査内容とそこから得られた考察などを発表しました。 「メルボルンはなぜ住みやすい街なのか」をテーマにした班は、住みやすい街として7年連続1位に選ばれる理由を探りました。市内観光やホームステイ先で質問すると、トラムなど交通機関の利便性、高層ビルと自然が共存できる環境、多文化都市であるため暮らしやすいまちであるなどの返答があったそう。「国際交流のカギは、異文化を理解するために自国の文化を知ること。海外に日本の文化を発信したいと改めて考えるようになった」と結びました。 別の班は「オーストラリアと日本の教育の違い」を調べ、両国の学校の日課、授業や学習環境を比較し、施設や進学・受験の制度の違いに触れたりました。協調性や団体行動を重視する日本と、個性や意見が尊重され自己表現の時間が多いオーストラリア。「どちらも素晴らしい教育文化であり、融合できればより良い教育環境を目指せる」などとまとめました。 そのほか、学習係によるメルボルンの概要説明や、写真で行程を振り返る一幕がありました。観光地での記念写真、ホームステイ先での様子、運よく出会えた“珍獣”ハリモグラのエピソードなどが披露され、後輩たちも興味深く聞いていました。ホストファミリーと現在もメールのやり取りを行っている生徒もいて、充実した修学旅行であったことがうかがえました。 この日は、パークトン小学校との姉妹校提携にご尽力いただいたオフィス・グローバルサポート株式会社代表取締役の手塚様、ALTコーディネーター・英語教育アドバイザーの掘様にもご出席いただきました。 校長挨拶では「異国の文化をその地で味わえる海外研修旅行の再開を嬉しく思う。9年生が築いた新しい礎を、後輩がしっかりつないでいくことが大事。自分が行く時のことを想像し、修学旅行と国際交流を才教学園の伝統としていきましょう。」との話がありました。
5月27日(日)、第14回体育祭をやまびこドームで行いました。小学校・中学校9学年の全生徒を赤組と白組に分けての熱い対決で、「英姿颯爽~駆けろ 貫け 我が闘志~」のスローガン通り、どちらのチームも勝利をつかもうと全力を尽くして戦い抜きました。入場行進、選手宣誓や応援合戦の演舞、競技に必要な用具のスムーズな設置など、当日を迎えるまでに周到に準備・練習を重ねてきた様子が伺えました。 今年の結果は、赤組の優勝! 来賓の皆様、地域の方々、多くの保護者のみなさんには、最後まで選手たちに温かい声援を送っていただき、本当にありがとうございました。
競技の様子などは、今後〈体育祭レポート〉で紹介します。
1学期の小学校・中学校授業参観が始まりました。 4月20日(金)は7年生から9年生の授業参観。担任の先生方による授業が行われました。 8年のあるクラスでは、理科で「カルメ焼き」づくりに挑戦しました。炭酸水素ナトリウムが熱によって炭酸ナトリウム・二酸化炭素・水に分解されることを応用した実験です。最初はうまく膨らませることができず苦労していましたが、何回か繰り返すうちに見事成功した班も出ていました。7年の各クラスでは、生徒と保護者が交互に「自分にとってなくてはならないもの」を、具体的な名称となぜそれが必要なのかを発表しました。道徳の授業を行った9年生は、「私たちは1日にどれくらいの水を使っているのか」をテーマに意見を出し合いました。 当日は多くの保護者の方にお越しいただき、ありがとうございました。 今週は1年生から6年生までの参観日を予定しています。
7年
8年
9年