投稿日:2019.09.11
大きな得点源の一つであるタイヤライダー。タイヤに一人が乗り、それを4人でロープを勢いよく引いて走り、リレーする競技です。 ライダーはタイヤから振り落とされないように、低い姿勢をキープ。コーンをものすごい勢いで回っていくと、砂煙が舞い上がります。それでも、コーナリングで走者の勢いがつきすぎていると、タイヤとライダーの重心がずれ、ライダーが落下してしまうことも。その場から仕切り直しとなります。引き綱を手に巻かない、リレーのゾーン、タイミングを守るなど、事故・ケガ防止のための細かなルールがありますが、大胆なレースを見せてくれました。 スタート直後は意外に重く感じるタイヤ。引っ張る生徒は前のめりになりながら走っていました。9年生チームはさすがの走り。そうした意味では、足の速さよりも力がものをいう競技であるのかなと思います。
レースは赤組が順調に進んでいきましたが、途中で白組が巻き返しを計ります。赤組の落下の立て直しの間に差を広げ、アンカーの番で白組に約半周の差をつけていました。ところが白のアンカーチームに、ゴール手前の直線でライダー落下というまさかのアクシデント。その期を逃さなかった赤組が一気に抜きにかかって逆転勝利、20得点を上げました。