投稿日:2017.12.09
今年から7・8・9年生はベートーベン作曲の大作「交響曲第九番」の合唱に、シラーの詩を引用したドイツ語の歌詞で挑戦しました。冒頭、ステージに座していた生徒たちからはドイツ語で「嘆き」「悲しみ」などのつぶやきが聞こえていましたが、バスのソロの間に全員が次々と起立。ソプラノ以下4人のソリストをはじめ、指揮者、伴奏者の全員で渾身の合唱を披露しました。ピアノ伴奏、打楽器演奏に回った9年生の一部生徒も、最後まで指揮者から視線を外すことなく、真剣に演奏。終盤、生徒たちが肩を組んで歌う場面では、まさに「歓喜」が溢れていました。
今日はさいきょう祭の新たな伝統が産声を上げた日。今後、大切に歌い続けていくこととなる「第九」は今回が完成形ではありません。来年以降、どんなステージが見られるのか、期待が膨らみます。