1. ホーム
  2. さいきょう祭レポート
  3. 2018度版
  4. 第14回さいきょう祭 開祭式

第14回さいきょう祭 開祭式

第14回さいきょう祭 開祭式

投稿日:2018.11.13


1028日(日)に開催した第14回さいきょう祭。キッセイ文化ホールには多くのご来賓、ご家族のみなさんに足を運んでいただきました。あちこちからプログラムをめくる音がする中、客席からは見えない舞台袖や楽屋では生徒たちの気持ちが高まり、「いよいよだ。絶対成功させよう!」という思いで出番を待っていました。


 


学校長挨拶


「大切な人たちに心からのエールを」


今回のスローガンは「Hearty Yell~ぼくらの想いが夢を紡ぐ~」。大切な人たちに心のこもった応援を届けたいという素直な気持ちが表れたスローガンに、クロード・レヴィ=ストロースの言葉を思い出しました。


『人間社会が人々のつながりを深め、現在まで継続してきたのは、いったいどこに理由があるのか。それは、古来より人間に本来兼ね備わった、他の人に有形無形のものを贈り続けるという行為にある。贈られた人も、同等かそれ以上のお礼をする。その行為が無限に折り重なり、社会は継続してきた。』


大切な家族、地域の方、ともに努力してきた仲間、先生たちから様々なものを受けてきたきみたちが「Hearty Yell」を贈ること、それが今日の使命です。全力を出し切り、思いのこもった言葉、歌声、演技、息づかい、体の動きを使って、会場のみなさんにエールを届けてください。


組体操を行う7年生のある保護者の話から、仲間に迷惑をかけないために一生懸命練習する子どもの姿と、それを受け止めるご家族の様子を伺うことができ、ほほえましく、また胸を打たれました。一緒に歌ったり、思いを込めて衣装を作ったりしてくださった保護者のみなさんも共演者です。ぜひ舞台を楽しみ、Hearty Yellをしっかりと受け止めてください。


 


副実行委員長挨拶 花村美海さん


「多くの力が結集したステージを見てください」


昨年のミュージカルで、私は自分セリフを何度も練習し、全体練習に挑みました。しかし、「ステージの上で思いっきり演技をすることは恥ずかしい。一生懸命演技をするとはどういうことだろう。どうやったら殻を破れるのだろう。」と、心構えができていませんでした。その気持ちを変えたのは、重要な役を演じていた友人でした。その友人は、朝早く学校に登校し、みんなが知らないところで一生懸命歌の練習をしていました。そんな友人の姿に、私のミュージカルに対する気持ちは変わりました。本番は時間が過ぎるのがとても速く感じられ、終わった瞬間にいただいた大きな拍手は、今でも耳の奥に残っています。


練習は楽しいことだけではなく、「やめてしまいたい」と思ったこともあるでしょう。しかし、仲間と協力して舞台を作り上げてきたことは、すべての演目が終わった後に感動となり、一生の思い出になります。これから始まるステージは、全校児童生徒の想い、努力、支えてくださった先生方や家族の力が結集したものです。練習の成果をしっかり届けられるよう演じますので、一人ひとりの成長した姿を最後までご覧ください。


 

学校長挨拶

副実行委員長挨拶