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「寿限無~さいきょうバージョン~」 演劇 3年 

「寿限無~さいきょうバージョン~」 演劇 3年

投稿日:2018.12.27


落語の演目「寿限無」を演劇のスタイルにアレンジした3年生。和太鼓などの楽器を演奏する子たちも、ストーリーテラーも、キャストもみんな和服に身を包んでの登場です。


 


〈名付けの巻〉


生まれた子どもの名前を付けようと考える夫婦。お寺の和尚さんと弟子たちの知恵を集めて考えます。いろいろな候補が上がりますが、「もったいないから全部いただこう」というだんなさんの一声で、決まった名前は…“寿限無寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末雲来末 風来松 食う寝る所に住む所 やぶらこうじのぶらこうじ パイポパイポパイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助”に。


コントのような小気味よい掛け合いに、会場からも笑いがこぼれていました。


 


〈寿限無 学校へ行くの巻〉


 すくすく育った寿限無(以下、略)くんも元気に学校へ通うようになりました。が、朝起こすにも長い名前に一苦労のおかみさんたち。友達に呼ばれて出てきた寿限無くんの胸には、長い長い名札。これで縄跳びをして得意げでしたが、学校では友達同士の小競り合いに巻き込まれてしまいます。先生から注意を受けますが、長い名前を呼んでいるうちに怒っていた理由も忘れ、元通りの楽しいクラスになりました。


 


最後は、日本語の美しい響きを大切にしたことば遊び歌で演目を締めくくりました。終始“笑い”にこだわった3年生の演劇に、会場のみなさんもにっこり笑顔でした。