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合唱部 華麗なるアカペラステージ

合唱部 華麗なるアカペラステージ

投稿日:2020.12.07


合唱部の演目は「華麗なるアカペラステージ」。女声7人、男声2人の混声で素晴らしい歌声を響かせました。


伴奏がない歌、ということだけではなく、表情豊かなコーラスには絶妙に不協和音(隣りあわせの音)がわざと入ることもあります。声を重ねることで生まれる綺麗なハーモニーを聴くと、「人の声」が持つ表現力の凄さに驚かされます。合唱部のアカペラはチームワークの良さが容易に想像でき、コーラスやアレンジでオリジナル曲とは違った魅力が詰まったステージになりました。


 


そのおおらかな旋律を誰もが知っている『ふるさと』は、出だしのコーラス部分から一音一声を大切に歌いました。歌いこなすには難しい曲に思えましたが、丁寧に発音される歌詞やアイコンタクトを取りながらほかの人の声をしっかりと聴いて歌っている姿からは、ひたむきに練習してきた成果を感じ取ることができました。


2曲目は、しっとり聴かせた『ふるさと』とは両極にあるといえる『紅蓮華』を披露。アグレッシブなリードボーカル、旋律から少し離れたコーラス、それを男声のベースが厚みのある基盤となって支えました。フレーズごとに主旋律が入れ替わり、ソロやユニゾンでの聞かせどころも多く、歌う人の声色がわかる高揚感いっぱいのナンバーでした。


自分ののどや口だけでなく、体全体をすばらしい「楽器」として鳴らした合唱部のみなさん。9人の呼吸はぴったり揃い、美しい声を遠くまで響かせました。