1年　歌と群読「ぼくらのぼうけんものがたり ～あしたへ～」

　舞台上には、お家の方が丁寧に作ってくださったカラフルなフラッグが並びます。「チャレンジ」の文字をあしらうというルールだけをお願いし、一つとして同じものはない宝物ができました。
　『チャレンジャー号』の前に立った1年生は、4つの歌と群読を披露。初舞台とは思えない元気の良さと、同じステージに立つ者同士の一体感がありました。

　『♪あおいそらにえをかこう』で全員がステージに揃い、『♪行こうよ仲間たち』で明るい歌声を響かせました。『♪チャレンジ』では、フラッグを大きく振ったり高く掲げたりして、元気いっぱいの1年生です。

「自分を信じて、最後まであきらめない」
「苦しみの先に明るい未来がある」
「大切なことは、少しの我慢、少しの優しさ、少しの勇気」
　会場の最奥まで届けとばかりに、メッセージが次々に紡がれていきます。4曲目『♪小さな勇気』の歌詞は特に、心にふんわりした温かさを届けてくれました。

〈学校長より〉
会場のみなさんの心をがっちり掴み、『第17回さいきょう祭』のいいスタートを切ってくれたことに感謝しています。本番前、舞台袖で待機している1年生に「みんながトップバッターだぞ！」と声をかけました。口では「緊張する」と言いつつ見せる笑顔。それだけ練習をやってきた自信があったのだと思います。
毎年、1年生の純粋さ、セリフや言葉に勇気づけられます。今年は「少しの我慢と小さな勇気が人を笑顔に」という言葉が胸に迫ってきて、この言葉通り我々も頑張っていこうと思える気持ちになりました。
群読というのは思った以上に難しいもの。それを、タイミング違わず、気持ちを込めてやれた1年生は大したものです。さいきょう祭が終わった今も、みんなの「チャレンジ！」という歌声が、ふとしたときに思い出されます。