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ニュース&トピックス

2学期終業式を行いました


1218日(金)、終業式を行いました。感染症防止策として今回も全校で講堂に集まることは避け、生徒たちは各教室に分かれ、校長先生の話を放送で聞きました。終業式の後、教室では担任から一人ひとりに通知票が手渡されました。


 


 


【校長講話】「考えて行動する」ことを積み重ねよう




夏、秋、冬と3つの季節をまたぐ長い2学期、1日も休校せず終業の日を迎えられました。その一番の要因は、様々な制約の中で周囲からバックアップを受けながら元気に学校生活を送ってくれたみなさんの頑張りにあります。


さて、2学期の一番の思い出はなんでしょうか。私にとっては、何といっても「さいきょう祭」を実施できたことです。全生徒が同じ目標に向かって努力を続け、その成果を存分に発揮してくれたことに本当に感動しました。1年生の演目に「止まない雨はない」というセリフがありましたが、降り続ける雨の中でも一筋の光を見つけ出していくことの大切さを、私は今回のさいきょう祭から学びました。


この冬休みは、いまだコロナの影響が色濃く、これまでと同じようにはいきません。楽しみにしていた予定をキャンセルしなくてはいけなくなり、時間に余裕がありすぎるかもしれません。みなさんには、こんな時だからこそ「考えて行動する」ということを意識してほしいと思います。


近い将来、AIIoT、ビッグデータ、ロボットなどが充実し、今より格段に便利な世の中になったときに人としてしっかり生きていくためには、ふたつの「そうぞうりょく」が必要です。ひとつは想像力(Imagination)で、もうひとつは創造力(Creativity)。今後、人間の最大の武器になりうるこれらの力をしっかりと高めるためには、「考えて行動する」ことを積み重ねていくしか手段はありません。


今やるべきことは何か。普段はできなくても、このタイミングでできることは何か。じっくり本を読む。普段できない家の手伝いをしてみる。興味を持っていることについて徹底的に調べてみるのもいいですね。常に頭を働かせ、考え、行動に移しましょう。


16日、また元気な笑顔でみなさんがこの学び舎に帰ってくる日を心待ちにしています。



教室で終業式に臨む1年生

通知票を受け取り、担任と挨拶を交わす9年生

1年生が作ったオーナメントを飾ったクリスマスツリー