4月11日(金)、校内での火災発生を想定した防災訓練を行いました。
学校生活が始まったばかりの1年生ももれなく、生徒と教職員全員での訓練です。
緊急時の冷静な対応の大切さ、とるべき行動について理解をあらためる機会となりました。
訓練は、学校のすぐそばにある芳川消防署のご協力のもと実施。
3名の消防職員のみなさんが立ち会い、教職員による初期消火や全校避難の様子を見届けてくださいました。
全員の避難完了後は、消火器の使い方のレクチャーがありました。
水が出る消火器を使い、火に見立てたコーンを狙います。
「消火剤は10~15秒くらいしか出ない。初期消火活動が必要なときは、落ち着いて、ほうきで掃くようにしながら近づくとよい。自分の逃げ道を確保することも忘れずに」とのお話でした。
芳川消防署のみなさん、ありがとうございました。
【消防職員の方から】
火事や地震が起きた時に大切なのは、「おはしも」を守り、落ち着いて避難すること。才教学園の建物は燃えにくく、あっという間に火が広がることは考えにくいですが、煙が立ち込めたり、防火扉が閉まったりすると、見慣れた校内の景色ではなくなります。慌てず、得られる情報に耳を傾け、できるだけ火元から遠い場所を選んで避難してください。
【教頭先生から】
学校が始まって数日、というタイミングで訓練をすることの意味を考えましょう。毎年訓練を繰り返すのは、もしもの時にパニックを起こさず、大切な命を守るためです。今日のみなさんの行動は、2年生以上はこれまでの訓練がしっかり生かされていること、1年生も本校での訓練は初めてながら、体勢を低くするなど真剣な様子が見てとれました。