1年生を対象とした防犯教室を行い、不審者から声をかけられた場合の対応を学びました。
5月9日(金)、松本警察署・スクールサポーターの吉田さんからは、1年生に向けて次のようにお話いただきました。
・あやしい人かどうか、見た目ではわからない。知らない人、少しでも怖いと思った人からは、手の届かないところまですぐに離れよう。
・下を向いていると、周りのようすが分からない。ひとりで、または友達同士で歩いているときも、時々前後左右を見るくせをつけよう。
・防犯ブザーは、ときどき使い方を練習しておこう。
・危険な目に遭わないことが一番だけど、ひとつしかない自分の命を守る行動を覚えておこう。
基本となるのは「いかのおすし」。
周りに知らせるために防犯ブザーを鳴らす、すぐ逃げる、大人に助けを求めるといったことを、登下校中を想定して実演する場面もありました。
防犯ブザーの使い方にまだ不慣れな学齢ですが、吉田さんからは、「子ども一人でも片手で使いやすいタイプを、ランドセルの肩ベルトの前面に取り付けてほしい」とのアドバイスをいただいています。
吉田さん、大切なお話をありがとうございました。
防犯ブザーを鳴らす練習をする1年生
★☆★授業を終えた1年生から★☆★
「体のどこをつかまれるかわからないけど、もしものときは声を出したり暴れたり、相手が困ることをしようと思う」
「知らない人から声をかけられたら怖い。ランドセルや荷物を置いてすぐ逃げるようにしたい」
「吉田先生は、自分の命が一番大切だと言っていた。出かけるときは周りをよく見て歩くようにしようと思った」
「夕方など顔が見えにくい時間も危ないことがあると思った」
「今日の練習で防犯ブザーを鳴らせなかった。家で練習したい」
(番外)
「最後に、事故に気をつけようという話があった。自転車を使って出かけるときは、近い場所でもヘルメットをかぶるようにしている」