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薬剤師・髙田先生に学ぶ「タバコ・アルコール・薬物乱用の怖さ」

 12月、薬剤師の髙田弘子先生をお招きし、5年生と7年生に薬物等の危険性に関する授業をしていただきました。養護教諭の先生から、授業のようすとどんなことを感じたかを聞きました。


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 5年生のテーマは「薬の正しい扱い方」。例えば、身近な薬である内服薬には「服用の仕方」や「注意すること」など決まりがあること、そして、薬は病気を治すものではなく、自分たちが元々持っている「自然治癒力」を高める「お助け役」だと教わりました。


 7年生では、タバコ・アルコールが体に及ぼす影響、違法薬物の怖さについてお話しいただきました。
 タバコは、「最初の一本に手を出さないことが大切」とおっしゃった髙田先生。ニオイや煙が少ない電子タバコ・加熱式タバコも、自分の体におよぶ害、副流煙が周囲の人に与える害は、従来の紙タバコと変わらないのです。そして、短時間に多量のアルコールを飲んで急性中毒になると、命を落とす可能性もあるとのお話がありました。
 加えて、違法薬物はたとえ1回の使用でも「乱用」。一度手を出したら抜け出せなくなるほど依存性が高いものです。


 この授業を通して、生徒たちは、タバコ、アルコールの有害性や、違法薬物の危険性を理解できたと思います。
 もしものことが起きた場合、周りにいる大切な人達を悲しませることにもなりかねません。
 日々接している生徒たちには、絶対に取り返しのつかない人生など送ってほしくないし、そうした怖さをはらむもの、自分の命を奪うようなものに、絶対手を出さないでほしい。
 一緒に講話を聴いていて、私はそう強く思いました。


養護教諭