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体育祭/赤組応援団長・副応援団長から

体育祭/赤組応援団長・副応援団長から

投稿日:2021.06.24

応援団長 


私は、今年の体育祭で二つの大切なことを学びました。 


ひとつ目は、いろんな方に感謝をすることです。今年度に入ってもコロナの影響は大きく、「もしかしたら、今年も体育祭を開催できないのではないか」と思っていました。しかし、先生方、来場する方々が感染症対策に力を入れてくれたおかげで、このような状況下でも開催することができました。私たちのために、開催に向けて動いてくださったみなさんへの感謝の気持ちは、きっと忘れることはありません。


二つ目は、仲間との助け合いです。今年、私は1年生からの夢でもあった応援団長になることができました。しかし、嬉しいと思う一方、応援の一番の醍醐味である「声」を出せないということで、大変な面もたくさんありました。ある意味で困難と呼んでもいいこうしたことについて、同級生(仲間)と話し合い、演舞中心の応援を後輩と練習し、体育祭本番では総合優勝することができました。


審判長が、「総合優勝は赤組」を言うのを聞いたときは、今までにない、勝ち負けとは少し違う感情がこみ上げてきました。その感情は、赤組白組が一丸となって最高の体育祭を作り上げることができたからこそ生まれたものだと思います。


自分たちが出る競技で勝てなかったことへの悔しさは残りますが、今までで一番の、一生思い出に残る体育祭でした。今回学んだ二つのことを受験に照らし合わせてこれからも頑張っていきたいと思います。


 


副応援団長


2年ぶりの体育祭は、総合優勝で終えることができました。優勝の楽しさもさることながら、私にとってはとても学ぶことの多い体育祭でした。


例えば、「人に教えること」の難しさ。低学年などに演舞や応援のやり方を教えるときは、同学年や近い学年のみんなに言うよりも分かりやすい言葉を使って教える必要がありました。ですから、ときには自分の言いたいことがなかなか伝わらず苦労しました。普段、授業で私たちがわからない問題があると、先生方は分かるまでていねいに教えてくれますが、言葉を選び、相手の理解を得るまで説明するということは、実はとても難しいことなのだと思いました。


苦労したことはほかにもたくさんありますが、楽しかったこともたくさんありました。1年生の子に応援の演舞を教えたときは、みんなが私に元気に話しかけてきてくれました。自己紹介のような話、体育祭の競技練習のことなどを聞かせてもらえることはとても楽しかったです。みんなは体育祭が終わった後も、見かければ手を振ってくれたり、相変わらず話しかけてきてくれて嬉しいです。


コロナ禍ということもあり今までの体育祭とは異なるものでしたが、多くのことを学べた体育祭だったということに加え、体育祭をはじめとする行事が無事に開催できることは当たり前ではないということも、9年目にして強く心に感じました。