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中学校[ニュース&トピックス]

修学旅行報告会

6月6日(土)、中学3年による修学旅行報告会が行われました。オーストラリアケアンズでの調査結果を考察し、パワポにまとめ、保護者の方と小3~中2の児童生徒の前で発表しました。 


 


修学旅行の事前学習では8班に分かれ、調査課題を検討し以下の8つのテーマを決めました。


① オーストラリアの人は自国に満足しているか


② オーストラリアの交通事情についての調査


③ 日本とオーストラリアの相違点~異国の地から学ぶもの~


④ INFLUENCE OF THE COLOR


⑤ 日本とオーストラリアの国民の意識


⑥ 日本とオーストラリアの環境問題


⑦ 私たちが環境汚染の加害者にならないために


⑧ オーストラリア人の本当の性格


中でも、8班はオーストラリア人の人間性を調べるために心理テストを用意して、現地でインタビューする計画を立てました。今までにない試みでした。


 


帰校後すぐに体育祭がありましたが、忙しい中でも時間をやりくりし、しっかりと調査結果をまとめ、結論を導き、原稿を作り、練習し本番を迎えました。


 


どの班も普段から培っているプレゼン力を発揮し、堂々と発表していました。


 


観客の後輩たちは頷きながら目を輝かせて発表に聞き入り、先輩達の興味深い体験に、いずれ自分たちも同じ経験ができるという期待に胸を膨らませていました。


 


保護者の方は、事前学習でのテーマや現地での調査内容、そこから導き出された結論を聞き、改めて子どもの成長を実感した様子でした。


 


修学旅行後、体育祭を経てどんどん逞しくなる中学3年生の今後に大いに期待を抱かせる修学旅行報告会でした。


  

中2社会科見学(森将軍塚古墳)

投稿日:2015.06.04

中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

6月3日(水)、中学2年生は森将軍塚古墳に社会科見学に行きました。 


 


社会科では、「古墳文化とヤマト王権の統一」の単元で、古代の日本における古墳と豪族について学んでいます。現在、古墳は森林が覆う小山のような形がほとんどの中で、千曲市にある「森将軍塚古墳」は、できた当時の様子を再現した貴重な古墳です。それに直に触れることで古代への理解を深め、郷土に対する意識を高めていくことができました。


 


 


生徒の感想より


 


「前方後円墳に何故段差があるか?」という疑問に対して「昔そこで祭儀、儀式が行われたから」と説明して頂き、納得できてよかったです。


山を利用して(尾根を利用)古墳がつくられていること、また町全体を見下ろすために山の上に古墳が築かれたことなどが分かってよかったです。


卑弥呼に送られた銅鏡のレプリカを見せて頂き、当時の中央政権との関わりが分かり、古代の不思議さと魅力をあらためて感じることができました。


 


 


 


学習シートを完成させるために、古墳館の様々な史料・展示を真剣に調べて記入していました。少し難しいシートと思いましたが、しっかりとまとめることができました。今後の学びに生かしていってほしいと思います。

不審者侵入対策訓練

6月2日(火)、松本警察署のご協力のもと、不審者侵入対策訓練を行いました。 


 


不審者の侵入を想定し、職員の対応や、児童生徒の避難誘導を安全に行うための訓練です。警察の方が不審者に扮して乱入し、校内を歩き回り、先生たちが不審者を取り押さえるという内容で行いました。


 


直接の侵入があった教室では、不審者と距離を取りつつ、先生と生徒がすばやく教室から逃げていきました。


また、ほかの教室では、ドアの内側から机と椅子でバリケードを作り侵入を防ぐ対策をとりました。児童生徒は、窓側で落ち着いて待機することができました。


 


スクールサポーターの方から、「すばらしい訓練でした。でも、本当に悪い人が入ってくることがあるかもしれませんので、今日の訓練を活かしてください。」と話がありました。


 


その後、児童生徒の代表2名と警察の方で、知らない人に声を掛けられたり、車に乗っている人に声を掛けられたりするロールプレイングを行いました。不審者と1.5m以上の間合いをとって逃げること、車の進行方向と逆の方向に逃げることが大切だそうです。


 


不審者と遭遇した場合は、「いかのおすし」です。全校児童生徒で、復習をしました。


 


いか → いかない


の  → 乗らない


お  → 大きな声で叫ぶ


す  → すぐ逃げる


し  → 知らせる


 


最後に、声掛け訓練を行いました。「助けて!」と学年毎に大声で言う訓練を行いました。体育祭をやったばかりですので、応援団で鍛えたのどで、しっかりと言うことができました。


 


訓練だとわかっていれば上手に対応できますが、不審者は、服装ではわかりません。年齢も決まっていませんし、男とも女とも限りません。日頃から十分に注意して、いざという時は、教えていただいたことを守り、危険から自分の身を守れるようにしてほしいです。

速読がスタート

今年度から、日本速読協会のソフトを使用した「速読」の授業がスタートしました。 


速読を取り入れるのは、才教学園11年目にして初めての試みです。学習塾等での速読の導入は珍しくはないですが、学校としてこれほど大人数で取り組んでいる例は初めてだそうです。


 


速読の授業は、一人一台のパソコンを使って行います。まずは眼底筋肉をほぐす画像を見ます。また頭の中で文字を読み上げない「視読(しどく)」という読み方を練習します。初回の授業は、慣れない目の使い方や「文字を読まないこと」という指示に戸惑いを見せていました。


 


しかしすぐに、パソコンが得意な子が困っている子を常に気遣う姿、開始五分前には進んでファイルを配りパソコンの前に座る姿が見られるようになりました。問題を間違えてしまった時の悔しがる表情は真剣そのものです。


 


まだまだ始まったばかりですが、子ども達の積極的な姿にこちらの期待も高まります。


 


速読は、読書をする速度を上げるだけでなく、文章の理解力を速めることが狙いです。読書量そのものが増え、テストでは問題を読む時間が短縮され、その分解答する時間を確保することができます。しかし「魔法の杖」ではありませんので、上手に活用して、努力してほしいと思います。


 


速読は、「世のため人のためになる高い学力」を身につけるのに、大いに役立つはずです。着実にトレーニングを続けてほしいと願っています。

体育祭

 5月24日(日)、やまびこドームにて体育祭が行われました。 


 


才教学園の体育祭は、徹底して勝負にこだわり、学年や立場を超えて全員が一致団結してチームの勝利を目指します。どの試合も真剣勝負で全力で自分の力を出し切ります。


 


短い練習期間ではありましたが、やまびこドームで3回練習を行い、本番を迎えました。


 


入場行進では、児童生徒が揃った行進を見せました。


 


応援合戦では、赤と白に分かれ、声がかれるまで大きな声で応援をしました。一糸乱れぬ動きに、惜しみない拍手が沸き起こりました。


 


短距離走・かけっこ・全校リレーでは、児童生徒が力の限り走りました。


 


学年種目の棒引き、一球入魂、Train-train、台風の目、クロスブリッジ、タイヤ取り等では、練習では勝ち続けていたのに本番で負けてしまったり、練習以上の力を出し切り勝利することができたり等、数々の感動のドラマが生まれました。


 


小学校大綱引きや中学生の大綱引きでは、しっかりと作戦を練って臨み、入学したばかりの小学1年生も作戦を守って一生懸命綱を引く姿を見ることができました。


 


新種目であり、プログラム最後の全校種目の大玉送りでは、勝って飛び跳ねて喜ぶ子、反対に負けて泣き崩れる子も大勢いました。


どの競技も、負けたチームは、無念の号泣をし、勝ったチームは歓喜の雄叫びをしたり、嬉し泣きをする児童生徒がいました。また、最後まで諦めない姿は、見る人に感動を与えました。


 


体育祭を通じ、チャレンジ精神や責任感を育て、成功や失敗、喜びや悔しさの体験をし、一人一人が主役となり、活躍することで、自分の才能と役割を発見してほしいと思います。


また、体育祭は、勝つことが目標ですが目的ではありません。


 


体育祭で培った様々な経験を、今後の生活にも生かしていけることを願っています。

平成26年度 才教学園中学校卒業生の進学実績

投稿日:2015.04.23

お知らせ 中学校 第Ⅲ期

平成26年度中学卒業生は、日頃の努力を結実させ、高校という新たな舞台に向かって進みました。才教学園で培ったものを十分に発揮し、それぞれの目標に向かって、新天地でも活躍して欲しいです。

中3修学旅行(オーストラリア ケアンズ)

投稿日:2015.04.21

中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

 


4月13日~17日、中学3年生は、オーストラリアケアンズに修学旅行に行きました。


 


才教学園の修学旅行はただの思い出作りの旅行ではなく、社会人が行う合宿研修のような旅行です。数か月前からの事前学習で設定した調査課題と自らに課した成長課題を持って出発し、旅行中の数々の体験を通して、両方の課題の答えを見つけ実感します。高い志を持った人になるための高い大きなハードルです。


 


バスで学校を出て5時間かけて成田空港に到着。出国審査を済ませ搭乗待ちの間、早速インタビューを始める生徒もいました。搭乗後、CAが敢えて英語で話しかけてきたり、機内アナウンスも英語で、否が応でもオーストラリアへの気持ちが高まりました。


 


ケアンズ1日目の行程は、パームコーブビーチの散策→キュランダ観光列車→キュランダ村の散策→レインフォレスト(アボリジニーの文化の見学、熱帯雨林の見学)→スカイレール体験でした。天候にも恵まれ、オーストラリアの自然・文化・歴史を全身で感じた初日でした。



夕食後は恒例の反省会です。自分自身の1日の行動を振り返りました。「人の話を聞くときの態度はどうだったか。 あたりまえのことをあたりまえに出来ていたか。責任を持った行動がとれていたか。」 改善すべき具体的な行動をしおりに書き込みました。



先生から「この修学旅行は1つでも2つでも成長できるチャンスだ。両親からもらったチャンスであることを忘れないで、自らの殻を破ってほしい。」と話がありました。生徒の決意表明では「英語にひるまずに、コミュニケーションをとります。」、「明日は積極的に動き、成功体験をこの場で語ります。」、「まわりの様子を見て動かず、自分が雰囲気をつくれるように動きます。」と前向きで熱意に溢れた言葉が聞かれました。気づけば2時間が経っていました。


 


ケアンズ2日目は、セントラルショッピングセンターで午前10時から午後4時までかけてインタビュー活動を行いました。
最初から全員がうまく会話ができたわけではありませんでした。話しかけても話したいことが伝わらない、インタビューを断られ、諦めてしまいそうになっていた姿もありました。「話しかけることが怖い」と口にし、表情が暗くなっている生徒もいました。しかし、自らを奮い立たせ、笑顔での挨拶から始め、何人もの人に接するうちに、相手の目を見て身振り手振りを交えて話すことが出来るようになりました。目標の一人30人は全員成し遂げ、最高は121人にインタビューした生徒もいました。



引率する教員も生徒たちの姿勢から、挑戦すること、自分の限界を設定しないことの大切さを学ばせてもらいました。やり遂げた全員、すばらしい姿でした。



さらに、活動中に現地のご婦人から、「この学生の皆さんは礼儀正しく素晴らしい。」とお褒めの言葉をいただきました。学ぶ一方ではなく、逆に日本人としての奥ゆかしさ礼儀正しさを良い形で伝えることができました。


 


ケアンズ3日目は、現地の大学生との交流(ケアンズの街を散策)→グリーン島へ行きました。世界遺産のグレートバリアリーフの美しい海に入り、自然を肌で感じることができました。



最終日の反省会は、1分間スピーチです。「笑顔、相づち、目を見て話すこと、相手を気遣うことがどれだけ大切かわかった。」「拙い英語を一生懸命聞いて下さり、オーストラリアの地で愛をもらいました。その愛と感謝を今度は自分が伝えたい。」「まわりの様子を見ることができる余裕をつくるには、まず自分が自分のことを積極的にやらないといけないことに気づいた」「『オーストラリアの人は日本人を愛しています。』と言ってくれた。日本人ひとり一人の小さな心がけが世界中に広がっていることがわかり日本人としての誇りを感じた。誇りを持って生きていきたい。」など、各自の気づきや成長したことを述べ、今後の決意に溢れたスピーチでした。



締めくくりに校長先生から、「君たちは、大人になると常に新しい環境に置かれ続けるということを覚えていて欲しい。その時にどう行動できるのか、今回の日々の反省が生きてくる。礼儀正しさ、チャレンジ精神、勇気、自分自身への愛情を思い出すことで、その時の行動を決定することが出来るはず。今まで経験したことのないことに挑み、振り返って、新しい自分を発見できた。これは原点に立てたということ。」と総括がありました。更に、来たるべき将来の社会についての説明があり、「いざという時に力になるのは、どれだけ学んだかということ。貪欲に学びなさい。」という話がありました。



翌日、昼発の飛行機で帰路につきました。
深夜帰校した時に、見違えるほど逞しく、自信を持った表情に変わった生徒の様子を見て、保護者の皆様も我が子の成長を実感されたと思います。


今回学んだことは生徒達の今後の人生に必ず活きてくるはずです。教員一同、無事に引率できたことに安堵しつつ、生徒の確実な成長に大きな達成感を抱いた修学旅行となりました。


 


 

女子テニス部 優勝! ~長野県中学校交流テニス大会(団体戦)

投稿日:2015.04.10

中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期 部活動

 4月5日(日)、信州スカイパークテニスコートで行われた長野県中学校交流テニス大会(団体戦)で、女子テニス部は4連勝して見事優勝、男子テニス部は3位に入りました。


 雨と強風の中での試合でしたが、普段の練習で培った力を発揮することができました。


 6月にある次の大会でも上位を目指し、北信越大会に進めるように、気合いを入れて練習に励みましょう。

1学期始業式

4月9日(木)、久しぶりの学校に多くの荷物を持った子ども達がやってきました。進級した新しい学年での一年のスタートです。目をキラキラ輝かせながら登校してきました。 


 


始業式では、小松校長より「今日の気持ちを忘れずに1年間過ごして下さい。みなさん一人ひとりが自分のやるべきことを自覚して行動して欲しい。


先日、野球の全国大会に出場した中学校の監督さんに会う機会があり、全国で優勝できるチームはどんなチームですかと質問したところ、「当たり前のことが当たり前に美しく出来る。挨拶・返事、話し方が素晴らしく、常に全力プレー。優勝するチームは必ずそうだ。」とおっしゃっていた。


私は、才教学園を日本一の学校にしたいと思っているので、皆さんも「当たり前のことを当たり前に」一緒に頑張っていきましょう。」という話がありました。


 


その後、バス会が行われました。才教学園は、電車・バス・自転車・送迎・徒歩など様々な方法で通学する子どもがいます。安全に、ルール・マナーを守って通学できるように、一つひとつ注意点を確認しました。電車通学の子どもは、駅の利用の仕方も学びました。安全に、周りの人に迷惑をかけないように通学出来るよう、継続的に指導をしていきます。

入学式

4月8日(水)、平成27年度入学式がまつもと市民芸術館で行われました。


新入生は、在校生・保護者の方の拍手の中を堂々と入場した後、一人ひとり名前を呼ばれ、「はい!」と元気な返事とともに起立し、紹介されました。


小松校長の式辞では、「『世のため人のために尽くす高い志を持った人になるために今何をすべきか』を常に考え、才教生としてのプライドを持って学校生活を送ってほしい。


才教生は卑怯なことや、悪口・陰口、いじめなどというくだらないことはしない。困っている人や弱い人のため、また社会のため国のために、助けよう、役に立とうという気持ちを常に持って、勉強に励み、行事に取り組み、友達と切磋琢磨し、自分を高めていくのが才教生の姿。


現れるハードルに自分の力を信じてチャレンジするように。教職員一同は本気で皆さんと接し、教え導いていく。」と、激励の言葉が力強く述べられました。


新入生代表の挨拶では、小学1年生代表が、「去年、さいきょう祭で1年生の発表を観て、『来年は僕も出るんだな。どんな発表をするのかな。』とワクワクしました。今日から才教学園小学校の1年生になれて、とても嬉しいです。」と期待に胸を膨らませ元気に話し、中学1年生の新入生代表は、「将来の夢を叶えるために、高い学力、幅広い知識、コミュニケーション力を身につけ、才教学園中学校で、今まで以上にしっかりと勉強して、仲間と切磋琢磨していきたい」と抱負を述べました。


在校生代表は、「才教学園はとても楽しく、学ぶことがたくさんあり、自分次第でいくらでも成長することのできる学校です。仲間と共に切磋琢磨しながら歩んでいきましょう。」と新入生にメッセージを送りました。


これから才教生としての生活が始まります。初心を忘れず、充実した学校生活を送っていってもらいたいと思います。


教職員一同、学校生活が充実したものになるよう全力を尽くしていきます。


ご臨席頂いたご来賓の皆様、新入生の保護者の皆様、ありがとうございました。