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ひとつでも多くかごの中へ 「一球入魂」の1・2年生

ひとつでも多くかごの中へ 「一球入魂」の1・2年生

投稿日:2017.06.15

 全方向から放物線を描いて飛び交う紅白の球を、拾っては投げ、拾っては投げ、精いっぱい腕を伸ばして、球をかごの中へと投げ入れていました。


 1回戦の1年生対決、2回戦の2年生対決では、カウントしている最中、「たくさん入ったのはどっちかな…」と少し曇った表情で待っていました。一方の先生が最後の球を高く上げると、まだ球が残っている方のチームは笑顔とガッツポーズで喜びを表現していました。


 学年対決は一勝一敗。勝負は三回戦に持ち込まれました。


三回戦は全員対決。全部の球をかごに入れ、なおかつ早く整列して座った方が勝ちというルールです。


グラウンドに散らばる球の数が少なくなってくると、その状況をしっかり見て、「あとはまかせたよ!」というように、徐々に選手は待機場所まで戻っていきます。戦局を見守る1年生の小さな背中は、最後の一球が入るまで「がんばれ!がんばれ!」と応援を続けていました。


 三回戦を制して、この競技に勝利したのは白組でした。惜しくも勝利を逃した赤組も、白組に向けて大きな拍手を送りました。