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第17回体育祭⑧ 一球入魂

第17回体育祭⑧ 一球入魂

投稿日:2023.01.11

 入学からまだ2カ月ほどとはいっても、入場行進で力強い歩みを見せた1年生。ひとつ上の学年、2年生と一緒に気持ちのこもった紅白の球を精一杯に投げ上げました。
 1回戦は1年生対決。小さな手で球を拾い、「入れ!入れ!」とかごに向かってジャンプする姿は、楽しんでいるというよりも「勝ちたい」という一心ゆえの雄姿でした。時間いっぱい、かごの中に入った球の数は、赤も白も同じくらいの同じくらいに見えましたが・・・。整列し、カウントの掛け声に合わせて先生が球を取り出していく様子を見守る1年生。「・・・40、42、46、48」まで数えて終わった白組に対し、赤組は、なんとひとつだけ少ない47個。僅差での勝利に喜んだ白組でした。
 2回戦は、2年生の出番です。ここでも勝って弾みをつけたい白組に、「1年生の分までがんばるんだ!」と意気込む赤組。たくさんの球はあっという間にかごの中に入っていきます。保護者席からも止むことなく聞こえてくる応援の声に背中を押されるように、2年生はかごを見上げながらみんな真剣です。1回戦よりも多くの球が入ってぎゅうぎゅうのかご。数えるために支柱を傾ける先生たちも慎重に慎重に・・・。この2回戦は、赤組80個、白組83個と、またもや僅差で白組が勝利しました。
 最終の3回戦は全員対決。ここまで20点のリードを許した赤組ですが、諦めの色はありません。本部の左右に展開した応援席からは、先輩の「いけー!」「みんななら勝てるよ、頑張れ!」力強い声が響きます。最後の戦い、合図の音で一斉に飛び出した1・2年生は、とにかく球を投げる、投げる。休むことなく動き回りつつ、外側に散らばってしまった球を集めたり、戦況を見て陣地に戻って整列し始めたりと、一人ひとりが役割を果たしました。
 『球を全部入れ終わって、全員の戻り・整列が早かった方が勝ち』という3回戦。ここでは赤組が勝利をもぎ取り、10点を返しました。