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さいきょう祭レポート2017

閉会式

投稿日:2017.12.11


閉会式では、生徒会会長の根本潤一くん(9年)が実行委員長として挨拶を、そして小松校長による講評が行われました。


 


実行委員長挨拶 9年 根本潤一


Power of smiles」、これは、我々才教生全員が心に秘めていた言葉です。中には、仲間と衝突し、涙を流した生徒もいたでしょう。しかし、そこで終わらないのが我々才教生です。どうすればさらに成功するのかを仲間と必死に考え、今日のパフォーマンスを披露することができました。私はすべてのリハーサルを見る機会をいただき、先生方からのきめ細かいアドバイスを受けた生徒がそれに応える姿、先生の期待をさらに上回ろうとする様子に感動しました。


今日は舞台袖でみなさんの演技を見ていましたが、リハーサルとは比較にならないほど素晴らしく、終了後には涙を流している生徒もいました。すべてを出し切って、達成感と充実感にあふれていたみなさんを見て、私にも熱いものがこみ上げてきました。最後の全校合唱「みんなスター」では、生徒全員の心が一つになり、「チーム才教」を体現した演目となったのではないでしょうか。


このさいきょう祭が成功に終わったのは、生徒の力だけではありません。素晴らしい会場を作ってくださったスタッフの皆様、日ごろから生徒の心に寄り添ってくださった先生、生徒を精神面でサポートしてくださった保護者の皆様、そしてどんなに辛い時にもともに戦い続けた仲間がいたからこそ、このさいきょう祭が成功したのだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。今日はありがとうございました。


 


学校長講評


さいきょう祭が終わりを告げます。今日、子どもたちは舞台の上で精一杯のパフォーマンスを見せ、大きな力を我々に与えてくれました。


生徒諸君、笑っていますか? 生徒もご家族も、みんなの笑顔でこの会場を埋めてください。


実行委員長の立派な挨拶の後では、それ以上の言葉はありませんが、これから才教学園は、更なる飛躍を目指し走り続けていきます。皆様方のご声援、ご支援をこれからもお願いし、最後の挨拶といたします。本日はありがとうございました。


 

「みんなスター」 全校合唱

投稿日:2017.12.10


  1年生から9年生まで、全校生徒が一同にステージに集まり、今年のさいきょう祭の最後を飾る演目は合唱「みんなスター」でした。指揮者、伴奏チーム、パフォーマンスチームの9年生が、全校をリードします。思わず体を動かしてしまうノリのいい曲に、「ひとりひとりがみんな輝いている。どんなときもみんなで楽しもう!」という歌詞。


直前の「第九」に引き続き、会場全体が明るく楽しい雰囲気に包まれました。


 

「ぼくたちの第九」 混声四部合唱 7・8・9年

投稿日:2017.12.09


年から789年生はベートーベン作曲の大作「交響曲第九番」の合唱に、シラーの詩を引用したドイツ語の歌詞で挑戦しました。冒頭、ステージに座していた生徒たちからはドイツ語で「嘆き」「悲しみ」などのつぶやきが聞こえていましたが、バスのソロの間に全員が次々と起立。ソプラノ以下4人のソリストをはじめ、指揮者、伴奏者の全員で渾身の合唱を披露しました。ピアノ伴奏、打楽器演奏に回った9年生の一部生徒も、最後まで指揮者から視線を外すことなく、真剣に演奏。終盤、生徒たちが肩を組んで歌う場面では、まさに「歓喜」が溢れていました。


今日はさいきょう祭の新たな伝統が産声を上げた日。今後、大切に歌い続けていくこととなる「第九」は今回が完成形ではありません。来年以降、どんなステージが見られるのか、期待が膨らみます。


 

「SING!~9年の輝き~」 合唱奏 9年

投稿日:2017.12.08


9年生は、大ヒット映画「SING!」より、劇中歌の合唱・合奏に挑戦。男子も女子も素敵なアンサンブルを聴かせてくれました。華やかなステージが続き、女子の合唱を男子が合奏で盛り上げ、逆に男子が歌唱・ダンスメインのターンでは女子がその発表をサポート。バイオリン、ギターなどの楽器も使用し、「Shake It Off」「I’m Still Standing」「Set it all free」などを笑顔で歌い継ぐ様子はとても楽しそうでした。 


9年生全員が一丸となって歌った「HALLELUJAH」。涼やかな歌声が響く、最後のさいきょう祭にふさわしいステージとなりました。 


 

「THE WIZ」 ミュージカル 8年

投稿日:2017.12.06


カンザスの町から都会での一人暮らしになかなか踏み出せないでいるドロシー。オズの国に迷い込んだ彼女は、図らずもマンチキンを苦しめてきた魔女を倒した形に。ミス・ワンに諭され、家に帰りたい一身で、エメラルド・シティにいるという魔法使いに会いに行こうとします。


カラスにからかわれ、詰め物も出てしまったカカシ。雨風にさらされ、すっかり錆びついたブリキ男。石像のようになっていた臆病なライオン。それぞれ、「知恵」「心」「勇気」を求めてドロシーとともに「黄色い道」を歩き、エメラルド・シティを目指します。


道中、様々な困難にぶつかりながらも、何度か目的地にたどり着いた一行ですが、その魔法使いも実はペテン師。望みはかなうことがないと落ち込むカカシたちでしたが、ここまでの行動の中で、知恵も、心も、勇気も手に入れることができていたのだと伝えるドロシー。そんなドロシーも、靴のかかとを鳴らして家に戻ることができました。


自分の力で道を切り開いていくことの大切さ、仲間との友情…人生において価値のあるメッセージが、セリフと歌で伝えられました。見事な演技、演奏、歌唱で会場を魅了し、一列に並んで挨拶に臨んだ8年生は、大きな拍手を全身に浴び、誇らしげに見えました。


 

「虹」 卒音ステージ 6年

投稿日:2017.12.05


午前の部では実に楽しいミュージカルで来場者を湧かせた6年生は、混声三部の合唱曲「虹」に挑戦。ゆったりとした音楽の中に優しいハミングや美しいハーモニーがあり、歌詞には繊細な心情が綴られています。歌詞の解釈は人によって違うかもしれませんが、出会いと別れ、喜びと悲しみなどを経験し、子どもから大人への過渡期にあたる6年生にとっては、まさにタイムリーな一曲であったと思います。


 

「ノンホイッスル組体操~The Princess Mononoke~」 組体操 7年

投稿日:2017.12.05


7年生の演目は、「表現」に重きを置いた組体操。ノンホイッスル=笛の合図がない中で、曲に合わせて組体操の演技を行いました。ステージ中央では5列、左右の花道にも生徒が展開し、前から後ろ、左から右へと、流れるような動きで様々な技を披露していきます。初めは個人技、次いで2人での組体操と、技の難易度も上がっていきます。3人で組む演技を過ぎたころからは、会場からの拍手も起こり始めました。5人での「扇」、暗転後のピラミッドのほか、チアリーディンのようなダイナミックな技もあり、「静と動」のメリハリの利いた演技が続きます。ラストの、花のつぼみが大きく開くような演技でも大きな拍手が送られていました。


無駄な音を立てず、止めるべきところでしっかり姿勢を維持する。夏休み後から何度も練習を繰り返してきた7年生全員の成果が、この本番で大きく実を結びました。


 

「大好き!ミュージカル ナンバー」 合唱部

投稿日:2017.12.04


唱部は女子部員8名。タイトルのとおり、ミュージカルの有名楽曲を英語詞で披露しました。1曲目は「Beauty and the Beast(美女と野獣)」、2曲目は「I Will Follow Him “Chariot”(天使にラブソングを)」と続きます。ミュージカルのイメージに合わせ、衣装も少しずつアレンジを加えたものに。「I Will~」の後には、「Hail Holy Queen」。どちらも曲の初めは穏やかな讃美歌のようですが、途中からはアップテンポに変化します。タンバリンやクラッピングのリズムも重ねて、軽やかな歌声を会場に響かせました。 


 

「宝島」 吹奏楽部

投稿日:2017.12.03


8年生部員を中心に18名での演奏に臨んだ吹奏楽部。吹奏楽のスタンダードである「宝島」を演奏しました。ほぼ全員が立奏で、思い思いに体をスイングさせながら、流れに乗るようにフォーメーションを少しずつ変えていきます。ソロでの見せ場も多い曲なので、楽器ごとの音色をしっかりと楽しめる構成となっていました。コンクール・大会では凛々しい表情のみなさんですが、このさいきょう祭のステージでは、リラックスした様子で伸びやかな音色を会場の奥の方まで届けました。


 

「Let's enjoy!~民謡・わらべ歌をあなたに~」 合唱 4年

投稿日:2017.12.02


後の部は4年生の合唱で幕を開けました。


 


遠くから聞こえる「おてもやん、おてもやん……」の声。ピアノの伴奏に乗せて体を揺らしながら、明るく弾むような声が響いてきました。輪唱のように「山越えて」と歌うときには腕を大きく山なりに動かしたり、「わたしゃあんたに ほれちょるばい」のときに寄りかかるような仕草をしたり。聴いている人たちの頬が思わず緩んでしまうような演出がありました。曲の終わり、「おてもやん」のフレーズを歌うときには、着物に身を包んだ子も、取り巻きの子たちも、表情豊かに決めて見せました。


続いて、「うちの裏のどらねこ」。「どらねこ」とは言いつつも、甘えるような鳴き声にも聞こえ、とてもかわいらしいねこたちが登場しました。全員がねこの耳をつけていたのもポイント。ねこたちのじゃれ合う様子を表現するような掛け合いもあり、途中で曲調や速さをが変化して緩急ある歌唱が印象的でした。