8月20日(月)から2学期が始まりました。およそ1カ月ぶりの登校とあって、「久しぶりだね!」「元気だった?」と、大きな荷物を手にしながら談笑する姿があちこちで見られました。低学年の学級の時間には、宿題や図工の課題などを順番に提出。担任の先生が夏休み中に子どもたちから届いた暑中見舞いのはがきを紹介する場面もありました。 【校長講話】 「笑顔を絶やさず、いつも心に太陽を」 夏休み中は、それぞれに楽しい思い出をつくることができたことと思います。夏、秋、冬と3つの季節をまたぐ長い2学期ですが、10月にはさいきょう祭も控えていますね。 「勉強、仕事、つらいことも、楽しんでやれば別の道が見えるよ」
会えば笑顔で明るく接してくれ、私にこう教えてくれた方がいました。いつも心に太陽をもつこと、それに裏付けされた笑顔には、やはり人を動かす力があります。その笑顔からふと思い出したのは、チャップリンが出演した映画『モダン・タイムス』のラストシーンで流れる“スマイル(Smile)”という楽曲です。チャップリン本人が作曲、のちにナット・キング・コールが歌詞付きの歌を発表しました。
笑ってごらん 心が痛むときも
笑ってごらん たとえ心が折れてしまっても
もし空が雲で覆われても きみは大丈夫 やっていけるよ
みなさんも笑ってみましょう。いつも心に太陽を持ち、みんなで頑張りましょう。
【賞状伝達式】
吹奏楽コンクール地区大会(7月21日・土曜日)に出場した吹奏楽部と、算数オリンピックのファイナリストとなった生徒に、校長から賞状が渡されました。
始業式
8月18日(土)、今年度4回目の「わくわくプレスクールを開催しました。今回も大勢の年長さんが参加、十数名のグループで1・2年生の教室へ入り、楽しく学んでいただけたようでした。 ひらがな「さ行」について学習した、もじの時間。先生が「“さ”のつく言葉を言ってみましょう」と声をかけると、大勢が手を挙げ、さかな・さくら・さしみなどの答えを出してくれていました。かずの時間には、数字の8・9をていねいにに書いたり、黒板に掲示されたうさぎとにんじんの数を確かめたりしました。あるお子さんからは、「いくつあるか数えるときには、ものの上にブロックを置いて、それを並べてから比べてみるってお母さんと教わったよ」と、4月に行った親子プレスクールのことを振り返るような発言もありました。そして英語では、野菜や果物のカードと数字のカードをめくって組み合わせる神経衰弱や手遊び歌をみんなで楽しみました。 今回も多くの方にご参加いただきありがとうございました。 次の「わくわくプレスクール」は最終回となります。 日程は10月2日(土曜日、10時から11時30分)で、「お母さんのための教え方講座」を同時開催します。 参加を希望される方は、専用フォームに必要事項を入力し送信していただくか、お電話(0263-58-0311)でお申し込みください。 今後開催予定の講座・説明会等の日程は以下をご覧ください。 (クリックすると各ページにジャンプします) ○入試情報
才教学園では6~9年生を対象に、毎年、校内夏期講習会を実施しています。発展と標準の2コースに分かれ、1学期に学習した内容の振り返りと定着、さらに発展問題へとチャレンジする8日間の講習会です。夏期休業中にも関わらず、対象学年の半数以上が参加し、熱い夏を過ごしています。
「朝勉強」と称した35分間の自主勉強に始まり、5教科(6年生も英語有り)の授業を毎時間集中して受ける姿が才教生らしいと感じます。特に9年生は受験が日々近づいているため、勉強に対する一層の熱心さを感じます。
“夏を制する者は受験を制す”
この言葉通り、どの学年の生徒も、「なりたい自分になるため」に夏期講習後もしっかり学習に取り組んでくれると信じています。
9年生
8年生
7年生
7月20日(金)、1学期始業式を行いました。1年生の各教室では、初めての通知表を心待ちにする子どもたちの姿がありました。担任の先生は、入学してからの変化や今学期の頑張りなどを一人ずつに伝え、通知表を手渡しました。
【校長講話】「“聞く姿勢”を大切にして、人との出会いを自分の糧に」
東京に生まれ育った私が、自転車で行ける範囲に、後楽園球場、今でいう東京ドームがありました。併設の後楽園ホールで行われる「笑点」の収録に度々参加していたのですが、そこで桂歌丸さんの心地よい話術に魅了され、すっかり落語ファンになりました。その歌丸さんが、「話がうまくなるにはどうしたらいいのか?」という質問に、こう答えています。
「逆説的な話にはなるけれど、“聞き上手”になること。相手の心の内や性格を想像し、考え、真摯な姿勢で聞く。そうして初めて、人の心に触れる話ができるようになるんです。」
親戚の他にも様々な人に会うことが多い夏休み。そういう機会に、相手の目を見て、心を見て、話をしっかりと聞くことを実践し、自らの糧となる経験を重ねましょう。
【賞状伝達式】
1学期中に行われた、陸上などの大会や速読検定、模擬試験等の成績優秀者に校長から賞状が手渡されました。
【壮行会および吹奏楽部による演奏披露】
終業式に引き続き、夏休み中に行われる大会に出場する選手を応援する壮行会を行いました。応援委員と全校生徒からエールをもらった選手たちは、挨拶の中で感謝の意を表し、健闘を誓いました。また、コンクールに出場する吹奏楽部によるパフォーマンスが行われました。
校長講話
壮行会
1年生のホームルーム
7月18日(水)に松本市政策課の方が来校され、地元農家のみなさんが育てた農産物の贈呈式を行いました。松本市では毎月19日を「家族だんらん手作り料理を楽しむ日」と定めていること、今回配布されるものがパプリカだということなどが伝えられました。また、パプリカには赤、黄、緑などがありますが、その色の違いで体への効果も少しずつ異なるのだそうです。 教室で担任の先生から真っ赤なパプリカを受け取ると、子どもたちは、「すごく大きい!」「きれいな色だね」「おいしそう」などと喜んでいました。 松本市政策課のみなさん、農産物を大切に育てて下さった生産者のみなさんに感謝して、各家庭でおいしくいただきます。 今年もありがとうございました。
7月14日(土)午前、未就学児とその保護者のみなさんを対象にしたオープンスクールを開催しました。
まずは来校されたみなさんを2年生がお出迎え。「たんけんクルーズ」と称し、手をつないで校舎内を案内しました。スタンプラリーの要領で教室や職員室を回り、各場所で説明役の児童からカードにシールをもらいながらゴールまで進みました。その後は3階の「わくわくひろば」へ。3・4年生が、ボウリングや輪投げ、おりがみなどのブースでもてなしました。縁日のような賑やかさで、どのブースでも3・4年生が声かけやアドバイスをしながら、小さいお子さんたちを上手にサポート。野菜のスタンプを押す準備をしてあげたり、初めて挑戦したけん玉で見事お皿に乗せることができた子と一緒に喜んだりして楽しむ姿が見られました。
後半の「積み木ワークショップ」は市民タイムスさんの主催イベント。運営にご協力いただいた安曇野市農林部、県建築士会安曇野支部のみなさんから松枯れについて紙芝居で説明を受け、松が枯れてしまう理由や、用意された2万個の積み木が被害に遭った松の木からつくられたリサイクル品であること、自然の大切さなどを学びました。長方形とサイコロ型、2種類の積み木を手に取ると、思わず鼻のあたりへ持っていき、「軽いし、いい香りがします!」の声も。本校の1~5年生とオープンスクールの参加者が全員で協力して、ほとんどすべての積み木を使って大きな壁を“建設”。最後は全員で記念撮影をしました。
暑い中にもかかわらず、ご参加いただきました多くのみなさまに心より感謝いたします。
ありがとうございました。
オクラやレンコン、ゴーヤなど野菜のスタンプ
つりコーナー
積み木ワークショップ
河野統徳くん(9年)が、10月に神奈川県横浜市で開幕する第49回ジュニアオリンピック陸上競技大会(以下、「JO」)に出場することが決まり、目標のひとつであった同大会での決勝進出を狙います。 7月7日(日)に行われた県大会(第71回長野県陸上競技選手権大会)で、男子200メートルに出場した河野くん。予選で22秒55をマークしたのち、決勝ではさらに勢いのある走りで記録を縮め、22秒02を記録。JO参加標準記録である22秒40を上回る好タイムでのゴールでした。 中学生から一般までの選手が競う県大会。決勝に進んだ8選手のうち、中学生は1人だけという状況にも動じず、「走るときはいつでもチャレンジャーの気分。今回は風の力も借りて、いつも通り落ち着いて自分の走りができた」と言います。 河野くんは現在、県内登録選手ランキング(2018年7月7日現在)で男子100メートルと200メートルの2種目においてトップの選手。JO陸上競技大会に出場できるのは県から選考された者のみということもあり、「長野県代表としてジュニアオリンピックに参加できることをとても光栄に思います。JOでも代表として恥ずかしくない走りを見せたい。両親のサポートやコーチの指導に、記録で応えたい」と、強豪選手相手に力走を見せる覚悟です。 全日本中学校陸上競技選手権大会への出場も決まっている河野くん。 活躍をお祈りします! ◇大会情報・結果◇ 第71回長野県陸上競技選手権大会 7月7日、8日 松本平広域公園陸上競技場 男子200M決勝 第7位 22秒02 (予選および決勝はいずれも7日)
6月10日(日)に第22回ジュニア算数オリンピックの予選が行われ、中野竜くん(4年)が予選を突破しファイナリストに選ばれました。予選当日を振り返り、「難しかったけど、手ごたえはあった」そうで、本選の問題を解くのを今から楽しみにしています。 中野くんは「難問を考えていると時間が過ぎるのを忘れてしまう」ほどに算数が大好きで、中学生レベルの難問を毎日解くことを自らのノルマと課し、ほぼ毎日欠かさず行っているとのこと。 担任の先生によれば、「中野くんは、センスのみならず、算数への真摯な姿勢に加え、コツコツとした積み重ねもできる努力家」なのだそうです。 ジュニア算数オリンピックの本選は、7月22日(日)に東京で開催されます。 中野くんの活躍を期待しています!
7月11日(火)の午前中、「ピアニカの魔術師」公演鑑賞会を行いました。ミッチュリーさんたちを迎えての公演は今年で2回目。2年生から7年生は1年ぶりの再会となり、今年はどんな曲を聴けるかと楽しみにしていました。
公演はⅠ期生(1~4年)とⅡ・Ⅲ期生(5年以上)に分けて2回行われ、オープニングは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の楽曲から。ピアニカを中心にギター、ピアノ、パーカッションが織りなす迫力ある演奏に、生徒たちはすっかり引き込まれました。
1年生と、8・9年生は今年が初めての鑑賞。車のクラクションやゲームミュージックなどの音当てクイズ、日本の四季を感じる曲、ミッチュリーさんの楽しい解説やトークに、感心したり笑ったり。クラシックの名曲メドレーでは、「喜びの歌」「ウィリアム・テル序曲」などが披露されました。両手奏法や独特な息づかいから生まれる演奏と幅広いジャンルのレパートリーに、「ピアニカは小学生の楽器」というイメージが覆され、新しい魅力を発見することができました。
「シンコペーテッド・クロック」では「どんな演奏にも合わせます!」というミッチュリーさんに、数名の生徒が壇上に招かれ共演。時計の音を表現するウッドブロックで、思いがけないリズムを刻んだり拍をずらしたりして、ユーモアのある掛け合いを見せました。5年生の山口峻平くんは、「少し緊張したけど、ミッチュリーさんの元気につられて、とても楽しく参加できた。歌うこと、楽器を演奏することはもともと好きだったけれど、自分のピアニカでもミッチュリーさんのような演奏に挑戦してみたい。」と話していました。
「音楽や美術に正解はない。ルールに縛られずやりたいことを表現すれば、きみたちの音楽が生まれます。芸術は自由に楽しんで。」と話すミッチュリーさん。「楽譜を見てミスのない演奏をすることも必要かもしれない。でも、自分が音を届けたい人たちの方を見て歌うように吹けば、誰でも上手になれます!」と、楽器を演奏するときのアドバイスもいただきました。
生徒たちの大きなアンコールにも快く応えていただき、あっという間に終演の時間。ミッチュリーさん始めバンドのみなさん、スタッフのみなさん、すてきな演奏会をありがとうございました。
6月30日(土)から2日間の日程で行われた第57回長野県中学校総合体育大会に9年生の河野くんが出場し、 男子100メートルで見事全国大会への切符を手にしました。全国大会参加への標準記録が11秒20のところ、1日目の予選の段階でこれを上回る好タイムを記録。今大会のこの種目では最速となる11秒15をマークしました。 今シーズンの大会で上位入賞を重ねている河野くんですが、「(松本平広域公園陸上競技場は)風が読めないので大変だった。それでも、落ち着いていつも通りの走りをすれば結果が出ると思って臨んだ。全国大会に進めることが決まり、素直に嬉しく思っています。」と話していました。決勝レースでは「スタートで出遅れたことが悔しい。力みすぎて後半にフォームが崩れてしまい、本来の走りができなかった」と優勝を逃したことに悔しさをにじませつつ、「全国レベルともなると自分より速い選手も多いけれど、あまり気負わずに自分らしい走りで結果を残したい。」と意気込みを語っていました。 全国大会(第45回全日本中学校陸上競技選手権大会)は、8月18日(土)から21日(火)に岡山県・総合グラウンド陸上競技場にて行われます。 河野くんが全国大会で自分らしい走りができることを心より願っています。 がんばれ! 河野くん! ◇大会情報・結果◇ 第68回中信地区中学校陸上競技大会 6月2日 松本平広域公園陸上競技場 男子3年 100M 第1位 11秒15 第7回長野県選抜陸上・長野市大会 6月16日、17日 長野市営陸上競技場 中学男子100M 第1位 11秒15 中学男子200M 第1位 23秒03 第57回長野県中学校総合体育大会 6月30日、7月1日 松本平広域公園陸上競技場 男子3年 100M 第2位 11秒23 ※予選時の記録11秒15で全国大会出場