2月17日(土)、第13回プレゼンテーションコンテスト本選を行い、5年生から7年生の各クラスの予選を突破した代表各1名がこの日の本選に臨みました。発表者がそれぞれに関心・疑問を持った対象について調べるとあって、テーマはバラエティーに富んでいました。調べてみようと思った動機を述べることから始まり、書籍やインターネットで情報を集めたり、保護者へのアンケートや地域の方々へインタビューを行ったりした内容をまとめて発表。6分の制限時間の中、自作の資料・スライドや研究に用いた実物を持ち込んだ生徒もいて、分かりやすい説明とともに工夫を凝らして発表する姿が見られました。 審査は、調査の深さ、考察の適切さなど計5項目。各学年から優秀賞を1名ずつ選出し、その中から最優秀賞1名が選ばれます。 今年度の最優秀賞は、6年の塩原遼大くん。「あなたを蝕む危険な食品」と題し、様々な病気の要因ともなるトランス脂肪酸や食品添加物の危険性を訴えました。さらに、そうした危険からの「逃げ道」として、安価で添加物の多い食品の摂取を避けること、野菜を食べて運動に努めることなど、生活の中で私たちが実践できることも紹介していました。 審査員の先生方からは「どの発表も甲乙つけがたく審査が難しかった。」「初めて聞く内容もあり、非常にレベルの高いプレゼンテーションに仕上がっていた。」「ここで培ったことを、これからに活かす大きな財産にしてください。」などの講評をいただきました。 【第13回プレゼンテーションコンテスト 本選結果】 最優秀賞 6年 塩原 遼大くん「あなたを蝕む危険な食品」 優秀賞 5年 赤間 幹太くん「ありがとうとバカヤロー」 優秀賞 7年 福田 岳大くん「東大へ行こう」
優秀賞の3名
2月6日(火)より3学期の授業参観が始まりました。今週は第Ⅱ期5~8学年の授業参観が行われました。 5、6、7年生の授業は来週開催されるプレゼンテーションコンテストの予選となっていて、保護者のみなさんには生徒一人ひとりの発表を聞いていただき、内容のわかりやすさや発表の工夫などについて審査をお願いしました。 8年生は英語の授業。来年度の修学旅行でオーストラリアの姉妹校などを訪問することから、ホストファミリー役、現地学生役などに分かれ、英会話の練習を行いました。多少の照れが垣間見えたものの、いろいろな場面でよく使われる会話を想定し、笑顔で対応していました。 来週は第Ⅰ期、第Ⅲ期の5つの学年で参観が行われるほか、17日(土)にはプレゼンテーションコンテストの本選があります。各クラスの予選を通過した生徒たちによる発表をお楽しみに!
5年生
6年生
8年生
第16回中部日本個人・重奏コンテスト長野県大会が1月27日(土)に行われました。本校の吹奏楽部からフルート独奏で出場した名和いろはさん(8年)が金賞を受賞し、3月24日に行われる本大会への進出を決めました。独奏で出場した65名中(予選エントリー数は約160)、7位以内の入賞です。 1月初め、音源による予選を通過した名和さんは、アンサンブルコンテストと並行して練習を重ねてきました。個人での練習は夏休み明けから始めていて、「フルートに触れなかった日はほとんどなかった。1日3時間の練習をしたときも、気づいたらあっという間にそれだけの時間が経っていたという感じ。」と、熱心に取り組んだ準備期間について話していました。 「県大会では、最後の一音までよく響かせることができたと思う。3月の本大会までにもっと練習をして、よりスムーズな運指で演奏できるようになりたい。ステージに立つのは自分一人でも、会場いっぱいに広がるような音を出せるように頑張りたい。」と ひたむきな姿勢を見せました。 本大会は3月24日(土)、三重県津市で行われます。 〈大会情報〉 第16回中部日本個人・重奏コンテスト長野県大会 中学校の部 (第30回中部日本個人・重奏コンテスト本大会予選) 平成30年1月27日(土) 飯田文化会館 フルート独奏 金賞 名和いろは(8年) 曲目:イベリカ 作曲:M.スターン
1月21日(日)に行われたアンサンブルコンテスト長野県大会。フルート五重奏で出場した本校グループは、審査の結果、銀賞をいただきました。
5人中3人が小学生というアンサンブルは前例のない快挙でしたが、本番前には肩を組んで気持ちを統一させ、スイッチを入れて臨んだと言います。本番の様子を「5人の音色がまとまり、悔いのない演奏ができた。」と話してくれたのは、6年生の波塲さん。他にも、「演奏する楽しさを知ることができた(6年・花岡さん)」、「自分たちらしい演奏ができた(同・川村さん)」と、初めての県大会を振り返りました。
後輩をリードしてきた8年生の名和さんと髙林さんも、「中信大会では、“もっとできたはず”という演奏になってしまい反省が残ったけれど、練習を重ねた曲を一番楽しく、程よい緊張とともにリラックスして吹けたのがこの県大会でした。」と話していました。
ぴったり息の合った演奏を作り上げるまでの大変さ、時間をかけ、環境を整えて練習することの大切さを、身をもって経験できたコンテスト。他校の様々な演奏を直接聴けたことは、フルートパートだけにとどまらず、楽器を演奏する生徒たちにとって大きな糧となることでしょう。
〈大会情報〉
第43回長野県アンサンブルコンテスト中学校の部 県大会
平成30年1月21日(日) キッセイ文化ホール
フルート五重奏 銀賞
名和いろは(8年) 髙林真白(8年)
花岡結咲(6年) 川村優花(6年) 波塲 和(6年)
曲目:5本のフルートのための協奏曲 ニ長調 作品15 第3番より
作曲:J.B.ボワモルティエ
1月19日(金)、9年生の音楽の授業として「和太鼓体験教室」を実施しました。指導してくださったのは、地域とのつながりを大切にし、新たな郷土芸能の創出に努める「寿台太鼓連」のみなさんです。
体全体を使って音を作り出す和太鼓の演奏に備え、生徒は軽くストレッチ。太鼓の前でいざ構えると、思ったよりずっと低く腰を落とすことが分かり、その姿勢の維持に苦戦していました。10名ほどのグループに分かれ、「輝けばやし」を順番に練習。演奏を聴き合う中、観客班からは掛け声も飛んでいました。
授業の終わりには「夏祭り」という曲の演奏披露があり、生徒もチャッパとチャンチキを借りて参加しました。最後は三本締めで受験に向かう9年生に大きな激励を贈ってくださいました。
世界に誇れる日本の伝統楽器、和太鼓。わずか数メートルの距離で聴く生の和太鼓の音はとても迫力にあふれ、体にも心にも響くものでした。
代表の吉村幸代さんを始め、寿台太鼓連のみなさんには丁寧なご指導をいただきました。生徒のために長胴太鼓7張り、締太鼓や鳴り物も学校に搬入して準備を整えていただき、ありがとうございました。
1月13日(土)に塩尻レザンホールにて、第27回中信地区小・中学校重唱・合唱大会が行われ、本校の合唱部が中学校の部に出場、金賞をいただきました。
出場したメンバー4名は全員7年生。昨年、小学校の部で出場した経験があります。今大会に参加した学校数は12、出場チームは16チームありました。本校の編成は女声四重唱で、これは参加16チームの中では最も少ない人数です。雰囲気に押されてか、本番前には不安そうな表情を浮かべていた時間もありました。しかし、いざステージに立つと、そのようなことを微塵も感じさせることなく堂々と歌い、会場いっぱいに豊かなハーモニーを響かせることができました。
審査員の先生方からは、たくさんのお褒めの言葉をいただき、3年連続の金賞受賞という快挙を遂げることができました。才教の合唱部らしく、体をいっぱいに使い声を前に出すことを意識した表現を認められたことは、とても嬉しいことでした。この大会の経験が今後の更なる活動につながることを願っています。
<大会情報>
平成30年1月13日(土)
第27回中信地区小・中学校 重唱・合唱大会 中学校・重唱の部
女声四部重唱 「鉾をおさめて」「赤とんぼ」 金賞
放課後の練習
1月7日(日)の地区大会予選を抜け、14日(日)の吹奏楽アンサンブルコンテストの中信ブロック大会において、フルート五重奏が金賞をいただきました。145団体中9位内の入賞です。前身のフルートアンサンブル部として創部してから、県大会へ進むのは今回が初めてとなります。
リーダーの名和いろはさん(8年生)は、「曲が決まって練習を始めた頃は、出だしを合わせるところでよく失敗していました。しかし、今は暗譜もできて、タイミングも息もしっかり合わせられるようになりました。先生から指導を受けたところはすぐ直し、前の日よりも良い演奏ができるように心がけて練習しています。」と話していました。
ボワモルティエ作曲「5本のフルートのための協奏曲」は、彩り豊かなアンサンブルの中にもソロパートがあり、とてもやり甲斐のある楽曲。5人とも「ソロの部分は全員で演奏している時とは違う緊張感がある。」と声を揃えます。
審査の結果、県大会への推薦をいただいた5人が目指すのは、『音楽的にも豊かで、細かいミスのない演奏』とのこと。次の本番に向けさらにモチベーションが上がっているそうで、意気込みを聞くと、「コンテストとはいえ硬くなりすぎず、一音一音を丁寧に吹き楽しく演奏したい。」と名和さんが元気に答えてくれました。
小学生3名の入ったアンサンブルが県大会に出場するのは、長野県初の快挙となります。
県大会は、21日(日)にキッセイ文化ホールで行われます。
〈大会情報〉
平成30年1月14日(日)
第43回長野県アンサンブルコンテスト中信大会 中学校の部
フルート五重奏 金賞
1月9日(火)、3学期始業式を行いました。
【校長講話】
〈まとめの3か月、本気の取り組みを〉
いよいよ今日から3学期がスタートです。今まで培ったことを自分自身の成長に結びつけ、次へのステップとなるように全力で頑張ってください。
さて、年が明けてすぐに、星野仙一さんという方が亡くなったというニュースがありました。中日ドラゴンズの指名を受けて入団した彼の目標は、常に「打倒ジャイアンツ」。長嶋茂雄、王貞治らスーパースターを揃え日本一のチームだった読売ジャイアンツを倒すために、厳しい練習に耐え、投手として全力で真っ向勝負を挑む星野さんは、まさに闘争心の塊で、逃げない姿勢を貫いた選手でした。そんな気持ちも通じてか、1974年、ジャイアンツが10連覇なるかというところを阻止したのが中日ドラゴンズでした。星野さんは、選手としてすべきこと、できることに本気で取り組み、夢を成し遂げました。
その後、中日、阪神、楽天の各球団で監督を務めますが、ここでもとにかくジャイアンツを倒して日本一になるという思いで指揮をしていたそうです。中日、阪神では叶わなかった日本一の夢は、楽天イーグルスという球団で2013年、東日本大震災の傷が深く残る本拠地、東北で現実のものとなりました。
星野さんは、勝負に厳しい反面、選手に対する愛情が非常に深く、本当に素晴らしい人で、このような言葉を残しています。
『やるべきことだと思っていることを、本気になってやっていかなければ、自分の人生も何ひとつ変わっていきはしないのである。本気か、本気でないのかが、人生の分かれ道だ。』
2学期終業式で、「自分のすべきこと、できること、したいことを明確に」という話をしました。あとはきみたちの「本気」です。勉強も、日々の生活も、部活も、人を想うことも本気でやりましょう。自分の志を打ち立てるために本気になること。それが、きみたちが心に秘めている「すべきこと、できること、したいこと」を実現できるかどうかの境目ではないでしょうか。
【表彰】
1月7日(日)、キッセイ文化ホールで開催されたアンサンブルコンテストに出場した吹奏楽部の表彰が行われました。金賞をいただいたフルート五重奏のグループは、14日(日)に行われる中信ブロック大会に出場が決定しました。
第43回長野県アンサンブルコンテスト松本地区大会 中学の部
フルート五重奏 金賞
クラリネット六重奏 銅賞
サクソフォーン五重奏 銅賞