4月22日(月)の午後、Ⅰ期生(1~4年生)が「一年生を迎える会」を行いました。 3階ホールでは、フロアリーダーとなった4年生を中心とする “Ⅰ期のせんぱい”が、白とピンクの花のアーチをくぐってやってきた1年生を大きな拍手で迎えました。 4年生のステップリーダー長からは、「ようこそ才教学園に来てくれました。みなさんが来ることを心待ちにしていました。早くみんなの名前を覚えて、仲良く過ごしましょう。何かあったら、ぼくたち4年生に聞いてください。」と、あいさつがありました。 2~4年生は、この日のためにクラスで練習してきた「♪気球に乗ってどこまでも」を披露。1年生からのお返しは、「♪一年生になったら」の元気な歌声でした。 このあと1年生は、せんぱいからのプレゼントとして花の首飾りをもらいました。花びらの部分には、1年生を歓迎するメッセージがたくさん書かれていて、もらったそばから「どんなことが書いてあるのかな?」と、しげしげと見ていました。 司会を務めた4年生は、Ⅰ期の最上級生として上手に会を仕切り、ひときわ頼もしい姿を見せていました。とても温かい雰囲気で、笑顔いっぱいの歓迎会となりました。
4月20日(土)、親子プレスクールを開催しました。2月から行っている「お父さんお母さんのための“教え方”講座」と、年長児向けの「わくわくプレスクール」を合わせた今回の親子プレスクールには、大勢のみなさんにご参加いただきました。 もじの時間には、えんぴつの持ち方や数枚のカードにかかれたひらがなを組み合わせてことばをつくる遊びをしました。初めは2文字のことばが多かったのですが、どのお子さんもすぐに3文字・4文字のことばを作っては、隣に座るお父さん、お母さんと声を揃えて読み合っていました。かずの時間は、おはじきを使いながら「絵の中にあるものの数」を数えたり、先生の掲げたカードやタンバリンの音の数に合わせて手元のカードを選んだりしました。話を聞く姿勢もよく、先生の方に顔を向け集中している様子が見られました。 英語の時間は、リトミックの定番曲「♪Head, Shoulders, Knees and Toes」で顔や体を触って遊びました。繰り返されるたびに早くなっていく曲に合わせ、とても盛り上がりました。 机の上のプリントには、お父さん、お母さんからもらったハナマルがいっぱい。 「楽しかった!」「自分でひらがなが書けたよ!」と、先生たちに喜んで報告してくれるお子さんがいれば、保護者の方からも「無理のないレベルで楽しく参加できた。子どもが自分から進んで取り組めたようでよかった。」「多くの先生が机の間を回って声をかけ、一人ずつ様子を見てくれた」との感想を寄せてくださいました。 本校の子育て支援プログラムが、ご家庭での「まなび」のお役に立てたことを嬉しく思います。 年長児を対象とした「わくわくプレスクール」、第2回は5月18日(土)に開催します。 プログラムの詳細、お申し込みにつきましては、こちらよりご確認ください。
4月12日(金)、避難訓練を行いました。家庭科室で火災が発生したという想定です。 現場近くに居合わせた教員が消火器で初期消火を試みると同時に、消防署への通報と全校生徒の避難がスタート。訓練とはいえ、少しハードルを上げて、校内2か所の階段のうち、出火場所に近い方は使わないようにアナウンスを入れました。これで、1階に教室がある1年生を除いて、2年生から9年生が一気に1つの階段を駆け降りることになります。生徒たちは自分の前後や足元に注意を払いながら、階段の横幅をうまく使って、2クラスずつスピーディーに降りて出口に向かいました。余計なおしゃべりの声は聞こえず、先生の誘導に従って整然と非難していく様子は、真剣そのものでした。 全員の避難完了を確認した後、訓練に立ち会った芳川消防署の方から、「今日の避難はとてもよくできました。しかし、実際に火災が起きると、予想しないことが起きて、慌ててしまいます。今後の訓練も、今日のように100点を目指すつもりでやってください」と講評とアドバイスをいただきました。 その後、教職員と代表生徒が水消火器を使った訓練を行いました。「火事だー!火事だー!」と大きく響く声に、消防署の方も感心されていました。
地震や火災にいつ遭遇するかは、わかりません。万が一のときに備え、どうしたら自分の身を守ることができるか、どういった行動をとれば安全を確保できるかを再確認できた訓練となりました。
初期消火 家庭科室へ急ぎます
3~5階から階段で避難
消火器の使い方も確認
5年生の小林凛香さんの書いた作文「こんな自分になりたい」が、第9回言の葉大賞において優秀賞を受賞しました。 『「未来の自分」を描いたとき』というテーマにおいて、小林さんは、家族の法要で聞いた話をもとに、自分の思いを素直な言葉で綴っています。 4月6日(土)には賞状の伝達式が行われ、小林さんが全校生徒の前で作品を朗読しました。 *****
「こんな自分になりたい」 才教学園小学校4年 小林凛香 私が四年生になったこの四月、祖父が他界しました。夏休みにその初盆の法要に行きました。法要の終わり頃にお坊さんが、いくつかのお話をしてくれました。その時に「心の四季」という言葉を知りました。 「人に接する時は、暖かい春の心。 仕事をする時は、燃える夏の心。 考える時は、澄んだ秋の心。 自分に向かう時は、厳しい冬の心。」 この言葉を聞いた時に私は、みんながこういう人になれたら、争いなんか起きないのになと思いました。この言葉を聞いた時、簡単にできると思ったけれど、実際によく考えてみると、心がけていないとできない事だと思いました。そして、私がそういう大人になれたら周りの人も気持ちよくなるのではないかと思いました。 私の難しいと思ったのは、冬の心です。楽をしたいという甘えた心としっかりやろうという厳しい心は、いつも私の心の中で戦っています。今の自分は、甘えた心が勝ってしまっているんだと思いました。 私の学校では、四年生がフロアリーダーです。下級生を注意することがあります。しかし、聞いてくれない人がいます。聞いてくれない人がいても、その人をせめるのではなくて、自分が注意できるぐらい、日ごろから行動できているのかとふり返った方がいいと思いました。 私は、つきたい職業は、まだしっかり決まっていません。どんな職業についたとしても、この四季のような人になり、人と接していけるような大人になりたいです。 私がこの「心の四季」という言葉をお坊さんから聞けたのは、天にいる祖父のおかげです。私が、これから、この言葉のような人になっていくすがたを天にいる祖父に見せてあげられるように、一日一日を、大切に、がんばっていきたいです。
※作品中の学年は平成30年度当時のもの
4月9日(火)の1・2時間目を使って、生徒会オリエンテーションが行われました。 才教学園の生徒会は、5年生から9年生までの5つの学年で組織されます。進級間もない5年生に、①才教学園の生徒会活動や部活動について理解してもらおう、②才教学園の一員であることを自覚し積極的に参加をしてもらおうと、9年生の役員が中心になってオリエンテーションを企画しました。 前半は委員会紹介。正副委員長らから、委員会の目標や今後予定されている活動について説明がありました。この後、各学級では委員決めがあり、2019年度の生徒会組織が確立され、本格的な活動が始まります。 後半は、部活動の紹介が行われました。概要や作品をまとめたスライド、道具や楽器を使った実演など趣向を凝らした発表で、5年生は「これからどんな部に入ろうか」と期待しながら熱心に見ていました。 6年生から9年生にとっては委員会の活動について再確認する場にもなりましたが、楽しい時間となりました。 2019年度生徒会 生徒会本部・文化委員会・体育委員会 応援委員会・報道委員会・衛生委員会 倫理委員会・図書委員会・環境委員会 園芸委員会・代表委員会 2019年度部活動 サッカー部・テニス部 バスケットボール部・卓球部 合唱部・吹奏楽部・美術部 競技かるた部
委員会紹介
部活動紹介
4月6日(土)の始業式後、9年生と5年生の進級式が行われました。 第Ⅲ期進級式の冒頭では、9年生に新しいネクタイが贈呈されました。今日を境にこれまでの赤を基調としたネクタイに代わり、最上級生の証としてブルーのネクタイをつけることになります。 【学校長祝辞】万事に背を向けず、自分と向き合う この1年は、常に最上級生としての気持ちと行動で才教学園を牽引してください。人の上に立つ立場というのは大変難しいものですが、まずは自分が動き範を示すことです。自分がやらなければ誰もついてはきません。自ら実践する9年生となり、調和のとれた才教学園をつくっていってください。 そして、才教学園から巣立つ1年後の自分の姿を想像してください。自分の将来をリアルに見据えるという、ほぼ初めての機会に恵まれたということを忘れず、真剣に自分と向き合い、内なる声を聞いてください。 現実をしっかりと受け止め、万事のことに逃げてはいけない。 積み上げてきたその集大成を見せる年です。きみたちの力なくして今年の才教学園はありません。美しい才教学園を一緒につくっていきましょう。 担任らからも、「今日から着用するネクタイは、決して飾りではありません。学校を背負う者として、下級生が憧れる存在であってほしい。」「適当にこなしても、それなりの結果しか残せないことは明白。理想を追求し、すべてのことに全力で取り組み、良い結果を出してください。」と、激励の言葉がかけられました。
ブルーのネクタイをつけた9年生が自信と誇りを持って過ごす1年となることを期待しています。
今年度が初となるネクタイの贈呈
9年生担任の挨拶
4月6日(土)の始業式後、9年生と5年生の進級式が行われました。 やや大きめの制服に身を包んだ姿に初々しさを感じる5年生は、保護者のみなさんが見守る中、Ⅱ期生としての一歩を踏み出しました。 校長は祝辞で、「挑戦し、経験し、学ぶことを通して自分の五感を鍛え、己の才なるものが何かを見つけてください。大きな夢を描き、それを実現させるために自分はどんな役割を果たしていかなければいけないかを、卒業までの5年間でじっくり考えてください。」と述べました。 続いて5年生から、決意の挨拶がありました。 「当たり前のことを当たり前にやること。仲間の気持ちを思いやること。どんなに大変でもあきらめないこと。高みを目指し挑戦すること。これまでの学びを糧に、第Ⅱ期生としてスタートする自分たちの頑張りを見ていてください。才教学園第Ⅱ期生としての自覚と責任をもって、大きく成長してみせます。」 当日は大勢の保護者の皆様にご出席いただきありがとうございました。 Ⅱ期生となった子どもたちの生活を支え、温かく見守り、時にはその背中を押していただけるよう、お願いします。
生徒氏名を読み上げる担任
学校長祝辞
決意の挨拶
4月6日(土)、講堂で2019年度の始業式を行いました。 この日の朝、1年生の教室では、担任の先生や友達と「おはようございます」と元気に挨拶を交わしたり、真新しい教科書などを大切そうに机にしまったりする様子が見られました。 【校長講話】 新入生のみなさん、あらためて才教学園へようこそ。みなさんが背負ったピカピカのランドセルは、いろいろな道具や家族の思いがたくさん詰まっています。そういったものを大切にして、志をしっかり立てられるよう、努力を続けてください。 さて、いよいよ5月から元号が「令和」に改められます。「令」という字が表すのは、一つの使命、大命といったものに向かって整然と努力を続けている人間の美しい姿なのだそうです。また、「和」には、人々が同じ方向を向き、互いのことを認め合って、一つにまとまるという意味があります。 才教学園に集うすべての人が目指すべき使命、「世のため人のために尽くす、高い志を持った真のエリートになる」ために、みなさんは日々努力を続けています。そして、小中一貫校の中で学年の枠を越え、大きなチームであろうとしています。「令和」という新元号は、そんな我々の背中をしっかりと押してくれているように感じます。
さらに「令」の字が表す「美しさ」とはどういうものか。それは、『才教の心得』四条にもあるように「恥を知る」ことです。汗を流し、涙を流し、必死に努力することが、美しさです。凡事が徹底できないこと、自分の弱さがわかっているのにそれを克服する努力を怠ることも、恥ずかしいものです。このことを忘れず、全員で美しい才教学園を作っていきましょう。
1年生の教室①
1年生の教室②
始業式ー校長講話―
4月5日(金)、2019年度入学式を挙行しました。午前10時からまつもと市民芸術館で行われた式には、真新しい制服に身を包んだ新入生と多くの保護者のみなさんを迎え、在校生が新入生の胸にリボンをつけて「入学おめでとう」と声をかけていました。 学校長は式辞で、「心に抱いたたくさんの抱負を実行し、数多くの感動を体験して下さい。勉強に励み、行事に取り組み、友達と切磋琢磨し、自分を高めていくこと。それが、才教生の過ごし方です。すべての才教生が果たさなければならない使命、『世のため人のために尽くす高い志を持った真のエリートになる』ために、今何をすべきかを常に考えながら学校生活を送って下さい。」と述べました。 新入生代表挨拶を務めた鴨居史佳さん(1年)も、力強い宣誓を行いました。 「オリエンテーションで、真剣でキラキラしたお友達の顔を見て、みんなと学校生活が送れるなんて、すごく嬉しいなと思いました。これから、私は勉強や運動を頑張って、夢中になれることやお友達の良いところをたくさん見つけていきたいです。お兄さんお姉さんのような優しい心と、失敗しても諦めない心を持って、困った人達を助けてあげられる人になりたいです。」 在校生を代表し挨拶したのは滝澤光輝くん(9年)。 「みなさんの入学を心から嬉しく思います。体育祭とさいきょう祭を通じ、全力を尽くして得られる達成感を味わい、プレゼンテーションコンテストで確かなプレゼン力と豊かな表現力を身につけていくことになります。もし、くじけそうになったら、いつでも私たちに聞いて下さい。皆さんが安心して学校生活を送ることができるように支えていきます。」と歓迎の挨拶をしました。
温かく和やかな雰囲気の中、これから始まる学校生活の第一歩にふさわしい入学式となりました。
新入生代表挨拶