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第Ⅰ期[ニュース&トピックス]

長野県ピアノコンクールで優秀賞を受賞

投稿日:2015.10.15

小学校 検定・受賞 第Ⅰ期 第Ⅱ期

103日と4日、第30回長野県ピアノコンクールがまつもと市民芸術館で行われ、山崎航大くん(小学6年生)が小学校56年生の部で入選、優秀賞を受賞しました。


山崎くんは、7月の予選に向けて今年3月の終わりごろから準備を始めました。日程が近くなると1日の練習時間を3時間程に増やしていったそうです。グリーグ作曲「春に寄す」はメロディーのきれいな響きを大切にし、もう一曲の「ハリング(ノルウェー舞曲)」では楽しい雰囲気を出せるように、それぞれ気持ちを込めて本番の演奏に臨みました。


「演奏中は緊張したけれど、とにかく先のことを意識して弾いていました。弾き終わった後は達成感があり、ミスはあったけれど全体的な表現はよくできたと思いました。結果発表を聞いて、“本当に?“とびっくりしました。日頃の練習の成果を出せたことが嬉しいし、表現やテクニックをていねいに教えてくれた先生にも感謝しています。」と、コンクールを振り返りました。


 


31日に行われるさいきょう祭では、6年生の演目であるミュージカルの伴奏を務める山崎くん。「全員で作るミュージカルがいい作品になるように、僕は伴奏を頑張りたい。」と、張り切って練習に取り組んでいます。

カゴメ工場でジュースの製造ラインを見学 小学5年生

投稿日:2015.10.15

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

106日(火)、小学5年生が諏訪郡富士見町にあるカゴメ株式会社富士見工場を見学し、生産ラインや製造用ロボット、工場の環境対策などについて学習してきました。


 


富士見工場が建てられたのは1968年。なぜ富士見町であったのかという理由は、次のようなことからです。


①野菜の産地が近く原材料を調達しやすいこと


②質が良く豊富な水があること


③大都市圏にアクセスしやすいこと


 


工場内ではコンピューター管理されたロボットが絶え間なく動いていました。紙パックは、最初はパッケージが印刷された細長い1枚の紙の状態。それを、丸い筒状にする → 底を留めジュースを充填 → 1本分の長さで切り取り、角を折りたたんで四角く形成する作業が猛烈なスピードで行われていて驚きました。


また、カゴメで使用しているトマトのことも詳しく教えていただきました。ジュース専用の”凜々子(りりこ)“という品種群は、おいしさはもちろん、ジュースにしてもきれいな色が出るよう中まで真っ赤に色づくことや、運ぶときのダメージをできるだけ少なくするために少し厚みのある皮になるように、品種改良を重ねて生まれたそうです。


今年はすでに栽培の時期が終わっていましたが、工場に近い畑も見学してきました。野菜やくだものを搾った後のかすを肥料にして、ゴミをできるだけ出さないという環境対策の工夫を知ることができました。


おいしく安全な商品を消費者に届けるため、徹底した衛生管理ときびしい検査のプロセスを欠かさない…。工場で働く方々は真剣そのものでした。


 


お忙しい中、見学にご協力いただいたカゴメ富士見工場のみなさん、ありがとうございました。

長い筒状になった紙パック

コンビニエンスストア限定の“リーフパック”

お店の工夫やはたらく人について学ぶ 小3のスーパーマーケット見学

投稿日:2015.10.08

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

928日(月)、小学3年生が社会科の学習でスーパーマーケット見学に行きました。訪れた先は学校の目の前にあるバロー南松本店です。なじみ深い場所ですが、売り場だけではなく、普段は入ることのできない裏側も見せていただけるということで、多くの児童がこの日を楽しみにしていました。


 


安全で美味しい食べ物を提供するために、お店ではいろいろな注意や工夫をしています。バックヤードでは、売り場に出る前のたくさんの商品が整然と置かれている様子や、お肉・お魚を加工しているところを間近に見て、「こんな風に作っているんだ。」と感心することしきり。食べ物が自分たちのもとに届くまでには、たくさんの人が関わっていることも分かりました。売り場では商品の並べ方などについて学び、お店の人のお話や質問に答えていただいた内容を、児童たちはワークシートいっぱいに書いてきました。


 


自分の目で見たこと、耳で聞いたことをしっかりまとめて、今後の学習に活かします。


お忙しい中、見学の機会をつくってくださったバロー南松本店のみなさん、ありがとうございました。

魚をさばいています

焼きたてのパン、いい香りです

自分で打ったそばの味は格別! 4年生がそば打ち体験

投稿日:2015.10.05

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

9月25日(金)、小学4年生が塩尻総合文化センターでそば打ち体験をしました。


4年生は総合学習の授業で長野県について学習を進めています。その中で、特産品であるそばを実際に打って食べることを通して、長野県への理解と思いをより深めたいと考え、この体験授業を計画しました。


 


当日はNPO法人信州そばアカデミーの13名のみなさんのご指導のもと、いよいよそば打ちがスタートしました。


そば粉に水を回し入れてこねる。それを伸ばし、たたんで切ると、いつも食べているそばになりました。アカデミーのみなさんがやるととても簡単そうに見えるのですが、自分たちがいざやってみるとなかなかむずかしいものです。それでも、自分たちの手の中でどんどんすがたを変えていくそばに興味津々で楽しそうにしていました。


そして試食の時間です。打ちたてのそばのゆで時間はほんのわずか。手早く水でしめたそばを食べた感想を聞くと、「とても美味しくて、もっとおかわりをして食べたかった。」「そばは苦手だったけど、自分でやってみて好きになった。」などの声がたくさんあがりました。栄養たっぷりのそば湯もいただき、元気に帰校の途につきました。


 


今回のそば打ち体験で郷土の食文化に触れ親しんだ4年生。長野県の魅力を再発見することができました。

危険から身を守ろう! ~交通安全教室~

924日(木)、小中学校全学年を対象に交通安全教室を行いました。道路というありふれた場所に潜むたくさんの危険。自分が、被害者とならないだけでなく、加害者にならないように広く俯瞰的な視野を養うための交通安全教室です。単に「危ない」「注意しなさい」というのではく、「なぜ危ないのか」「どうして注意しなくてはいけないのか」を、指導員のみなさんから改めて教えていただきました。


 


小学1年生から3年生は信号機のある交差点での注意点について、4年生は自転車運転免許の取得に向けて正しい乗り方や点検の仕方について説明を受けました。5年生以上は、自動車の内輪差による巻込みの危険性を認知し、安全な歩行と自転車の乗り方を学びました。


校庭で行われた衝突実験では、車にはねられたダミー人形の様子を見た生徒たちに緊張が走りました。人形をはねる車に同乗した先生からは「心臓のドキドキが止まりません…」と生々しいお話がありました。もし人形が生身の人間、それも自分だったらどうなるか…。事故の怖さを感じずにはいられません。


内輪差は、車が曲がる時に前輪より後輪が内側に入り込む現象です。車体が長くなるほど内輪差も大きくなるため、交差点で信号待ちをしている人がトラックやバスと接触する事故が起きています。予測できる事故は避けることができると考えて、自分が被害に遭わないようにすることが大切です。


 


交通ルールを守るのに、大人、子どもの区別はありません。普段の歩き方、自転車や車の運転について家庭でも話し合い、事故防止につながることを願います。

英語劇鑑賞会

930日(水)、ドイツに拠点を置くWhite Horse Theatreによる英語劇の鑑賞会を行いました。この劇団はヨーロッパ最大の訪問型教育劇団として世界各国を回り、英語を母国語としない人たちも楽しめる公演を展開しています。本校では昨年に続き2度目の公演で、児童・生徒が生きた英語を聞くよい機会となりました。


 


13年生は「The Tail of Susie Squirrel」、小46年生は「The Princess and the Soldier」、中学生は「Honesty」という劇をそれぞれ鑑賞しました。劇中の会話は日常生活で使用する表現が盛りだくさんで、笑ったり驚いたりしながらどんどん引き込まれ、客席まで入ってくる俳優のみなさんと掛け合いをする場面もありました。


「演じる」「表現する」という点では、工夫された舞台装置や演出、小道具にも目がいき、俳優の表情や動き方に魅せられました。


劇後には、俳優さんたちに積極的に質問をして交流を深めました。およそ一年間の世界公演を始めるまでの練習期間はたった1か月だけということや、演技をするときにはまず自分が楽しむこと、そして観客全員がステージを見ることができるように心がけている…など、月末に行われるさいきょう祭への参考になる答えをたくさんいただき、児童生徒のモチベーションのアップにもつながったと思います。


 


本物の英語に触れる体験は、通常の英語の授業やEveryday English(小学生が毎日行う英語の授業)とは一味違う学びとなりました。児童・生徒にとって、英語の学習意欲が高まり、小中一貫で行っている英語指導にも効果的な役割を果たした鑑賞会でした。

地域の文化財・馬場家住宅で小4が写生会

投稿日:2015.10.02

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

929日(火)、小学4年生が市内内田地区にある「馬場家住宅」に伺い、3時間ほどかけて建物やその周囲の風景を画用紙に描きました。実際の建物や植物を注意深く観察して描く写生の方法を学びながら、自然界の豊かな色彩に気づき、絵の具を使って多彩な色作りに挑戦しました。


時間の前半は、みんなシーンと静まり返り、真剣に画用紙に向かっていました。細かいところまで描くのは大変だったようですが、「落ち着いた場所で、集中して絵が描けた。」「絵の具を混ぜて、工夫して色を作って塗ることができた。」と、初めての写生会を振り返りました。


 


馬場家住宅は国の重要文化財に指定されていて、江戸時代末期から残る表門や主屋など特徴ある造りが歴史を感じさせる重厚な建物です。学校からはバスで約10分ほどで行くことができ、小鳥のさえずりや虫の音が聞こえるすばらしい秋の自然の中で、地の利を生かした絵画制作の授業を行うことができました。


大切な地域の文化財に親しむ機会をくださった職員のみなさん、大変お世話になりありがとうございました。

松本城で写生会 小学5年生

投稿日:2015.09.30

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

928日(月)、小学5年生が松本城を訪れ、写生会を行いました。現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城である松本城。白と黒のコントラストの美しさはいつみても壮観です。秋晴れの青空の下、児童は元気よく自分の好きな場所へスケッチに向かいました。



児童たちはいつも以上に真剣に、また、のびのびと取り組んで画用紙に鉛筆を走らせていました。普段の図工の授業では、対象となるものを見て正確に描く力を育てるために、児童が順番にモデルになって10分間のクロッキーを行っています。その成果もあり、目前にそびえる松本城の瓦や石垣までていねいに描いていました。


写生会に備え、5年生は松本城の構造を学習していました。3階には窓がないため、外から見ると5階でも実際は6階建てになっていることや、戦いの時代に造られた2つの天守とそれらをつなぐ渡櫓(わたりやぐら)、そして後の平和な時代に造られたとされる辰巳附櫓(たつみつけやぐら)と月見櫓(つきみやぐら)などを実際に見て、


「こんなにしっかり松本城を見たのは初めてです。」


「細かいところが難しかったけれど、一生懸命描くことができました。」などの感想があり、思いおもいの松本城を紙の上に表現しました。


 


観光客の方も多く、「こんにちは」と大きな声で挨拶を交わしたり、話をしたりする児童もいました。みんなで食べたお弁当もおいしく、楽しい写生会となりました。

「バスの乗り方教室」 安全とマナーについて学ぶ

投稿日:2015.09.10

小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

99日(水)、小学2年生が「バスの乗り方教室」を行い、バスの利用と安全な乗り方について説明を受けました。この日は、台風接近にともなう雨のため、昇降口の前に停めたバスの中でお話を聞きました。


今回乗せていただいたのはノンステップバスでした。始めに、バスが傾くこと(ニーリング)を体験しました。なぜバスが傾くのかという質問を受け、児童からは「曲がる時に便利だから」などという答えが出ました。説明では、ノンステップバスは乗降車口に階段(ステップ)がないのですが、お年寄りや体の不自由な方が乗りやすくするための工夫として、地面との段差をさらに小さくするために車体が傾くようになっているのだそうです。そのほか、大きさや重さについての質問に、たくさんの児童が元気に発言しました。


「バスは何台くらいありますか。」という質問をしたところ、路線バスは55台くらいあるそうで、児童はこの答えに「えーっ!」と大変驚いていました。続けて、高速バスや貸切バスなどたくさんの種類があることを知り、もっと大きな「えーっ!!」の声があがりました。


 


バスの死角体験では、バスの前に置かれたコーンが見えるかを確認するのですが、いざ運転席に座ると「見えません。」「どこにあるか分かりません。」との感想が出ました。


最後は実際にバスを走らせて、乗車時は整理券をとり運賃表を確認すること、アナウンスを聞いて目的のバス停が近くなったら降車用ボタンを押して知らせることなど、具体的なバスの利用の仕方を教わりました。


 


マナーの面では、バスや電車など公共交通機関を利用するときに気をつけることは一緒です。車内での話し声は思ったより大きく聞こえますし、列に割りこんだり急いで駆け込んだり、車体・車両に近づきすぎたりすることは大変危険です。この教室で学んだことを活かし、マナーを守って気持ちよくバスなどを利用できるようにしましょう。


 


ご協力いただいた松本市都市交通課とアルピコ交通のみなさん、ありがとうございました。

いいものあります! 才教商店街

投稿日:2015.09.08

小学校 第Ⅰ期

小学2年生による1日限りの「才教商店街」が、8月27日(木)にオープンしました。 


どんなお店で何を売るか、商品をつくり値段を設定して…など、1学期から入念に準備をすすめてきました。その甲斐あって、商品はどれもすてきなものばかりで、開店と同時に大にぎわいとなりました。


2年生は、お客さんである1年生に喜んでもらうこと、そして売り上げ1番を目指して、「いらっしゃいませ!」「いいものありますよー!」と、大きな声で呼びかけていました。


どのお店もお客さんが途切れることなく、閉店間際になると、タイムセールで最後の追い込みです。商品が売り切れるお店も出る中、1年生はいろいろなお店を回り、掘り出し物を探して才教商店街を満喫していました。


 


「このゲーム、すごくおもしろいよ!」


「いいなぁ、どこのお店で売ってたの?」


1年生はそれぞれが買ったものを持ち寄って楽しそうに見せ合い、あふれるほどいっぱいになった袋を抱えて商店街を後にしました。後で届いたお礼の手紙には「来年は、ぼくたちもいいお店をつくりたいです。」との言葉。


4月から学校探検や遠足で交流を深めてきた学年同士、おたがいにとても楽しんだ様子でした。


 


売り上げ一番になれるのはたった一店だけです。しかし、たとえ一番になれず悔しい思いをしても、1年生が喜んでくれたことで、働くことが「みんなを幸せにする」と気づきます。この気づきが、才教商店街の目的です。


「がんばったけれど、一番になれなかった。でも1年生がよろこんでくれてうれしかった。」


多くの2年生が、才教商店街を振り返って、このような感想文を書きました。


 


周りの人の幸せを願う心や、学校使命である「世のため人のためになる」高い志が子どもたちの心に根付き、またひとつ上級生らしく成長したと感じます。