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第Ⅲ期[ニュース&トピックス]

インターネットに潜む危険を学ぶ メディアリテラシー講演会

 1128日(火)、メディアリテラシー講演会を行いました。“メディアリテラシー”とは、様々なところから発信されている情報を識別し、理解・評価する能力のこと。松本市教育委員会より百瀬先生をお迎えし、5年生から9年生を対象に「インターネット利用の危険性について」と題し講演していただきました。


 


「インターネットでできることは何でしょうか?」


 


生徒同士で相談する時間をいただき、百瀬先生の質問への答えを話し合います。


メールや調べもの・情報集めといった事例に加え、買い物、音楽・動画を見たりできるといった内容があがり、うなずいていた生徒たち。県の調査では、先に挙げたもののほかに、オンラインゲームや交流のできるサイト・アプリを使用している小中学生の実態がグラフで示され、その割合の多さを目の当たりにしました。


百瀬先生は、「インターネットに関わる5つの課題」を上げ、ネット依存が及ぼす心身、生活への悪影響や、SNS等のトラブルについて実例を交えながら説明してくださいました。


自分の知り合いを装う「なりすまし」とのやり取り、出てきた画面のボタンを不用意にクリックしてしまうことも、「自分には関係ないことだ」とは決して言い切れません。また、情報がひとたびネット上に公開されれば、その内容は世界中に拡散されてしまいます。そうなると、どこかに記録が残り、情報を完全に消すことはとても難しくなります。よく閲覧するサイトや検索の履歴から趣味・嗜好に合った宣伝メールが届いてしまうケース、自分がアップロードしたデータがもとで犯罪者となってしまうケースもあり、情報の管理・発信には十分注意しなくてはいけません。


 すっかり身近になったパソコンやタブレットなどの通信機器ですが、「便利」の裏に潜む大きな危険を学ぶことのできた講演会。普段の生活におけるモラルを向上させ、現実の行動や対人関係のあり方を見つめなおす必要性を感じました。

正しい姿勢はすべての基本  阪上先生の姿勢教室

1122日(水)、姿勢スタイリストの阪上晃子先生を学校にお招きし、姿勢教室を行いました。学校でも家庭でも、日常生活の中では、座るという静的姿勢は多いもの。阪上先生によると、「姿勢が良くないことが当たり前になってしまうと、身体に歪みが生じ、様々な病気を引き起こす可能性がある。長時間座り続けられる姿勢、安定した姿勢が取れると、体に酸素や栄養が十分供給される。そうすれば、呼吸が楽になったり病気にかかりにくい体になったり、身長も成績も伸びていいことだらけです。」とのこと。


しかし、姿勢を正すときに使われる、「背筋を伸ばして胸を張る」というのは、実はがんばりすぎている姿勢なのだそうです。良い姿勢になるポイントを阪上先生に教わりながら体を動かしていくと、生徒たちからは「確かに息をするのが楽になったかも…。」という声が聞こえました。


さらに、足の指でじゃんけんのようにグー・パーの動きをしたり、足の裏をしっかりケアしたりすることも有効で、正しい姿勢が習慣になると、スポーツや合唱にもいい影響が出るというお話もありました。先生に倣って少し体をほぐしただけで、「前屈で床に手の平がついた!」と話している生徒がいて、その即効性にも驚いていました。


 


授業の最後に、生徒の礼(お辞儀)の所作を確認し、「この短時間で体をうまく使えるようになった人が多くなりました。ここで聞いたことを家族のみなさんにも教えると、自分の中で姿勢に対する意識がどんどん高くなって、よい姿勢が習慣づくようになります。ぜひ実践してください。」と話してくださった阪上先生。


リラックス&集中しやすい体づくりの基本を教えていただき、本当にありがとうございました。

第13回さいきょう祭  笑顔いっぱいに駆け抜けました

1022日(日)、第13回目のさいきょう祭をキッセイ文化ホールで開催しました。


Power of smiles ~つなげよう!みんなの心へ~」というスローガンを掲げ、練習を重ねてきた生徒たちは、心を込めて合唱や合奏を披露しました。


体育祭、プレゼンテーションコンテストと並ぶ三大行事の一つであるさいきょう祭。 


今年は789年生が新たな伝統の一歩を踏み出し、ベートーヴェン作曲の交響曲第九番より「歓喜の歌」のドイツ語での混声合唱に挑戦しました。


 


各演目の様子はさいきょう祭レポートで紹介していく予定です。


どうぞお楽しみに。

ルールを守って安全確保  交通安全教室を行いました

 10月26日(木)、交通安全教室を行いました。


1~3年生は、「信号機のある交差点での注意点を学び、安全に歩行する意識を高める」ため、4年生は、「自転車運転免許取得に向け、正しい乗り方や注意すべき点を学ぶ」ため、5~9年生は「内輪差による巻き込みの危険性を認知し、安全歩行、自転車の乗り方を学ぶ」ため、と目的に応じた学習を行いました。


 


 5~9年生では、まず「死角」について、クラスの代表者が実際に車のそばに立って確かめる実験を行いました。日頃、車に乗る機会も多く、ドライバー側の立場にも寄り添える子どもたちですが、歩行者の立場では「自分は車から見えている」という意識になりがちです。今回学んだ「運転者から見えない範囲や高さ」を、今後の安全に活かしてほしいと思います。


また、実験では、内輪差による巻き込みや、自転車と歩行者が対面通行する時の注意、横断歩道の渡り方について、人形等を用いて行いました。あまりにショッキングな光景に思わず声が漏れるシーンもありましたが、いつ自分がこのような事故に遭うか分かりません。


死角を避けることや交差点の角には立たないこと等、気を付けるべきこともありますが、一番大切なのは、どんな時も「確認を怠らないこと」だそうです。


たとえ、横断歩道を渡る時であっても、そこで車が止まってくれても、常に左右を確認して安全を確保する。その積み重ねを大切に、安全な日々を過ごしてほしいと思います。校長先生からは「道を歩いている時にも、自転車の乗り方がよくない高校生をよく見かける。事故はいつ起こるか分からない。日頃から君たちもきちんとルールを守り、安全に生活してほしい。」というお話がありました。


常にマナーを守ったり安全を確保したりしながら生活する子どもたちの姿を期待しています。


 


松本市交通安全・都市交通課と交通安全教育支援センターのみなさん、ご協力いただきありがとうございました。

車の運転席から見えない「死角」の確認

曲がる車の後輪の動き(赤い線)に注意!

オーストラリア メルボルン Parktone Primary Schoolと姉妹校提携

 


10月1日、オーストラリア、メルボルンにあるParktone Primary Schoolと本校が姉妹校提携を結びました。Parktone Primary Schoolは、メルボルン校外の落ち着いた佇まいの中にあります。PrepからGrade6まで約500名が在籍し、「7つの習慣」「Leader in me」をカリキュラムに採り入れ、ヴィクトリア州の中でも、先進的な教育を行っていると高く評価されている学校です。
小松校長が10月中旬に、視察のため現地を訪れました。
学校に到着すると、全校朝礼が開かれ、全校の生徒の皆さん、先生方と多くの保護者の方が、温かく我々を迎えて下さいました。
朝礼後に、校長先生、日本語の先生と今後の具体的な交流内容について話し合いました。
その後、各学年、クラスの授業を見学しました。温かい雰囲気の中、積極的に授業に取り組んでいる生徒さんの様子が強く印象に残りました。
両校の子ども達によって有意義な交流を実現していければと思います。
これからの交流が楽しみです。


 


  

第13回 さいきょう祭

第13回 さいきょう祭
スローガン Power of smiles  ~つなげよう!みんなの心へ~
 
さいきょう祭は才教学園最大の学校行事です。
合唱、合奏、ミュージカル等、感動のステージをお届けします。
日時:10月22日(日)
開場:9:00
開演:9:30
場所:キッセイ文化ホール 大ホール
 
プログラム(当日、順番等が変更になる場合もあります。)


開会式
<午前の部> 
1年  音楽劇  青空キャンプ
2年  演劇  ハロウィンの夜に~monster&children~
5年  合奏  ラ・バンバ
3年  演劇  スーパーピーチマン


4年  合奏  夕陽のさいきょうガンマン
5年  合唱  魔法の笛
6年  ミュージカル  放課後の時間割


<午後の部>
4年  合唱  Let’s  Enjoy ! ~民謡・わらべ歌をあなたに~
吹奏楽部  宝島
合唱部  大好き! ミュージカル ナンバー
7年  組体操  ノンホイッスル組体操
「The princess Mononoke」 
6年  卒音ステージ  虹
8年  ミュージカル  THE WIZ
9年  合唱奏  SING! ~9年の輝き~
7・8・9年  混声4部合唱  ぼくたちの第九
全校  合唱  みんなスター
閉会式


 
詳細は、当日お渡しするプログラムをご参照ください。
入場にはチケット(無料)が必要です。ご希望の方は才教学園 事務室(0263-58-0311)へご連絡ください。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております!

全編英語の演劇鑑賞 ホワイトホースシアター公演

 920日(水)、今年も英語劇団White Horse Theatreの公演がありました。


13年生は“Goggie(ゴッギー)”。「退屈でつまんないなぁ…」というモニカの前に現れた変わり者ゴッギー。モニカは、彼の魔法で北極へ行ったり、アフリカで動物を見たり、海の中でマーメイドに会ったり! 数名の生徒と西中副校長もゴッギーに誘われ、海の仲間になって劇に参加しました。楽しい旅も終わり、お別れの時間。旅を通じて「想像すること」を学んだモニカのように、生徒たちにもいろいろな活動の中で楽しみを見出してほしいと思います。


46年生の“Lizzie and the Pirate”は、リジーとキャプテン・ポリッジが宝を目指して海に漕ぎ出し冒険をするストーリー。でもこのポリッジ、「右を見ろ」と言いながらなぜか左を向いて「そっちは左!」とリジーに注意され、幽霊や骸骨を怖がるなど、ちょっと間抜けな臆病者。2人の楽しい旅に引き込まれながら、ラストでは生徒も一緒に海賊の歌を歌いました。劇の最中にリジーたちが席の間を通り抜けたり、生徒と対話したりするたび、大きな歓声が上がりました。


79年生には“The Dark Lord and the White Witch”、「指輪物語」をベースにした劇が上演されました。小さな村に暮らす少女ガーラは美しい魔女に諭され、世界支配を目論む悪者の住む城へ…。旅の途中で親切なスライトリーと出会い、醜いグループの助けも借りて進みますが、このスライトリーが実は悪者。魔女から託された鏡と花飾りの力で、悪者を退治したガーラ。グループも元の立派な姿に戻り、平和な結末を迎えました。


 


 それぞれの劇が終わると、俳優のみなさんと交流する時間があり、”Which do you like, lion or tiger?”(低学年)と劇の内容にちなんだものや、さいきょう祭で発表するミュージカルについてアドバイスを求める質問が出ていました。俳優のみなさんからはどの質問にも丁寧な答えをいただき、とても充実した鑑賞会でした。

”Goggie”

”Lizzie and the Pirate”

”The Dark Lord and the White Witch”

安全への意識高める防災訓練


 915日(金)、今年度2回目の防災訓練を行いました。


「地震が発生。これに伴い校舎1階から出火した」との放送で訓練が始まると、出火場所には消火器を持った教職員が駆けつけて初期消火を試みました。訓練は普段開放されている防火扉を閉めて行ったため、避難経路となる階段・廊下はいつもよりずっと狭い状況でした。教職員の声がけで頭上と足元に注意しながら校舎の外へ移動する生徒たちには、緊張の色が見えていました。


 全員の避難が確認された後、芳川消防署の方からの講評で、「火災が発生した場合は、煙に巻き込まれないように注意すること。避難経路は煙の通り道にもなってしまうので、身をかがめ、壁をつたって進むのがいい方法です。また、初期消火に有効な消火器の使用手順もおぼえ、いざというときには勇気をもって安全に使ってください。」とのお話がありました。


 さらに、5年、7年、教職員から2名ずつによる初期消火訓練を実施。消火器の使い方はもちろん、風向きや退路を確保して消火活動にあたることなどに気を付けながら、全校の前でデモンストレーションを行いました。



 当日の朝はJアラートも発動されました。校長先生は「災害はいつ発生するかわからない。恐怖でパニックになることもあるかもしれないが、自身の安全を確保するためにも、できるだけ冷静な対応が必要。そのための訓練と心得て、“もしも”に備えた行動を家族とも話し合っておいてほしい。」と話しました。


足元注意!

グラウンドに避難

初期消火訓練

2学期の授業参観を行いました

 911日(月)から14日(木)にかけて2学期の授業参観を行いました。学級担任や教科担任による授業を、多くの保護者のみなさんに見ていただきました。生徒たちは、教室後方からの視線を意識して緊張しつつ、しっかりと授業を受けていました。


 


 8年生の保護者は、来月のさいきょう祭で披露するミュージカルの練習を参観。理科の授業を行っていた7年生のある教室では、生徒が順番に黒板の前に立ち、光の屈折や反射などについて学んだまとめを発表していました。また、保護者のみなさんも席についてもらい、一緒に数学の問題に挑戦している教室もありました。

8年生(さいきょう祭ミュージカルの練習)

9年生(数学)

1年生

「まつもと演劇工場」による公演を鑑賞しました

 92日(土)、学校の講堂で演劇鑑賞会を行いました。公演してくださったのはまつもと市民芸術館を拠点に活動する「まつもと演劇工場(シアターファクトリー)」のみなさんで、 “工場長”加藤さんが手がけた「モノガタリ」と宮沢賢治の「注文の多い料理店」の演劇作品、そして作品の世界観があふれるソング2曲を鑑賞しました。


「モノガタリ」は、昔話「シンデレラ」に代表される継子いじめをテーマにした海外のお話と下伊那郡に伝わる民話が交互に展開され、セリフには南信の方言が使われていて親しみを感じました。結末はそれぞれ違うものでしたが、お話が終わるまで生徒たちはすっかり引き込まれていました。


音楽劇「注文の多い料理店」では、顔に化粧を施した猟師役の俳優さんのコミカルな掛け合いや、何とか彼らを迎えて食べてしまおうと策をめぐらせる山猫軒とのやりとりに、生徒たちの笑い声が上がっていました。


 


舞台は、俳優のみなさんの息づかいまで感じられるほどの近さ。生徒たちにとっては、視線の向け方や話し方、道具の使い方など10月のさいきょう祭に生かせるところがとても多かったと思います。


 まつもと演劇工場の皆さん、すばらしい公演をありがとうございました。

お話「モノガタリ」の一場面

音楽劇「注文の多い料理店」より