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第Ⅲ期[ニュース&トピックス]

2019年度進級式② 第Ⅲ期(9年生)

投稿日:2019.04.10

お知らせ 第Ⅲ期


46日(土)の始業式後、9年生と5年生の進級式が行われました。


第Ⅲ期進級式の冒頭では、9年生に新しいネクタイが贈呈されました。今日を境にこれまでの赤を基調としたネクタイに代わり、最上級生の証としてブルーのネクタイをつけることになります。


 


【学校長祝辞】万事に背を向けず、自分と向き合う


この1年は、常に最上級生としての気持ちと行動で才教学園を牽引してください。人の上に立つ立場というのは大変難しいものですが、まずは自分が動き範を示すことです。自分がやらなければ誰もついてはきません。自ら実践する9年生となり、調和のとれた才教学園をつくっていってください。


そして、才教学園から巣立つ1年後の自分の姿を想像してください。自分の将来をリアルに見据えるという、ほぼ初めての機会に恵まれたということを忘れず、真剣に自分と向き合い、内なる声を聞いてください。


現実をしっかりと受け止め、万事のことに逃げてはいけない。


積み上げてきたその集大成を見せる年です。きみたちの力なくして今年の才教学園はありません。美しい才教学園を一緒につくっていきましょう。


 


 


担任らからも、「今日から着用するネクタイは、決して飾りではありません。学校を背負う者として、下級生が憧れる存在であってほしい。」「適当にこなしても、それなりの結果しか残せないことは明白。理想を追求し、すべてのことに全力で取り組み、良い結果を出してください。」と、激励の言葉がかけられました。


ブルーのネクタイをつけた9年生が自信と誇りを持って過ごす1年となることを期待しています。

今年度が初となるネクタイの贈呈

9年生担任の挨拶

2019年度1学期始業式 新年度スタートです

投稿日:2019.04.08

お知らせ 第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期


46日(土)、講堂で2019年度の始業式を行いました。


この日の朝、1年生の教室では、担任の先生や友達と「おはようございます」と元気に挨拶を交わしたり、真新しい教科書などを大切そうに机にしまったりする様子が見られました。


 


【校長講話】


新入生のみなさん、あらためて才教学園へようこそ。みなさんが背負ったピカピカのランドセルは、いろいろな道具や家族の思いがたくさん詰まっています。そういったものを大切にして、志をしっかり立てられるよう、努力を続けてください。


さて、いよいよ5月から元号が「令和」に改められます。「令」という字が表すのは、一つの使命、大命といったものに向かって整然と努力を続けている人間の美しい姿なのだそうです。また、「和」には、人々が同じ方向を向き、互いのことを認め合って、一つにまとまるという意味があります。


才教学園に集うすべての人が目指すべき使命、「世のため人のために尽くす、高い志を持った真のエリートになる」ために、みなさんは日々努力を続けています。そして、小中一貫校の中で学年の枠を越え、大きなチームであろうとしています。「令和」という新元号は、そんな我々の背中をしっかりと押してくれているように感じます。


 さらに「令」の字が表す「美しさ」とはどういうものか。それは、『才教の心得』四条にもあるように「恥を知る」ことです。汗を流し、涙を流し、必死に努力することが、美しさです。凡事が徹底できないこと、自分の弱さがわかっているのにそれを克服する努力を怠ることも、恥ずかしいものです。このことを忘れず、全員で美しい才教学園を作っていきましょう。

1年生の教室①

1年生の教室②

始業式ー校長講話―

2019年度入学式を挙行しました

投稿日:2019.04.06

お知らせ 第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期


45日(金)、2019年度入学式を挙行しました。午前10時からまつもと市民芸術館で行われた式には、真新しい制服に身を包んだ新入生と多くの保護者のみなさんを迎え、在校生が新入生の胸にリボンをつけて「入学おめでとう」と声をかけていました。


 


学校長は式辞で、「心に抱いたたくさんの抱負を実行し、数多くの感動を体験して下さい。勉強に励み、行事に取り組み、友達と切磋琢磨し、自分を高めていくこと。それが、才教生の過ごし方です。すべての才教生が果たさなければならない使命、『世のため人のために尽くす高い志を持った真のエリートになる』ために、今何をすべきかを常に考えながら学校生活を送って下さい。」と述べました。


 


新入生代表挨拶を務めた鴨居史佳さん(1年)も、力強い宣誓を行いました。


「オリエンテーションで、真剣でキラキラしたお友達の顔を見て、みんなと学校生活が送れるなんて、すごく嬉しいなと思いました。これから、私は勉強や運動を頑張って、夢中になれることやお友達の良いところをたくさん見つけていきたいです。お兄さんお姉さんのような優しい心と、失敗しても諦めない心を持って、困った人達を助けてあげられる人になりたいです。」


 


在校生を代表し挨拶したのは滝澤光輝くん(9年)。


「みなさんの入学を心から嬉しく思います。体育祭とさいきょう祭を通じ、全力を尽くして得られる達成感を味わい、プレゼンテーションコンテストで確かなプレゼン力と豊かな表現力を身につけていくことになります。もし、くじけそうになったら、いつでも私たちに聞いて下さい。皆さんが安心して学校生活を送ることができるように支えていきます。」と歓迎の挨拶をしました。


 


 温かく和やかな雰囲気の中、これから始まる学校生活の第一歩にふさわしい入学式となりました。

新入生代表挨拶

平成30年度卒業証書授与式・小学校課程修了式を挙行しました

投稿日:2019.03.28

お知らせ 第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期


 314日(木)、9年生の卒業証書授与式および6年生の小学校校課程修了式が、まつもと市民芸術館で行われました。ご来賓と保護者の方々、在校生に見守られ、卒業生は才教生として最後の日を迎えました。


 


式では担任の先生からひとり一人の名前が呼ばれ、生徒は清々しい表情で壇上に進み、校長から卒業証書を受け取りました。


卒業生代表による答辞では、「一日一日が私たちにとってかけがえのないものだったからこそ、苦労さえ懐かしく感じます。学年の結束力を高め、世界という大きな舞台を肌で感じる機会を得られたこと、家族や先生、友達から愛されていたことに感謝します。在校生の皆さんは、常に同じ場所を目指す仲間とともに、学校生活を悔いのないものとしてください。」と話してくれました。


 


進む道はそれぞれあれど、自分の夢に向かっていくみなさんを、これからも応援しています。


卒業おめでとうございます!


卒業証書を受け取る9年生

卒業生と修了生はクラスごとに記念撮影

3学期始業式を行いました


 17日(月)、3学期始業式を行いました。


 


【校長講話】 「間違った判断をしないために“学ぶ”」


3学期が始まりますが、みなさんが元気に才教の学び舎に戻ってきてくれたことを嬉しく思います。さて、2学期終業式の講話で取り上げた孔子の「知者・仁者・勇者」のことについて、もう一度しっかり学びなおそうと思って読んだ本の中で、数学者の藤原正彦さんの著書が大変勉強になりました。


「なぜ人間は学ぶのか」という理由を、私は「これから待ち受ける様々な曲がり角で、正しい判断をするため」と話しましたが、藤原さんが全く同じことを書いていました。誤った選択が大きな戦争に発展したりした世界の歴史を振り返ると、大きな決断をするときに世の中を誤った方向へ導かないために人は学ぶのだ、とありました。また、藤原さんは、「人が行動するとき、何を恥とするのか。何を恥ずべき行動とするのか。それをしっかり自覚するために、人は学ばなければいけない」としています。まさしく『才教の心得』にある内容です。


 


「学ぶ」ということは本当に素晴らしいことです。本を読むこと、机に向かって勉強することに留まらず、自らの五感を使っていろいろな経験をすることも学びです。平成最後の3学期、才教生として存分に学んで下さい。


 


 


【賞状伝達式】


 作文コンクールの入賞者に、校長から賞状が手渡されました。


 


【合唱部と吹奏楽部によるコンクール演目披露】


 120日(日)に行われる重唱・合唱コンクールに出場する合唱部と、113日(日)に行われるアンサンブルコンテスト松本地区大会に出場する吹奏楽部から編成の異なる2組が、当日の演目を全校生徒の前で披露しました。


校長講話

合唱部

吹奏楽部

2学期終業式を行いました

投稿日:2018.12.20

お知らせ 第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期


 1219日(水)、2学期終業式を行いました。


 


【校長講話】 「知者不惑、仁者不憂、勇者不懼」


今年の大河ドラマの主人公・西郷隆盛や当時の武士階級の人々は、幼少期から「儒学」を通じ自らを鍛えていました。儒学とは、中国古代の思想を基に、孔子が述べた言葉を様々な角度から解釈した学問で、そのうちのひとつを取り上げようと思います。


 


「知者」は、知識や真理といったものをしっかり学び取った人のこと。正しく学んだ者は、その知識に基づき厳しい決断・判断ができるようになります。みなさんが今後、幾度の曲がり角を迎え、覚悟をもって決断していかなければいけないときに正しい判断ができるように学び続けること、それが「知」です。


「仁者」とは強い心を持った人のこと。周囲の人への思いやりを持った者は、小さなことに不平不満を言ったり、失敗を嘆いたりしません。仲間をつくるとき、集団や社会をつくるとき、人と人とが結び合うときには、まごころや思いやりが不可欠です。心を鍛え、自分の中にしっかりと「仁」を宿しましょう。


「勇者」とは、西郷隆盛の様に、本当の勇気を持って自ら行動し、挑戦することを恐れない人です。陽明学の神髄に「知行合一」とあるように、いいことを学び、心をよくしても、行動に移さないと意味がないのです。


 


こうした考えと原点を同じくするのが、『才教の心得』です。


「知者」になるためにどんな努力をしてきましたか。「仁」を持つ人になるためにどのような行動をしてきましたか。「勇者」として挑戦できる人間になるために、自分に足りないものは何か。これらを念頭に今年を振り返り、改めるべきところは改め、新しい年に元気な姿で戻ってきてください。


 


【賞状伝達式】


 2学期の成績優秀者、絵画コンクールの入賞者に、校長から賞状が手渡されました。


LIVE先達 "Think globally, Act locally"  山﨑館主(浅間温泉ホテル玉乃湯)を迎えて

投稿日:2018.11.29

お知らせ 第Ⅱ期 第Ⅲ期


 1127日(火)2時間目、79年生対象の「LIVE先達」を行い、市内浅間温泉にあるホテル玉乃湯の館主 山﨑良弘氏をお招きして「信州蕎麦が紡ぐ絆 日本とスペイン ~すべてはひとつながり~」という演題で講演していただきました。


 


お客様に提供するそばは全工程手打ちにこだわり、「信州そば切りの店」の普及に努めている山﨑さん。「スペイン語」と「そば打ち」という2つの特技を生かし、いろいろなご縁があってスペインに信州そばの種をまくチャンスを得たこと、栽培・生産の課程で現地の青年に本格的にそば打ちを教えることになったことなどを話してくださいました。


また、日本のそば文化をスペインに定着させることを自身のライフワークと位置付け、スペイン国内で改めて信州そば文化を広めることになったコリア・デル・リオ村の住民に多く見られるJapon(読み:ハポン)姓が、安土桃山~江戸時代初期の武将、支倉常長(はせくらつねなが)のローマ使節団の子孫に由来しているという興味深いお話もありました。


ご自身のキャリアは「損得勘定ではなく、純粋にふるさとを大切にする思いの結びつき」によってもたらされているものであり、「先人たちが培ってきた伝統と風土の延長線上にいる我々が、それをを守り伝えていく努力を怠ってはいけない。郷土を愛し、そこに暮らす人を愛し、与えられた役割に感謝して素直に行動してほしい。」と、生徒たちに語り掛けてくださいました。


山﨑様、大変貴重なお話をいただき誠にありがとうございました。


 


LIVE先達:第一線で活躍されている方を講師にお招きし、ご自身のキャリアや志についてお話しいただく講演形式の授業。生徒が将来の展望を持ち、進路についても深く考えられる機会となっています。

心身の鍛錬 武道・空手

投稿日:2018.11.22

お知らせ 第Ⅱ期 第Ⅲ期


伝統と文化の尊重の意味もあって必修となっている武道ですが、本校では空手の授業を実施しています。1120日(火)は、学校理事、そして空手の有段者である小林経明先生が来校し、学年ごとの特別指導を行ってくださいました。直接人と接する「組み」ではなく「型(かた)」の演習なので、必要なのは自分の体と気持ち。生徒たちは体育館に入ると裸足になって準備を整えました。


7年生は、「騎馬立ち」の姿勢から、拳を交互に前に出す「突き」や相手の攻撃を受けて交わす「下段払い」など、その場でできる基本技を中心に教わりました。初めは見よう見まねでぎこちない動きでしたが、徐々に体運びを意識した動きができるようになっていきました。


8年生と9年生は、昨年習ったことに「鉄槌」「手刀打ち」などを加え、攻撃してくる相手を想定した防御(受け)から、自分の攻撃に移れるような流れのある「平安初段」を教えていただきました。お手本として空手の経験のある先生、生徒と小林先生が組んで見せてくれた模範演技はスローな動きの中にもさすがのキレがありました。


授業を終えて、生徒からは「難しさと楽しさの両方を感じられて、いい経験になった。」「来年もぜひやりたい。」と言った声がありました。


 


日中は比較的暖かかったこともあり、指導が終わるころにはいい汗をかけた生徒も多かったようです。本格的に履修するには短すぎる時間ですが、「礼に始まり礼に終わる」という武道の大切な所作と複数の「形」の習得に精を尽くしました。


7年生

8年生

9年生

新三役が決定 生徒会役員選挙結果

投稿日:2018.11.13

お知らせ 第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期


 1113日(火)の全校集会で次期生徒会三役が発表され、生徒会長に林諒祐くん、副会長に滝澤光輝くん、書記に国広勇仁くんが決定したことが報告されました。


 


今月2日(金)には立会演説会があり、生徒会長に立候補した8年生6名は、才教学園をもっと良い学校にしたいと、自らの言葉で堂々と公約を述べました。6日から8日にかけては朝の呼びかけや各教室を回っての演説、そして9日(金)は「最終演説」として、熱意、意気込みを改めて発表。自分の演説を聞いてくれた生徒に感謝の言葉をかける場面もありました。その後、第Ⅱ・Ⅲ期の生徒たちによる投票が行われました。


 選挙管理委員会による開票の結果、同得票者がいたため12日(月)に決選再投票を実施し、前出のとおり新役員が選出されました。9年生からのバトンを引き継ぐ次期生徒会に期待しています。

立会演説会の様子

(左から)副会長・滝澤くん、会長・林くん、書記・国広くん

姉妹校・パークトン小の生徒と国際交流

投稿日:2018.09.27

お知らせ 第Ⅱ期 第Ⅲ期


921日(金)と22日(土)の2日間、本校が姉妹校協定を結んでいるオーストラリアのパークトン小学校(Parktone Primary School)の生徒を迎えて交流会を開きました。9年生が4月の修学旅行で現地を訪れてから約半年、中には久しぶりの再会を喜び合う生徒たちの姿も見られました。


交流会ではパークトン小のみなさんに日本の伝統文化に触れてもらおうということで、初日は8年生と茶道や理科の授業を行ったほか、パークトン小のみなさんによるプレゼンテーションがあり、ラグビーボールを使って一緒に体を動かしたり、オーストラリアのお菓子を試食したりました。“ベジマイト”のなんとも言えない風味に顔をゆがめる8年生に、全体から笑いがこぼれていました。来年の修学旅行がとても楽しみです。


2日目の計画は9年生がリードし、2グループに分かれて和太鼓の演奏ともちつきを入れ替え制で体験。パークトンの生徒たちは初めは緊張していた様子でしたが、9年生をまねて杵を持ち、臼の縁にぶつけないように交代でおもちをつきました。つきあがったもちを一口大にして、きなこやおろし大根をまぶして完成。砂糖醤油がとても人気でした。


一方、和太鼓の演奏体験では、まず寿台太鼓連のみなさんによる模範演奏が披露されました。両校の生徒とも、和太鼓の音の迫力に圧倒されていました。バチの持ち方や曲(楽譜)をていねいに教わったあとは、いざ演奏。よく揃った音で「かがやけばやし」を響かせました。


寿台太鼓連のみなさん、そして23日でホストファミリーとして生徒たちを快く受け入れて下さったご家庭のみなさん、本当にありがとうございました。