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体育祭レポート2018

大綱引き〈5・6年生〉

投稿日:2018.07.07


パワーだけではなく、最後まで綱を引く粘り強さが何よりも大切な綱引き。綱の両側に並ぶと、各組のキャプテンの掛け声に応じて、大声で「おー!!」と叫びました。


「綱を持て!」 審判の声で綱を持つと、低い態勢のまま号砲を待ちます。そして、いざ始まると、すでに一つずつ大きな競技を終えた5年生と6年生ですが、その疲れを感じさせないほど歯を食いしばり、お互い必死の形相で綱を引きあいました。


「そーれ!そーれ!!」と声を張る先生も、懸命に旗を振りながら前へ後ろへと移動して選手を勇気づけていました。審判の旗の傾きが示すように、綱の中心は徐々に移動していく様子を見ながら、保護者席からも一層大きな声援が聞こえ、それをかき消すかのように再度響いた号砲は、赤組の勝利を告げました。


 

一球入魂〈1・2年生〉

投稿日:2018.07.07


元気いっぱいの12年生は、上級生に「頑張ってきてね!」「絶対勝つよ!」と応援の言葉をかけられながら入場。単なる玉入れと侮るなかれ、魂のこもった「一球」をかごに入れようと、奮闘しました。


応援席から見守るように声援を送る先輩たちに後押しされ、小さい体で素晴らしいトスを繰り出し、次々に球をかごに投げ入れます。学年ごとに行われた最初の2ゲームは、白組が勝利。ガッツポーズをとったり、チームメイトとハイタッチしたりと、とても喜んでいました。そして全員対決で行った最終戦。かごの中には、初めは赤い球が順調に吸い込まれていきましたが、最後のほうで白組が追いつきました。残る球が数えられるまでに減ったところで、選手たちは徐々に列に戻り、応援に回ります。ポーン、ポーンとかごの上を数回往復し、最後の一球が先に入ったのは白組。見事3回戦すべてを制し、誇らしそうにしていました。惜しいところで負けてしまった赤組も、相手の健闘をたたえて大きな拍手。とてもすがすがしい試合となりました。


 

棒引き〈3・4年生〉

投稿日:2018.07.07


赤白両軍の間に置かれた11本の棒を自陣に引き入れ、その本数で勝負を決める棒引きには、3年生と4年生が果敢に挑戦しました。半数以上を持ち帰れば勝ちではありますが、勝負にこだわるという点では、相手よりどれだけ多くの棒をゲットできるかも大きなポイントです。


笛の合図で左右から一斉に走り出す選手たちは、まず自分のスタートポジションから近い棒を狙いに行きます。さっと戻れる場合もあれば、途中で敵の人数が増えて持っていかれてしまうこともあり、油断は禁物です。最後の23本ともなると、ほとんどの選手がそれぞれに手を出し引っぱりあうため、なかなか決着がつかなくなることも。全部で4試合が行われましたが、最後まであきらめない強い気持ちで棒を引ききった結果、両者引き分けとなりました。


 

タイヤライダー〈6・8・9年生〉

投稿日:2018.07.07


タイヤライダーは、689年生の合同競技。選手1人を乗せたタイヤに結ばれた4本のロープを引っ張って走ります。コースの中央に設置されたコーンとバーでつくられた障害物を一回りして次のグループにつないでいきます。どちらのチームも初めからエンジン全開で戦いますが、図らずも障害物にあたってしまったり、乗り手の選手がタイヤから振り落とされてしまったりと、アクシデントに見舞われる場面もありました。


パワーとスピードがものをいう競技とあって、少しのミスもいくつか重なると大きな差となって表れてしまいます。ラン担当者のバランスの良い回り方、そして乗り手の体重移動をスムーズに行った白組が徐々にリードを広げ、約1グループ分の差をつけて勝利を収めました。


 

かけっこ〈1・2年生〉

投稿日:2018.06.22


かけっこで、チームの勝利に貢献しようと走った1年生と2年生。名前を呼ばれ、右手を上げて大きな返事をすることができました。ゴールの向こう側では保護者のみなさんが声をかけながら小さな雄姿を見守ります。スタート付近には赤組応援団、ゴール付近には白組応援団の陣があり、太鼓やエールが力強く選手を後押ししていました。


 足も腕も思いきり動かし、全力でゴールを目指した選手たち。ゴール後の転倒もありましたが、走り終わった後は、係の先輩たちにリードされながら等賞旗のところで順位ごとに整列。そこで待っている間も、あとから走るチームメイトの様子を気にして、「がんばれー!」と手をたたきながら元気に応援です。ゴール横では校長先生が、選手がゴールテープをきるまで視線を外すことなく力走を見守っていました。



 










 












 




 

短距離走〈3・4年生〉

投稿日:2018.06.22


 短距離走に出場するのは3年生と4年生。


レースごとにコースと名前がコールされ、位置につきます。この時は少し緊張も見られましたが、スタートと同時に前を向いて走り出した選手たちは、コーナーを過ぎてゴールに飛び込むまで本当に一生懸命でした。時間にすればわずか20秒ほどのですが、ゴールの先まで駆け抜ける勢いで全レースが終了すると、1位の選手たちはウィニングランへ。お父さん、お母さんに手を笑顔で手を振る選手もいて、とても誇らしそうでした。


ローリングランナー〈5・7・9年生〉

投稿日:2018.06.22


 9年生を中心に、7年生と5年生の3学年が協力しておこなうローリングランナーは、大玉を41組で転がしてリレーします。コーナーの曲がり方、スラロームの抜け方など、ボールのコントロール力も必要です。


 スタートからの数組では赤が優勢。かなりの速さでボールを次の組に渡していきますが、4組目あたりで白が抜きにかかります。9年生のスピードを生かしたままのコーナリングに、走り終えた仲間たちからは「いいぞー!」「速いよ!」と大きな声援が飛び交います。リードしたりされたりを繰り返しながら、ボールは最終組へ。終盤は赤組のスピードが白組を上回り、先に中央に旗を立てて勝利しました。白組アンカーも、仲間の声援を受け、最後まで力走を見せました。

応援合戦〈午前の部〉

投稿日:2018.06.22


最初の競技、応援合戦。赤組と白組の団長が生徒の正面にまわり、「応援の態勢を作れ!」と発声すると、全員で「オス!」と答えました。団長を支える応援団が選手たちの周囲に展開、両方のチームが距離をとって向かい合い、すばやい整列が確認できたところで笛が鳴り、まず白組がその場に座ります。                                          


先攻・白組の応援団長から自軍を鼓舞する声がかかると、太鼓に合わせ白組の1年生から9年生までが一斉に「行け!行け!白組!」と大きな声を上げます。体を反らせて懸命に手拍子を行う選手たちは、三三七拍子と白組の健闘を祈るエールを送りました。白組の応援が終了すると、後攻・赤組の出番。団長以下全員が、白組と遜色ないほど精いっぱい声を張りました。


お互いの活躍を願いつつ、真っ向勝負に挑もうとする両チーム。退場するときには保護者のみなさんからの拍手を背中に受けながら、それぞれの陣営へ向かって颯爽と走っていきました。



 

入場行進~開会式

投稿日:2018.06.22

入場行進はファンファーレと笛の音を合図に始まりました。保護者席からはあまり見えない位置ですが、通路部分でスタンバイしている高学年も、全員が足踏みをしていました。


行進の先頭は、紅白それぞれの旗を掲げたキャプテンたち。続いて、昨年優勝の白組副キャプテンが優勝カップを、そして両軍応援団長と副団長が校旗を持って入場です。行進中は、放送係が選手たちの意気込みや出場競技の見どころなどを順番に紹介しました。


14回体育祭の開会が宣言され、学校長は全選手に向けて激励の言葉を送り、実行委員長挨拶へと続きます。前年度優勝の白組からカップが返還された後、紅白両キャプテンによる選手宣誓と審判長らの挨拶が終わるまで、会場の中には静かな闘志の沸き上がりを感じました。


ラジオ体操で体をほぐし、いよいよ競技スタートです!