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体育祭レポート2019

選抜リレー 男子・女子 5~9年選抜

投稿日:2019.09.11


上級生の選抜メンバーで争うリレー。午前最後の競技とあって、競技を見守る生徒たちの応援にもひときわ力が入ります。


各組2チームずつ、バトンは白組が白と青、赤組が赤、黄です。56年生はトラック半周、79年生はトラック1周を走ります。


はじめは女子によるリレー。抜いて抜かれてを繰り返し、丁寧なバトンパスでつないでいきます。着順は青、黄、赤、白となりました。


次に行われた男子リレーは、これぞ選抜の走りというダイナミックなものでした。バトンパス後の勢い余る転倒、速度を上げながらバトンを受け取る様子に、練習時間の少なさを感じさせないチームもありました。しかし、順位が確定すると、痛恨のミスが発覚。―というのも、リレーゾーンをオーバーしてバトンのパスが行われたとの判定が下ったためです。一位でゴールテープを切った男子白バトンチームの落胆ぶりは相当のものでした。


 拍手に包まれたウィニングランからの戻りに合わせ、すべての選手が退場していきましたが、その後、客席から見えない裏手では、白組女子選手の目からこぼれる涙。男子チームも、後悔の色が濃く滲んでいました。先のバトンミスのアクシデントはありましたが、練習を積み、築き上げてきた絆の大切さがわかった競技でもありました。肩を寄せ合って健闘を称え合う姿が、とても印象的でした。

保護者綱引き

投稿日:2019.09.11


才教学園の保護者綱引きは、エキシビションではありません。子どもたちの奮闘に負けまいと、赤・白各組に有志として参加して下さったお父さん、お母さん方は得点加算のために力いっぱい戦ってくださいました。


号砲を打つ校長は、「子どもたちが見ています。死に物狂いで頑張ってください!」と声を掛けました。また子どもたちの「お父さん、がんばって!」「引っ張れー!」の声がベンチから湧き上がる中、中々タフな一戦となりました。


直前の大綱引き(56年)の勝利を追うように、保護者綱引きは22勝で白組の勝ちとなりました。競技終了後の退場門では、どちらの組でも生徒と保護者のみなさんのハイタッチの嵐。特に白組では連勝を祝うように嬉々とした表情が見られました。


子どもたちと同じように、そして子どもたち以上に思いっきり戦ってくださった保護者のみなさん、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします!


大綱引き①(5・6年)

投稿日:2019.09.11


5年生と6年生が力を合わせて戦う大綱引き。白組としては、これまでの流れを大きく変えたいところです。出陣を待つ白組の56年生に向け、先輩たちから「頼むぞ!」「負けるな!」と応援の声がかかっていました。


綱を引く姿勢や、引きのタイミングを見計らうなど、大綱引きは単なる力比べにとどまりません。


戦況を見ながら旗で合図を送る先生の動きに合わせ、綱の中心は徐々に白組の方へ。1回戦は白組の勝ちでした。サイドを交代した2回戦、開始直後は赤組の引きが強かったのですが、すぐに我慢を強いられる側になりました。審判の旗は、少しずつ白組の優勢を示し、そのまま試合は終了。2回戦とも白組が勝利を引き寄せました。


一球入魂(1・2年生)

投稿日:2019.09.11


勝ちへの思いを込めて玉入れに臨んだ12年生。自陣のライン上に整列し、合図を聞くと、かごの周りに撒かれた玉に向かって号令と同時に一斉スタート。1個ずつ丁寧に投げ入れようとする子、いくつかまとめて持ってから、「えいっ!」とカゴをめがけて投げる…2年生を中心に、赤白各組と学年で戦い方を考えながら練習をしてきた様子が見て取れました。楽しそうではあるのですが、その取り組み方や表情には真剣さも見られ、体は小さくとも「才教生らしさ」に溢れていました。


キリッとハチマキを結んだ1年生対決(1回戦)は、赤組に軍配。2回戦、2年生対決も、白組の奮闘及ばず赤組の勝利となりました。


最終戦、全員対決のルールは、①玉を全部カゴに入れて、②全員が自陣に戻り整列して座ること。競技が始まりある程度玉の数が減ってくると、まず1年生が戻り始めました。ここで、「もうだめだ…」と思わなかった白組の粘りは大したものでしたが、ラスト数個を思うようにかごに入れられずもどかしさが募ります。


「一球入魂」は、赤組の3連勝という結果になりました。

棒引き(3・4年)

投稿日:2019.09.11

 15本の棒を自陣に引き入れ、その数の多さで得点を競います。対戦は全部で4回行われます。始まる前からやる気一杯、「絶対負けない!」といった意気込みで入場してきた3年生と4年生。

 4年生キャプテンが中心となって、戦略を巡らせながら練習してきた成果を見せるときです。ひとりで1本を引き込むケース、2人対1人で踏ん張り応援を待つケースなど、いろいろな作戦を立てていたのでしょう。どの子も、棒を手でつかむだけではなく、がっちりと脇に挟み込んでじりじりと後ろに下がっていきます。


取り合いが終わった子どもたちは、まだ引き合いを続けている仲間たちのもとへ走り寄り、加勢します。いい意味でのあきらめ、「捨てる」という駆け引きにも、34年生の工夫が見てとれました。


 1回戦の3年生対決は赤組が勝利。続く2回戦(4年生対決)も赤組が健闘しました。34年生合同で行う3回戦A対決では、勢いづく赤組がまたまた勝利。ここまでの戦いで一勝を挙げることができていない白組は、なんとしても最終戦をものにしたいところ。その強い思いがかたちとなって表れ、注目の4回戦合同B対決は白組が一矢報いて勝ち点5をつかみました。

タイヤライダー(6・8・9年)

投稿日:2019.09.11


 大きな得点源の一つであるタイヤライダー。タイヤに一人が乗り、それを4人でロープを勢いよく引いて走り、リレーする競技です。


ライダーはタイヤから振り落とされないように、低い姿勢をキープ。コーンをものすごい勢いで回っていくと、砂煙が舞い上がります。それでも、コーナリングで走者の勢いがつきすぎていると、タイヤとライダーの重心がずれ、ライダーが落下してしまうことも。その場から仕切り直しとなります。引き綱を手に巻かない、リレーのゾーン、タイミングを守るなど、事故・ケガ防止のための細かなルールがありますが、大胆なレースを見せてくれました。


スタート直後は意外に重く感じるタイヤ。引っ張る生徒は前のめりになりながら走っていました。9年生チームはさすがの走り。そうした意味では、足の速さよりも力がものをいう競技であるのかなと思います。


 レースは赤組が順調に進んでいきましたが、途中で白組が巻き返しを計ります。赤組の落下の立て直しの間に差を広げ、アンカーの番で白組に約半周の差をつけていました。ところが白のアンカーチームに、ゴール手前の直線でライダー落下というまさかのアクシデント。その期を逃さなかった赤組が一気に抜きにかかって逆転勝利、20得点を上げました。

かけっこ(1・2年)

投稿日:2019.09.11

12年生のかけっこは直線コース。スタートラインに立ち、名前を呼ばれて大きな声で「はい!」と返事をする姿には、かわいさだけでなく凛々しさも備わっていました。


特に、1年生にとっては才教学園に入学して初めての体育祭。ゴールテープの先にある「応援ゾーン」にはお家の方がたくさんいて、みんなに大きな声援を送ってくれていました。走っている間は先輩たちの応援を体の右側に受けながら、ゴールまで立派に走り抜きました。今年もゴール近くでは校長が全力の走りを見届けていました。


ゴール後は得点係の先輩に誘導されて、等賞旗が並ぶ順位ごとの列へ。座って競技終了を待つ間は後続のレースの走者への応援にも余念がなく、とても充実した様子で笑顔いっぱいのかけっこでした。1位の選手によるウィニングランの間、大きな拍手が聞こえていました。


かけっこでは短距離走に続き赤組が得点を伸ばしました。

短距離走(3・4年)

投稿日:2019.09.11


 3年生と4年生の短距離走は、12年生のかけっこよりも距離が長く、トラックは4分の3周ほどを使い、カーブをつけたコースを17秒前後で走ります。スタートダッシュでスピードに乗るも、カーブではインコースを狙いすぎるとラインオーバーで再レースになってしまう可能性があるので、思い切って走る中にも注意が必要です。


 短距離走は個人競技ですが、一人ひとりの頑張りが得点に結びつくとあって、子どもたちの顔は真剣そのもの。少しでも早く、ひとつでも上の順位を目指して、一生懸命に走り抜きました。ゴール前の直線で、保護者のみなさんの目の前を駆け抜けていく子ども達。その雄姿を、多くの保護者のみなさんが熱い声援で後押しして下さっていました。


 この競技では上位者の多かった赤組が5点差で白組を上回りました。


ローリングランナー(5・7・9年)

投稿日:2019.09.11


 4人一組となって大玉を転がして走る「ローリングランナー」。フィールド上の障害物をかわしながら、次のチームに大玉を渡し、すべてのチームがゴールするまでの速さを競います。これは学年の枠がない競技のひとつで、走力・体格などを考慮して組んでいます。


障害物への接触、またボールから手が離れてしまうと審判の笛が容赦なく響きます。人によっては前方が見えない場合もありますが、慎重にボールをコントロールしながら、すいすいと走っていく選手たち。5か所のコーンを回るときにはどうしても減速がつきもの。そのロスを少なくするために、内側に入る選手がボールを背にしてコーンとの距離を測るなど、練習に裏付けされた技が光っていました。


 戦況は序盤から白組が優勢。赤組も速いチームが追っていきますが、コーナリングやボールコントロールにやや精彩を欠きリレーが少しずつ遅れ、白組が2周以上のリードを保って勝利しました。


応援合戦(午前)

投稿日:2019.07.13


得点につながる競技は、応援合戦からスタート。正面に回った応援団長たちの「応援の態勢をつくれ!」の掛け声に「オス!」と応え、選手たちがパッと応援の隊形をとりました。


互いに向かい合って、先攻は白組。正々堂々と戦おうとの思いを込めて、大きな声で自軍を鼓舞します。両脇を固めた応援団も、選手たちも、天井を見上げるように体を反らしていました。そして、戦いの相手である赤組へのエールも送りました。


後攻の赤組も、白組に負けまいと一層活気ある応援を行い、気合を入れます。


両軍の団結の強さを測るような応援合戦。ご来賓の皆様による審査の結果、まずは赤組に一勝目が入りました。