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9年 『第九~伝統を再び~』

9年 『第九~伝統を再び~』

投稿日:2023.01.24

 ベートーヴェンが作曲した不滅の交響曲、『第九』。コロナ以前は7~9年生が「さいきょう祭の新たな伝統」として歌い継いできました。最後に歌われたのは、今年の9年生が6年生のときだったので、彼らがステージで歌うのは初めてのことです。「来年は自分たちも歌えるんだ」という思いを断ち切られたかたちになってしまいましたが、それまで耳にした先輩たちの力強い歌声を目指そう、『第九』を復活させようと、学年一丸となって練習に励んできました。
 かつてはオルガンや打楽器など、多くの楽器による演奏と共にお届けしていましたが、今年はピアノの連弾というシンプルな伴奏。冒頭のバスソロから合唱。バスとテノールのソリストによる歌声に、アルト、ソプラノの女声の華やかさも加わり、再び全体合唱へと盛り上がっていきました。テノールソロで「兄弟よ、太陽が空を行進していくように進め! 英雄のように、勝利に向かって」と歌っているところに呼応する勇壮な男声合唱。間奏の間も微動だにしない9年生の、緊張感をまとったその堂々たる立ち姿。
 クライマックス部分の歌詞は、「何百万もの人々よ、ともに称え合おう! すべての世界に祝福を。父なる神はあの星空の上に住んでいるに違いないのだ」。
 36人とは思えない素晴らしい合唱は歯がゆい現状を一掃してくれるように晴れやかで、さいきょう祭のフィナーレにふさわしいパワフルな歌声の余韻にもう少し浸っていたかった...そのような声も、来場された方から多く寄せられました。
 9年生のみなさん、3年ぶりに見事な『第九』を復活させてくれてありがとうございました。