生徒会が主催する『9年生を送る会』が3月14日(月)に行われ、5年生以上が参加しました。
各学年や応援委員会からの動画メッセージやこれまでの学校生活を振り替えるムービーが流れ、9年生はその1シーン1シーンに顔をほころばせながら視聴。さいきょう祭で披露した演目の一部を見事に再演し、「よく寝て、勉強して、楽しもう!」「すばらしい才教にしてね」などと書かれたボードを掲げ、後輩へ最後のメッセージを届けました。
会の終わりには、新生徒会長が9年生に感謝と激励の言葉を送り、「これからは自分たちが才教を引っ張っていきます」と力強く宣言しました。
さて、会の進行中、裏では8年生が数々のサプライズを用意していました。9年生不在の教室で1時間ほどをかけ、卒業を祝うメッセージを黒板いっぱいに施し、一人ひとりへの「贈り物」として、紙で作った花のブーケ(7年生作)、校章のフェニックスをプリントしたオリジナルマスク、応援委員会が発表で使用したボードを机上にセット。閉会後、教室に戻った9年生は、これらのサプライズに「すごい!」「嬉しい!」「こんな風にしてもらって、この黒板を消せないです!」と声を上げて喜んでいました。
昨年、一昨年はコロナの影響により開催を見送った経緯があり、今年は開催できるだろうかとの不安を抱えつつ、「何らかの形で9年生に感謝の思いを伝えたい」「先輩たちに喜んでほしい」と、8年生が知恵を出し合い準備を進めてきました。5~7年生は各教室のモニターでライブ配信を視聴する形をとり、ひとつの場所に生徒が揃っての開催とはなりませんでしたが、校長先生からは「講堂の装飾を含め、実にあたたかさを感じる9送会だった」とお言葉がありました。
おそらく自分たちも直接参加したかったであろう8年生。進行、演出のため会場に配された生徒もいましたが、多くはサプライズを準備したり、各教室を巡回して通信状況を確認したりと忙しく動きまわっていました。短期間での準備は苦労もあったと思いますが、9年生のためにありがとうございました。
後輩からのメッセージを見る9年生
9年生もお礼として演目を披露
8年生のみなさん、お疲れ様でした!
令和3年度3学期終業式はYouTubeLive配信で行われ、生徒は各教室のモニターを通じ式に臨みました。校長は講話の冒頭で「こうした形でできることも喜ばしいが、やはり講堂に集まり、みなさんの顔を見られる日が一日でも早く来ることを願う」と前置き、本年度最後の登校をした各学年に向けてメッセージを届けました。
【学校長講話】
この1年、みなさんはどんな目標をたて、どんな成果を勝ち得たでしょうか。春休みにはこれまでの振り返りを行い、新たな目標を持ち、希望に満ちた令和4年度を迎えられるよう努力しましょう。
1年生へ
4月から3階での生活となります。交流の増える先輩たちの姿を見ながら、どう生活していくかを学ぶと同時に、後輩=1年生に「才教学園とはこういうところ、才教生はこうするんだよ」ということを伝えて下さい。みなさんの活躍を期待しています。
2年生へ
4月から編成が変わり、1クラスの人数が多くなります。今までできなかったことができるようになる一方、もしかしたらトラブルも多くなるかもしれません。ですが、そうしたことから目をそらさず、先生や友達、家族の力を借りて問題をクリアしていって下さい。
3年生へ
3階がいい場所になるかは、Ⅰ期リーダーのみなさんの両肩にかかっていると言っても過言ではありません。課題は「けじめ」と心得て、2年生の面倒を見つつ、リーダーとして努力を続けて下さい。その場その場で意識を変えて適応し活躍してくれることを願います。
4年生へ
Ⅱ期では授業時間が長くなり、学期ごとの試験もあるので、今まで以上に計画的に学習を。大きく変わる学校生活に早く慣れ、Ⅱ期メンバーとして学校を盛り上げて下さい。新しい制服を着て、少し大人っぽくなったみなさんに4月に会えることが楽しみです。
5年生へ
本校は9年制ですが、小学校課程最高学年であることを自覚し、後輩たちをまとめるのは自分達だという気概をもって過ごしましょう。6年生は、研修旅行や進級判定試験など行事も盛りだくさんで忙しい。準備を怠らず、充実した1年になるよう歩み進めて下さい。
7年生へ
8年生には毎年同じことを伝えています。一つの組織がまとまり、よくなるかどうかはNo.2の働きがカギとなります。トップである9年生を支え、1~7年生をまとめ、さらに良い学校にしていくために頑張ってくれることを大いに期待しています。
8年生へ
次期トップの学年になるみなさんが企画した「9年生を送る会」は、素晴らしいものでした。心のこもった会を見て私は、「みなさんに任せて大丈夫」と確信しました。昨日の卒業式では前生徒会長が8年生に向けて、そして学校に向けてエールを贈ってくれました。先輩達が築いてきたものにみなさんが新たな価値を付け加え、一致団結して学校をまとめてくれることを願っています。
投稿日:2022.03.07
お父さんお母さんのための"教え方"講座~実践編~ 参加者各位
日頃は才教学園にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
3月12日(土)に予定している「お父さんお母さんのための"教え方"講座~実践編~」ですが、近隣地域の新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、事前にお申込みいただき、当日お越しになれなかった方には、後日資料(教具)と講座の動画のURLをお送いたします。ご来校での参加が難しい方は、事前に学校までご連絡ください。
なお、学校(ご来校)での講座も開催予定ですのでそちらをご希望の方は、予定通り3月12日(土)〈受付9:30~〉に学校までお越しください。
講座は会場の換気を頻繁に行い、座席の距離を離すなど、新型コロナウイルス感染予防を十分行ったうえで行います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
3月2日(水)、第17回プレゼンテーションコンテスト本選が行われ、2月の予選を突破した5年生から8年生の12名がそれぞれの思いや考えを発表しました。審査の結果、優秀賞4名とその中から最優秀賞が決まりました。
第17回プレゼンテーションコンテスト審査結果
◆優秀賞
5年 小松雅治くん「世界のエネルギーをクリーンエネルギーに!」
6年 松井那奈さん「備えあれば憂いなし~キャンプ用品が命を繋ぐ~」
7年 加藤慈子さん「繋ぐ」
8年 有田美羽さん「赤ちゃんに未来を」
◆最優秀賞(優秀賞受賞者から選出)
8年 有田美羽さん
最優秀賞の有田さんは、冒頭で「みなさんは、自分が生まれてきたことを当たり前だと思っていませんか」と問いかけ、一人でも多くの低出生体重児を救いたいという志を抱くに至ったきっかけを話しました。小さく生まれてきた自分を助けてくれた医師たちへの感謝の思いを率直に語った有田さん。「過酷な労働環境の下で働く新生児科医は、赤ちゃんや母親にとっては本当に必要な存在だ」と強調し、「私は助ける側にまわりたい。決して簡単な道のりではないが、助けたいという思いで壁を乗り越え、自分が目指す未来に向かって歩みを進めたい」と力強く訴えました。
感染状況を考慮し無観客開催となった本選はYouTubeライブ配信され、発表者以外の生徒は各教室でこの模様を視聴しました。限定公開ではありましたが、ご視聴くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
本選出場者のタイトル一覧(発表順)
5年生:水を大切にしよう! / 世界のエネルギーをクリーンエネルギーに! / 7億人を救う
6年生:非常用持ち出し袋を作ろう! / 備えあれば憂いなし~キャンプ用品が命を繋ぐ~ / 災害で起こるパニックに備えよう!
7年生:繋ぐ / 明日への道 / 戦争を知る方法
8年生:赤ちゃんに未来を / 薬と治療の未来 / 志のみつけ方教えます
最優秀賞の有田さん
優秀賞(写真上から)小松くん、松井さん、加藤さん
今回のファイナリストのみなさん
テレビ松本ケーブルビジョンが主催する第23回立体アート作品展において、本校より3名が入賞しました。最高賞の松本市教育委員会賞の比田井さんのコメントや、入賞作品の写真を紹介します。
みなさん、おめでとうございます!
第23回テレビ松本小・中学生立体アート作品展
◆松本市教育委員会賞
比田井絢翔さん(6年)「終点まで、あと少し。」
◆金賞/小学生の部
小山聡介くん(3年)「とうめいモンスター」
◆銀賞/小学生の部
相場芽生さん(6年)「インゲンマ目」
受賞のお知らせを聞いたときの気持ちを教えてください
比田井さん:昨年は『白ねずみ』という作品で松本市美術館賞をいただきましたが、同じ学校の先輩が作った『キャベツ』を見て、1枚1枚の葉を作る根気に圧倒されました。それを越えたいと頑張って作った作品で最高賞をいただくことができて、とても嬉しかったです。
作品のアイデアやタイトルの着想はどこから得ましたか
比田井さん:「ほとんどの人には必要ないけれど、誰かにとって、なくてはならない場所」というイメージで、『小さな場所を守り続けているキノコ』とそこをこよなく愛する数人、バス停の物語を想像したら、自然とこの(作品の)ようになりました。
作品を作る上でこだわったところなどはありますか
比田井さん:見えにくい部分ですが、キノコの傘の内側のひだを作るのに苦労しました。傘から落ちそうなしずくは透明なニスを垂らして表現し、土台の苔は紙粘土を削って作った粉をふんわりとかけています。少し高さのある作品で芯に針金も使っていますが、紙粘土が重力に負けてつぶれてしまわないようにするのが大変でした。
写真上の左から)小山くん、比田井さん、相場さん― 2/15 学校長から賞状伝達 ※撮影時のみマスクを外しています
比田井さんの作品「終点まで、あと少し。」(高さ約8㎝)
上)小山くん「とうめいモンスター」、下)相場さん「インゲンマ目」
2021年12月に開催されたブルグミュラーコンクール2021名古屋ファイナル(名東文化小劇場、名古屋市)に本校2年の中村妃花さんが出場し、小学校1・2年B部門で金賞となりました。審査結果の発表は「YouTube表彰式」としてオンラインで行われ、直接の参加は叶わなかったそうですが、後日、主催者からトロフィーと賞状が届いたとのこと。
教室で写真を撮ったり感想を聞いたりしているときには、クラスメイトに囲まれ少し恥ずかしそうにしていた中村さんですが、「大きな賞をもらってすごいね!」「ピアノが上手なんだね!」と声をかけられ、笑顔を見せていました。
中村さん、おめでとうございます!
中村さん:熱田地区予選で優秀賞、ファイナルで金賞に選ばれて、とても嬉しかったです。練習を頑張ってよかったと思うし、これからも大好きなピアノを続けていきたいです。
2022 さいきょう子育て支援プログラム
毎年行っている「お父さん お母さんの"教え方"講座」「わくわくプレスクール」、「特別教育講演会」は、地域の子ども達の幸せな成長を願い、教育のプロである私たちが、お母さん、お父さんの子育て活動を支援しようと12年前から始めたプログラムです。
2022年の主な日程が決まりましたのでお知らせいたします。才教学園に入学をお考えの方も、そうでない方も、子育てに役立つ情報が満載ですので、是非ご参加ください。
5月までの主なプログラム
〇お父さんお母さんのための"教え方"講座 3月12日(土)開講
対象:未就学児の保護者の方
本校のベテラン教師が、数多くの実戦経験に基づき、お子さんがすくすくと育つようにご家庭で実践できる子育てのコツを伝授する人気講座です。(詳細はこちら)
〇スプリングスクール 3月26日(土)
「かずでたのしくあそぼう!」
対象:新年長、新年中児の親子
算数において大切な「かず」を、積み木やカードやさいころを使ってたのしく触れていきます。(詳細はこちら)
〇親子プレスクール 4月23日(土)
対象:年長、年中児の親子
「もじ」「かず」「えいご」をお父さんお母さんと一緒に楽しく学びましょう!(詳細はこちら)
〇わくわくプレスクール 5月21日(土)開講
対象:年長児・年中児
遊びの要素を随所に取り入れ、楽しみながら「かず」「もじ」「えいご」を学びます。 えんぴつの持ち方、授業を受ける姿勢やあいさつ・返事の仕方など、 小学校生活に向けて身につけておきたいことについても触れていきます。(詳細はこちら)
※各回で内容が異なります。1回のみの参加でも可能です。
(2022年度から新たに年中児のクラスを開設します。)
新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、プログラムの延期や中止、内容に変更が生じますことをご了承ください。
特別教育講演会、サマースクール等は、随時ホームページ上でお知らせいたします。
1月31日より、校内プレゼンテーションコンテストの予選が始まりました。持ち時間は6分、テーマも5年生から8年生までで学年別に決められ、PowerPointやkeynote、スライドなどを用いて、自身で調べ考察したことや思っていることを発表します。
例年は保護者の皆さんにご来校いただき、クラスごとの代表者を選ぶ審査をお願いしているのですが、続くコロナの影響・感染拡大予防の面から直接の参観・参加は中止としました。その代わり、初の試みとして、各クラスでの個人やグループの発表を撮影し、保護者の皆さんには動画の限定配信を行う形式に変更しました。
初日の発表は『私の志』がテーマの8年生。将来の夢や、今の自分が目指すものを具体的に示しました。
「3、4歳の頃に好きだったこと、憧れたことを一旦は将来の目標に据えたが、いつしかそのことは忘れていた。しかし、面談で担任から言われたひとことをきっかけに想いが再燃。かつての自分がそうだったように、誰かに憧れを持ってもらえるような職業に携わりたい。」
「小さい頃からものを作ることに親しんでいた。自分で創意工夫を凝らしていくうちに、自分が生み出したものを通じて他者の心を和ませられるようになりたいと考えるようになった。」
クラスメイトの発表に耳を傾け、フィードバック(コメント)も丁寧に記入していました。メッセージ性、考察の適切さ、わかりやすさなどを審査基準に、今後クラスごとに代表者が決まっていく予定です。
本選も例年通りの形式での開催ではありませんが、予選を突破したみなさんのブラッシュアップされたプレゼンテーションが見られるのではないかと思います。
自分の思いを伝える発表者
機器の操作補助、撮影も生徒が担っていました
投稿日:2022.01.28
各位
日頃は才教学園にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
2月5日(土)に開催を予定しておりました「お父さんお母さんのための"教え方"講座」ですが、近隣地域の新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、ライブ配信での開催とさせていただきます。
参加予定の皆さまには後日、郵送にて資料と教具をお送りし、ライブ配信の視聴方法のご案内をいたします。
今回の配信は録画動画ではなく、リアルタイムのライブ配信となりますのでご注意ください。
ご不明な点等ございましたら、お気軽に学校までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
1月10日(月・祝)、第47回長野県アンサンブルコンテスト中学校の部・松本地区大会(松本市音楽文化ホール)が行われました。
昨年度は音源による審査となったため会場での演奏はありませんでしたが、2年ぶりの直接開催となった今年、才教学園からは管打四重奏で1組がステージに立ちました。
夏のコンクールで共に演奏した9年生が引退し、新たなメンバーで臨んだ初めてのコンテスト。練習期間には多くの行事が重なったものの、メンバーは前向きに練習に取り組み、自分たちなりの音づくりを模索してきました。
参加団体の中で唯一、小学生を含む本校のグループですが、日頃の練習の成果を堂々と披露することができました。他校アンサンブルのレベルの高い演奏に触れたこと、審査員の先生方からいただいた批評を通して、音楽と接していく上での課題を見つけるいい機会になりました。
応援してくださった生徒のみなさん、活動にご理解くださった保護者の皆様をはじめ、携わってくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
吹奏楽部顧問
《大会情報・結果》
第47回長野県アンサンブルコンテスト中学校の部
松本地区大会 令和4年1月10日(月・祝)
管打四重奏 銀賞
石曽根寧來、根本あかり(以上8年)
山崎花峰、安永理沙(以上6年)
曲目:ミニチュア・スイート 作曲:高橋宏樹
※撮影時のみマスクを外しています