iPadやその他の端末を、子どもたち一人ひとりが学習ツールとして安全に活用していくためのお話を聞く講座が、3・4年生を対象に行われました。学校や家庭などでの端末の適切な使い方、ネットの世界に潜む危険や、実際にインターネットを介してトラブルに発展した事例など、スライド等を交えながら分かりやすい言葉でご説明いただきました。
6月16日(木)の授業に講師として来校されたのは、松本警察署生活安全第一課の吉田さんです。この短期間に本校での講義は4回目となりました。ご協力、本当にありがとうございます。
便利なインターネットですが、それゆえ「デジタルヘロイン」と呼ばれ、ゲーム障害といった依存症の引き金になってしまうこと。画面をずっと見続けることで目が悪くなったり、イヤホンの使い過ぎで耳が聞こえにくくなったり、命にかかわることにもなりかねないこと...からだに及ぼす影響の怖さを教わりました。
また、スマートフォンなどで何気なく撮影した画像の中に、個人や場所を特定できる情報が移りこんでしまうこともある、といったお話もありました。
今日までのお話をふまえ、学校では、端末を安全に、正しく活用するための行動を生徒に促していきます。使用する時間や場所について、学校やお家の人と決めたルールをしっかり守れるよう、ご家庭でも、子どもたちに声がけをしていただけたらと思います。
※講座は学年ごと2回に分けて行われました。写真は3年生の回より。
自分たちが出したごみは、どこでどのように処理されるのだろう...?
6月14日(火)、4年生が松本クリーンセンター(松本市島内)を見学しました。
見学ルートの最初はプラットホーム。収集車が「ゴミピット」と呼ばれるところにゴミを投下していきます。収集車には、リボンの絵の描いてある車(ゴミステーションのゴミ=主に家庭ごみを運ぶ)と、魔女の絵の車(会社やスーパーなどから出るゴミを運ぶ)があると知り、両方の車を見つけようとしていた4年生。「タイミングが合わないと見られない」という、ゴミがクレーンで焼却炉に投入されるところも、食い入るように見ていました。
他にも、中央制御室では24時間交代で焼却炉をコントロールしていること、焼却炉が安全に稼働できるように、ゴミを出すわたしたちがしっかり分別をする必要があることなどがわかりました。
そして、古紙を利用して新しく紙を作る「ペーパーラボ」も見学。環境に配慮し水をほとんど使わないといった特徴があり、できあがった紙を見た子どもたちは「リサイクルしたものとは思えない!」と驚いていました。
4年生は各所での説明を真剣に聞いていました。必要なこと、大切なことを書き留めてきたのですが、以前、国語で学習した「聞き取りメモ」が大いに役立ったようです。
松本クリーンセンター職員の方には、子どもたちの質問にも丁寧にお答えいただきました。
わたしたちの生活を支えて下さるみなさんに、改めて感謝です。
リボン(家庭ごみ)の収集車がプラットホームからピットにゴミを投入
不燃物用の破砕ピット
古紙リサイクルの機械「ペーパーラボ」
投稿日:2022.06.14
5月31日から行っていた教育実習が、明日最終日を迎えます。
6月16(木)には9年数学の授業で研究授業が行われました。
かつて自らが学び巣立った母校で「先生」として過ごした3週間。いまここで学んでいる生徒と授業やホームルーム等で顔をあわせた日々は、実り多い時間になったことと思います。
これからも積極的に取り組み、専門分野のみならず様々な場面でご活躍されることを願っています。
研究授業は「二次方程式」の学習でした
投稿日:2022.06.13
6月11日(土)、校友会保護者会による環境整備作業が行われました。草刈りや植木の剪定を行っていただき、学校敷地内は見違えるようにきれいになりました。
保護者駐車場では、区割りのためのトラロープの張り替えもしていただきました。
曇天とはいえ、蒸し暑い中で作業にあたって下さった皆様、本当にありがとうございました。
駐車場のロープ張替え。とても見やすくなりました!
草集めなどに協力してくれた8年生
6月8日(水)、「メディアリテラシー講話」を行いました。5~9年生が、インターネットを介したトラブルに巻き込まれないためにどうしたらよいかを松本警察署の方からお聞きしました。
講師の吉田さんは、過去に起きた事件の紹介を交え、端末を正しく使うことの重要性を説いてくださいました。「ネットにつながる端末を所持すること。それがすでに犯罪に関わり始めているという認識を持って。子どもだからといって、犯罪行為が許されることはありません。」
また、寝食が後回しになるほどの「ネット依存症」についてもお話があり、画面を長時間見続けることでブルーライトが体にどのような悪影響を及ぼすかなど多くの具体例が示されました。心身の健康と成長のためにも、使用時間は長くなり過ぎないように、とのことでした。
ネットで調べて解決、と思いきや偽サイトから個人情報奪われることも。情報が正しいかどうかどうかを見極めることは難しいですが、周りの人(大人)にも相談して、トラブルから身を守れる人になりたいですね。
便利な端末も、間違った使い方ひとつで大きな脅威になる―。
教育現場でも社会でも、日々の生活になくてはならなくなったデジタルデバイスですが、その一方に潜む怖さがよくわかりました。
※講話は5・6年生、7~9年生で2回に分けて行いました。写真はいずれも5・6年生の回から。
才教学園 特別教育講演会
毎回ご好評をいただいている講演会です。
講演テーマ:「21世紀を生き抜く力を育むSTEAM教育 小中高大の学びにもたらす可能性」
講師:横山 明日希 先生(株式会社 math channel代表・数学のお兄さん)
日時:6月25日 (土) 10:00~11:40 (講演時間は10:10~11:40)
※9:50までに受付をお済ませください。
本校が昨年度から導入しているSTEAM教育の魅力や可能性について、専門家の見地からお話しいただきます。
(保護者の皆様対象の講演会になりますのでお子様の同伴はご遠慮願います。)
*託児サービスの受付は終了しました。
講演会の詳細はこちらから
参加を希望される方はこちらから
なお、さいきょう子育て支援プログラム「年長さんのわくわくプレスクール(同時開催)」への参加申し込みは、引き続き受付中です。
プレスクール参加をご希望の方は、こちらをご覧ください。
<新型コロナウイルスの予防について>
本校では、安心して説明会にご参加いただくため、参加者の皆様に以下の新型コロナ感染対策をお願いしております。
・事前予約制となります
・受付時に、サーモマネージャーによる検温、健康チェックカードのご提出のお願い。
・アルコールによる手指消毒
・座席の間隔を広くする
・会場内の空気清浄機の設置、換気の徹底 その他
地域の感染拡大状況次第では、説明会を延期・中止することがございます。
わくわくプレスクール
日時:6月25日(土) 10:00~11:30
*9:50までにはご入場ください。
対象:年長児・年中児
遊びの要素を随所に入れ、楽しみながら「もじ」「かず」「えいご」を学んでいく毎年好評をいただいている、年長児対象の小学準備講座です。
詳細、お申込みはこちらから
持ち物:上履き、鉛筆(2Bか4B)、消しゴム、ハンカチ、かばん、水筒(必要に応じてお持ちください。)、まなぼっくす(今回初めて参加される方には、当日会場でお渡しします。)
怪我など万一の場合の保険料として1回の参加につき50円をいただきます。参加当日に保護者の方が受付時にお持ちください。
同時間、別会場にて、保護者の方を対象とした特別教育講演会がございます。
詳細はこちら
持ち物:上履き(スリッパ)、筆記用具
今年度は、一クラスの人数を制限して開講いたします。
(今年度から年中児のクラスを新設しましたが、現在キャンセル待ちのお申込みのみとなっております。)
新型コロナウイルス感染予防のため、本校では、健康観察、消毒、空気清浄機の設置、換気の徹底、間隔を空けての着席等の対応を行っております。ご来校の皆様にも、主に以下のことについてご協力をお願いいたします。
<新型コロナウイルスの予防について>
本校では、安心してプレスクールにご参加いただくため、参加者の皆様に以下の新型コロナ感染対策をお願いしております。
・事前予約制となります
・受付時に、サーモマネージャーによる検温、健康チェックカードのご提出のお願い。
・アルコールによる手指消毒
・座席の間隔を広くする
・会場内の換気の徹底 その他
一昨年の様子。今年度は1クラスの人数を少なくして行います。
6月3日(金)、1~4年生の遠足がありました。
一部で通り雨もありましたが、その場所でしか見られない景色、その場所だからできることを、自然の中で楽しみ、学び、とことん満喫してきました。
1・2年生―アルプス公園(松本市)
木々の葉の間から木漏れ日が注ぐ中、林道を元気いっぱいに歩いたり、公園の遊具で思いっきり体を動かして遊んだりしました。
3年生―こだまの森(木祖村)
渓流に入って捕まえたイワナを塩焼きにしていただきました。ボルダリング、木製スプーンづくりにも挑戦。
4年生―鳥居峠・奈良井宿(木祖村・塩尻市)
中山道の難所と呼ばれた鳥居峠に、木曽側からアタック。奈良井宿では「木曽の大橋」を渡り、たもとで記念撮影をしました。
校長先生が折に触れてお話し下さっているように、どの学年も「五感磨き」の1日となりました。
お世話になった関係各所の皆様、お弁当の用意をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
(上2枚)林道散策などを楽しんだ1・2年生
(上2枚)「捕まえました!」イワナを見せる3年生。ナイフで黙々とスプーン作りも。
(上2枚)緑深い古道と奈良井宿を歩き、歴史の一端に触れた4年生。
人の心や体を傷つけるいじめは絶対にしてはいけないと、法律で決まっています――。6月2日(木)、2年生が松本警察署の方から話を聞くいじめ防止教室がありました。
スクールサポーターの吉田さんは、「友達同士で遊んでいたとしても、押さえつけたり投げたりということを相手が嫌がればいじめとみなされ、暴行罪や傷害罪という犯罪になることがある」と説明。他にも、少し難しい言葉でしたが、だれかの持ち物を盗んだり隠したりすることは窃盗罪、友達ものや学校のものをわざと壊すことは器物損壊罪になる可能性があることなども教わりました。
もし、机に落書きをされたり、消しゴムを投げられたりということが続いたら・・・?
自分の身にこのようなことが起きたらどう思うか、しばらく考えた2年生。口々に、「いやな気持ちになる」と答えました。
「いじめた人が悪いのはもちろんですが、そういう光景を見ていた人はどうするか」という問いかけに、2年生からは、された人の味方をする、いじめはダメだと教える・・・といった意見が。
吉田さんは「見て見ぬふりだけは絶対にしないで。みなさんができることのひとつは、先生や家族、周りの大人に伝えること。もうひとつは、いじめられている子の話を聞いてあげること。悲しい思いをしている人がいたら、ちょっとだけ勇気を出して話を聞いてあげましょう」と話し、さらに、「いじめの中には犯罪になる行為がある。いろんな考えの人がいて、みんなが同じではないということを認め合い、違うからといって責めないこと。相手の立場になって考え、いじめをしたりされたりということがないように」とまとめて下さいました。
2年生に説明するスクールサポーター・吉田さん
事前にワークシートに書いた意見を発表する2年生
投稿日:2022.05.25
5月21日(土)、才教学園小学校・中学校の学校説明会と1回目の「わくわくプレスクール」を開催しました。いずれも多くの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございました。
引き続き感染対策を講じながらではありますが、このような公開行事を機に皆様に直接お伝えできることを、学校としてとても嬉しく思えた日でした。
学校説明会では、本校の教育に関心をお持ちの方に向け、校長より学校方針、教育理念についてお話させていただいたほか、昨年度より導入している教育手法「STEAM教育」の説明を行いました。
同時開催の「わくわくプレスクール」はこれまで年長児を対象としていたものですが、今年度より年中児クラスを開設しました。各教室では、本校教員と楽しくかず・もじ・えいごを学ぶお子様たちの姿が見られました。
ご案内 さいきょう子育て支援プログラム2022
〈6月の予定〉詳細・お申込みはこちらから
■授業公開Week
6月6日(月)~10日(金)
■特別教育講演会
6月25日(土)10時より
講師:横山明日希先生(math channnel代表)
■年長・年中さんのわくわくプレスクール②
6月25日(土)10時より
「かず」のがくしゅう(わくわくプレスクールより)
「もじ」のがくしゅう
「えいご」のがくしゅう