6月24日(金)と27日(月)、信濃毎日新聞様のご協力をいただき、4年生が新聞づくりのコツを教わる出前授業が行われました。講師として来校された山崎さんは、自分の心に残ったことのうち、"なにを・どのように"伝えるか、その方法を4年生に伝授。文章をかくときの工夫や紙面構成についても、わかりやすく説明してくださいました。
「総合的な学習の時間」を利用して、長野県内の市町村について調べ学習を進めてきたことを、4年生はまず1枚の新聞にして発表します。インターネットや紙のパンフレット、現地へ行ってiPadで撮影した画像などを資料として収集・保存してあり、その中から「自分が伝えたいこと」を精査します。柱となる文章ができあがると、そこに詳しいことが分かるような肉付けをしていくのですが、「伝えたいことがたくさんあり過ぎるよ」「どんな順番にしたらいいかな」といったつぶやきも聞こえた教室。仕上がりを想像して、楽しそうに紙面に文字を書き入れていました。
個別の質問にも丁寧に対応してくださった山崎さん、ありがとうございました。
生徒のようすを見ながら、いろんなアドバイスをくださった山崎さん
投稿日:2022.07.21
7月20日(水)は1学期終業の日となり、学期末の大掃除、モニター視聴での終業式が行われました。終業式に続き、各教室で行われたホームルームの時間には、生徒たちが通知票や模試成績優秀者に贈られる学校長賞などを担任から受け取り、ひとつの区切りを迎えました。
【学校長講話】
新年度スタートから新型コロナウイルスの影響を受けましたが、全体の休校がなかったこと、みなさんが楽しみにしていた様々な学校行事―体育祭、宿泊研修、遠足といった行事を、内容変更や規模縮小をしながらもすべて実施できたことを嬉しく思います。このようなかたちで1学期を過ごせたことは、生徒のみなさん、保護者のみなさん、先生方が一丸となってコロナの感染防止に努めてくれたおかげです。みなさん、本当にありがとうございました。
みなさんは今年の夏をどのように過ごしますか。コロナのワクチン接種が進み、幸いにも行動制限も出されてはいない。ウィズ・コロナの意識も非常に高く、旅行を予定したり、今まで会えなかった人たちと楽しい時間を過ごしたりという人も多いでしょう。今までできなかったことを存分に楽しんでもらいたいのですが、決して油断をしないように。
コロナの第7波や猛暑が続く中で、マスクを着用したり、頻繁に換気をしたりと、まだまだ制約や不自由はありますが、今だからこそ伝えたい言葉があります。
足が不自由だったおかげで、僕は人とは違う「目」をもつことができた。
人はみな、何かに限定されながら生きています。
でも、何かに縛られたり、限定されるからこそ、そこにアイディアが湧いてくる。
ないものねだりをするのではなく、自分に与えられたもののなかで一生懸命に生きていく。
人生とはそういうものだと僕は思っています。
諏訪市出身の画家、原田泰治さんの作品は、日本の四季折々の原風景とそこで生を営む人々を描いたあたたかい作品が多く、私も大好きです。幼少期に小児麻痺を患って以降、足が不自由になり、松葉杖や車いすを使った生活をしていた原田さんは、逆境の中で自らの才を見出し、それに磨きをかけ、人々の琴線に触れる絵を描き続けました。
人にはいつも、色々な制限や条件がつきまとっています。その中で最大限に自分の力を使って工夫し、いろんなアイデアを実行に移してみる・・・そういうことで日々の生活が充実していくと、私は思っています。
長い夏休みです。一日一日を大切に、自分を律し、1学期を振り返り、2学期へと進む準備をする期間にやるべきことを行い、休み明けにみなさんの笑顔が校舎に戻ってくることを心から願っています。
モニター越しの校長講話(1年生の教室)
初めての通知票を受けとった1年生
9学年ホームルーム。通知票と一緒に先生の激励も。
公益財団法人 日本漢字能力検定協会が主催する「日本漢字能力検定」において、学校法人才教学園が団体(準会場)として令和3年度の「優秀団体賞」をいただきました。
生徒のみなさんが日々努力する姿勢を評価いただいた、大変嬉しいお知らせです。おめでとうございます。
本校は今後も、生徒が漢字を習得・活用する機会を通し、基礎学力の定着と伸長に取り組んでいきたいと思います。
なお、表彰状と盾は7月11日よりロビーに展示しています。
【団体の部・優秀団体賞】
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各部門の年齢層相当級以上の級の合格率が最優秀団体賞に次ぐ上位30団体に贈られます。令和3年度はおよそ3万の準会場の中から112団体が受賞(2021年3月31日付)。
iPadやその他の端末を、子どもたち一人ひとりが学習ツールとして安全に活用していくためのお話を聞く講座が、3・4年生を対象に行われました。学校や家庭などでの端末の適切な使い方、ネットの世界に潜む危険や、実際にインターネットを介してトラブルに発展した事例など、スライド等を交えながら分かりやすい言葉でご説明いただきました。
6月16日(木)の授業に講師として来校されたのは、松本警察署生活安全第一課の吉田さんです。この短期間に本校での講義は4回目となりました。ご協力、本当にありがとうございます。
便利なインターネットですが、それゆえ「デジタルヘロイン」と呼ばれ、ゲーム障害といった依存症の引き金になってしまうこと。画面をずっと見続けることで目が悪くなったり、イヤホンの使い過ぎで耳が聞こえにくくなったり、命にかかわることにもなりかねないこと...からだに及ぼす影響の怖さを教わりました。
また、スマートフォンなどで何気なく撮影した画像の中に、個人や場所を特定できる情報が移りこんでしまうこともある、といったお話もありました。
今日までのお話をふまえ、学校では、端末を安全に、正しく活用するための行動を生徒に促していきます。使用する時間や場所について、学校やお家の人と決めたルールをしっかり守れるよう、ご家庭でも、子どもたちに声がけをしていただけたらと思います。
※講座は学年ごと2回に分けて行われました。写真は3年生の回より。
自分たちが出したごみは、どこでどのように処理されるのだろう...?
6月14日(火)、4年生が松本クリーンセンター(松本市島内)を見学しました。
見学ルートの最初はプラットホーム。収集車が「ゴミピット」と呼ばれるところにゴミを投下していきます。収集車には、リボンの絵の描いてある車(ゴミステーションのゴミ=主に家庭ごみを運ぶ)と、魔女の絵の車(会社やスーパーなどから出るゴミを運ぶ)があると知り、両方の車を見つけようとしていた4年生。「タイミングが合わないと見られない」という、ゴミがクレーンで焼却炉に投入されるところも、食い入るように見ていました。
他にも、中央制御室では24時間交代で焼却炉をコントロールしていること、焼却炉が安全に稼働できるように、ゴミを出すわたしたちがしっかり分別をする必要があることなどがわかりました。
そして、古紙を利用して新しく紙を作る「ペーパーラボ」も見学。環境に配慮し水をほとんど使わないといった特徴があり、できあがった紙を見た子どもたちは「リサイクルしたものとは思えない!」と驚いていました。
4年生は各所での説明を真剣に聞いていました。必要なこと、大切なことを書き留めてきたのですが、以前、国語で学習した「聞き取りメモ」が大いに役立ったようです。
松本クリーンセンター職員の方には、子どもたちの質問にも丁寧にお答えいただきました。
わたしたちの生活を支えて下さるみなさんに、改めて感謝です。
リボン(家庭ごみ)の収集車がプラットホームからピットにゴミを投入
不燃物用の破砕ピット
古紙リサイクルの機械「ペーパーラボ」
投稿日:2022.06.14
5月31日から行っていた教育実習が、明日最終日を迎えます。
6月16(木)には9年数学の授業で研究授業が行われました。
かつて自らが学び巣立った母校で「先生」として過ごした3週間。いまここで学んでいる生徒と授業やホームルーム等で顔をあわせた日々は、実り多い時間になったことと思います。
これからも積極的に取り組み、専門分野のみならず様々な場面でご活躍されることを願っています。
研究授業は「二次方程式」の学習でした
投稿日:2022.06.13
6月11日(土)、校友会保護者会による環境整備作業が行われました。草刈りや植木の剪定を行っていただき、学校敷地内は見違えるようにきれいになりました。
保護者駐車場では、区割りのためのトラロープの張り替えもしていただきました。
曇天とはいえ、蒸し暑い中で作業にあたって下さった皆様、本当にありがとうございました。
駐車場のロープ張替え。とても見やすくなりました!
草集めなどに協力してくれた8年生
6月8日(水)、「メディアリテラシー講話」を行いました。5~9年生が、インターネットを介したトラブルに巻き込まれないためにどうしたらよいかを松本警察署の方からお聞きしました。
講師の吉田さんは、過去に起きた事件の紹介を交え、端末を正しく使うことの重要性を説いてくださいました。「ネットにつながる端末を所持すること。それがすでに犯罪に関わり始めているという認識を持って。子どもだからといって、犯罪行為が許されることはありません。」
また、寝食が後回しになるほどの「ネット依存症」についてもお話があり、画面を長時間見続けることでブルーライトが体にどのような悪影響を及ぼすかなど多くの具体例が示されました。心身の健康と成長のためにも、使用時間は長くなり過ぎないように、とのことでした。
ネットで調べて解決、と思いきや偽サイトから個人情報奪われることも。情報が正しいかどうかどうかを見極めることは難しいですが、周りの人(大人)にも相談して、トラブルから身を守れる人になりたいですね。
便利な端末も、間違った使い方ひとつで大きな脅威になる―。
教育現場でも社会でも、日々の生活になくてはならなくなったデジタルデバイスですが、その一方に潜む怖さがよくわかりました。
※講話は5・6年生、7~9年生で2回に分けて行いました。写真はいずれも5・6年生の回から。
才教学園 特別教育講演会
毎回ご好評をいただいている講演会です。
講演テーマ:「21世紀を生き抜く力を育むSTEAM教育 小中高大の学びにもたらす可能性」
講師:横山 明日希 先生(株式会社 math channel代表・数学のお兄さん)
日時:6月25日 (土) 10:00~11:40 (講演時間は10:10~11:40)
※9:50までに受付をお済ませください。
本校が昨年度から導入しているSTEAM教育の魅力や可能性について、専門家の見地からお話しいただきます。
(保護者の皆様対象の講演会になりますのでお子様の同伴はご遠慮願います。)
*託児サービスの受付は終了しました。
講演会の詳細はこちらから
参加を希望される方はこちらから
なお、さいきょう子育て支援プログラム「年長さんのわくわくプレスクール(同時開催)」への参加申し込みは、引き続き受付中です。
プレスクール参加をご希望の方は、こちらをご覧ください。
<新型コロナウイルスの予防について>
本校では、安心して説明会にご参加いただくため、参加者の皆様に以下の新型コロナ感染対策をお願いしております。
・事前予約制となります
・受付時に、サーモマネージャーによる検温、健康チェックカードのご提出のお願い。
・アルコールによる手指消毒
・座席の間隔を広くする
・会場内の空気清浄機の設置、換気の徹底 その他
地域の感染拡大状況次第では、説明会を延期・中止することがございます。