1月30・31日は、6年生と5年生のプレゼンテーションコンテスト予選でした。
6年生は防災をテーマに、「避難所生活をできるだけ快適にするには」「非常時に持ち出すもの・必要なもの」など、6年生の視点でとらえた防災対策などの個人発表が行われました。過去の発災に関するデータを交えたり、自宅で模擬避難生活をした様子を紹介したりと、保護者のみなさんをうならせる発表が相次ぎました。
5年生のテーマは「未来の車」で、生徒一人ひとりが環境やエネルギー事情の問題・課題を挙げ、それを解決するクルマ開発のプレゼンターとなりました。水だけで走るクルマ、ルーフに植栽できるクルマ・・・と、自由なアイデアに保護者のみなさんも感心していました。
本選出場者の審査・投票にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
★プレゼンテーションコンテスト予選(6年)
(上)保護者投票はお手持ちのスマホから。QRコード読み取りなど手順をは生徒がナビゲート。
★プレゼンテーションコンテスト予選(5年)
この1月に行われたアンサンブルコンテストについて、吹奏楽部顧問より結果等の報告です。
■松本地区大会 2024/1/12 松本市音楽文化ホール
[木管三重奏]
フルート2本、クラリネット1本の構成。当日は少ない人数ではありましたが、日頃の成果を精一杯出して、演奏することができました。このグループに相応しい、愛らしく甘い音色が響く『スイーツ組曲』を演奏し、努力賞をいただきました。
[管打四重奏]
フルート、アルトサックス、バスクラリネット、打楽器で構成し、民族色豊かでリズミカルな曲を演奏しました。曲の持つ特徴を感じ取り、メンバーで思いを共有しながら練習を進めました。「仲間と演奏できる喜び」を大切に、音色が会場いっぱいに広がるような演奏を心がけました。銀賞をいただき、中信ブロック大会代表に選出されました。
■中信ブロック大会 2024/1/18 松本市音楽文化ホール
■長野県大会 2024/1/25 長野県伊那文化会館
管打四重奏のグループは中信大会で金賞、6年ぶりに県大会まで進むことができました。県大会では銀賞。多くの優れた演奏・音色に触れ、普段の活動では味わえない経験をたくさんして、とても勉強になりました。ここまでこれたことは大きな自信になりました。
日頃の活動を支えてくださった先生方、遠い伊那まで応援に来て下さったご家族の皆様、ありがとうございました。今後につながる結果を出すことができ、またみんなで練習に励みたいと思います。
◇編成と演奏曲の詳細
[木管三重奏]
宋語唯(8年) 須田未羽(7年) 若林樹(5年)
♪スイーツ組曲 作曲:櫛田朕之扶
[管打四重奏]
宮下花 荻原知香 柳沢美緒 須藤爽斗(すべて8年)
♪ミスティック・パレット 作曲:石毛里佳
1月28日(火)は、恒例のスキー・スノーボード教室でした。
4~8年生は普段の始業より約1時間早く登校し、やぶはら高原スキー場(木祖村)へ向けて出発。
この時期にしては空気があたたかいなぁ、と感じた朝でした。
講習は生徒のレベルに合わせて行われました。スキー初級クラスでは、板の操作に慣れるため、ストックを持たず、膝を入れた姿勢で緩やかな斜面を滑っていました。徐々に慣れてスピードを出せるようになり、笑顔で「楽しいね」と声をかけ合う微笑ましい姿も。
上級者はリフトを乗り継ぎ、より高いコースへ。1689メートルの立ヶ峰頂上付近では、周囲の木々が樹氷のように真っ白で、贅沢な冬景色を堪能しました。
比較的おだやかな天候・・かと思いきや、午後は時折あられのようなものが降った時間帯がありました。
およそ5時間をゲレンデで過ごし、「インストラクターのみなさんの丁寧な指導のおかげで、多くの子が1日で目を見張る上達ぶりでした(引率・体育科教員より)」とのこと。
やぶはら高原スキー場のみなさん、今年もありがとうございました。
★当日のようす
1月25日(土)3時間目、令和7年第1回生徒総会が行われました。
生徒会長の新保さんは、「この総会は、各委員会の目標や活動が学校にふさわしいかを審議する場。一人ひとりが生徒会の一員であると意識して、真剣に審議に取り組んでほしい」と話し、「才教学園をみんなが輝けるよい学校にできるように尽力していく」と決意を述べました。
その後、本部を含む10の委員会から1年間の活動方針が示され、質疑応答を経て承認作業を行いました。代表委員会による進行もスムーズで、すべての議案が無事に承認されました。
〈学校長より〉 これからの1年間、8年生は「DEI(Diversity, Equity & Inclusion)」 、つまり、″多様性、公平性、多くの人のため″ということを基本に活動してください。
5年生以上のみなさんは、今後所属する委員会での課題を自分事として捉える自主性と、組織や物事をみんなで動かすために欠かせない協調性、このふたつを大切にして8年生についていきましょう。来年度の生徒会活動がすばらしいものになるよう、祈っています。
★総会当日のようす
2時間目のリハーサルでは、他の学年の生徒が集まる直前まで念入りに打ち合わせをする8年生の姿が見られ、総会は粛とした雰囲気の中で行われました。
↑ 令和7年生徒会三役:(左から)副会長 永江くん、会長 新保さん、書記 辛くん
↓ 1月14日には新体制になり初の委員会がありました。
2年生が生活科の学習の一環で1月20日(月)、図書館見学を行いました。同科の先生から見学時の様子が届きましたので、お伝えします。
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松本市中央図書館では、普段入ることができない場所も見学できました。本校でも学期ごとにお世話になっている「団体貸出」のための部屋、古い新聞などが保存されている書庫などです。書庫では、「紙が茶色になっている」「昔の紙のにおいがする」といった子ども達のつぶやきが聞こえました。
電動式の大きな書棚を操作するようすも見せていただき、それを見て、「エーッ、すごい!」と子ども達は感嘆の声をあげていました。
見学を終えた後は、質問タイム。予定時間が足りなくなるほど、子ども達はたくさん質問をしていました。図書館の方の丁寧な回答、そして施設内の見学を通して、図書館にはどんな人でも使いやすい工夫がたくさんあるということが、よりよく分かりました。最後の紙しばいも、とても楽しかったです。
松本市中央図書館のみなさま、ありがとうございました。
令和6年度プレゼンテーションコンテストの予選が始まりました。
練習を経て、いよいよ発表のとき。生徒たちは緊張の面持ちです。
初日の1月23日(木)は8年生、きょう24日は7年生の予選でした。
自分の出番までは、いつもの元気な雰囲気はやや抑え気味なのかな、と感じましたが、プレゼンが終わり着席すると、安堵の表情が見えました。ほかの人の発表から学ぶことも多くあったと思います。だれが本選に進むのか、結果が楽しみです。
予選は日を分けて学年別(5~8年)に行われ、保護者のみなさんに審査していただきます。
生徒の発表を楽しみながら、厳正な審査にご協力いただければ嬉しいです。
8年生の予選(1月23日)
リハーサル中の7年生(1月24日午前)
6年生がSTEAM学習の一環として、1月16日(木)にりんごジャムづくりを行いました。
2学期終盤に収穫体験をさせていただいた「道の駅 いまい恵みの里」のみなさんに再度ご協力いただき、学校で調理しました。
同施設の食品加工工場の所長さんから、「皮も使う」と聞き、果実のヘタとおしりの部分も念入りに洗いました。
すでにおいしそうなりんごを薄くいちょう切りにして、小さなかけらもすべて鍋に入れ、砂糖といっしょに煮詰めました。
あたたかく甘い香りが広がり、「早く食べてみたい!」とそわそわの6年生。皮に含まれるペクチンの働きで、添加物を使わない、やさしい味わいのジャムができました。
熱々のジャムをビンに詰め、最終工程の脱気処理へ。熱湯から取り出したビンのふたは少し膨らんでいましたが、冷めるとへこみ、余分な空気が抜けたことが分かりました 仕上げに、自分たちがiPadで作成したラベルを張って「自分だけのりんごジャム」が完成。ぜひご家庭でご賞味ください。
〈生徒の感想〉
・思ったより簡単に、短時間で作ることができた。
・皮付きで作ると、捨てる部分が少なく、ごみ削減にもなる。
・りんご、砂糖、レモン果汁があればすぐできるので、家でも作ってみたい。
〈学年主任より〉
自分たちで食材を加工し保存のきくかたちにした今回の経験は、生徒が食の大切さに気づき、災害時にも役立つ非常食に対する見識を深めることにつながりました。もしものときに、自分や周りの人の助けになるスキルのひとつになると思います。おいしいりんごと学習の機会をご提供くださった「いまい恵みの里」のみなさん、ありがとうございました。
加熱前の量(りんご3個)
かさが減り、きれいなあめ色のジャムができました
びんごと熱湯に入れ、脱気処理
◇着任式
音楽科の先生を新たに1名、今学期よりお迎えしました。
これから、よろしくお願いします!
◇バス会
登下校指導担当の荒木先生から、「大切なお願い」として、ふたつのことが伝えられました。冬期は悪路になることもあるので、安全な運行を妨げないように十分注意しましょう。
①バス利用時、「自分ファースト」にならない
②感染症対策として、乗り物内では、なるべくマスクをする
また、バス便ごとの集まりでは、2学期後半の車内のようすを聞き取ったり、座席替えの連絡が行われたりしました。
◇教室では・・・
宿題の提出や大切な書類を回収しつつ、しばらくぶりに顔を合わせた友達や先生との会話に花が咲きました。少し落ち着いた雰囲気の中で、冬休みの思い出を報告していた学年もありました。
先生方や生徒たちの手がけた黒板アートはどれも力作。そのうちのいくつかも下に掲載します。黒板の前で新年初撮りの学級もあり、笑顔いっぱいの巳年がスタートしました。
かねてより小松校長が話している「結果を出す3学期」が、1月8日(水)から始まりました。
◇始業式
校長先生が体調不良でお休みされたため、始業式の冒頭では、巣山教頭がまずそのことに触れ、「たくさんの年賀状をありがとう」という校長先生からのメッセージを伝えました。
〖教頭先生のお話〗
今年度の登校日は全部で224日。3学期、みなさんが学校に来るのは56日ですから、すでに全体の4分の3を消化しています。卒業式まではあっという間。今日は、いくつかの学年を例にとり、これからのことを話したいと思います。
1年生のみなさん、才教学園で初めての1年がもうすぐ終わります。4月には新しい後輩を迎えることになりますが、すてきなお兄さん、お姉さんとして学校のことをいろいろ教えてあげられるようになっているでしょうか。
4年生のみなさんは、Ⅰ期の制服が着られるのもあとわずか。進級すると制服が変わり、授業時間が変わり、生徒会の一員となります。その準備はできていますか。
8年生には、4月になれば9年生の証の「青いネクタイ」が渡されます。小中一貫の本校において、学校全体のリーダーに見合う心づもりはできているでしょうか。
9年生は言うまでもなく、いよいよ高校受験が迫っています。学習を進める日々に不安や葛藤もあると思いますが、ここまでの集大成となる学期にしましょう。
その9年生を応援し、サポートするのが、1年生から8年生までの全員です。学年がすぐ上でも、また離れていても、先輩の姿に倣って、今の自分たちの様子を振り返りましょう。
さて、職員室にいると、教頭先生の所には様々な報告が上がってきます。いい報告も、ときには学校設備が壊れてしまっていたなど、そうでないものも・・・。校内でこうしたことが起こると、とても残念な気持ちになることは、みなさんもわかってくれると思います。そこで、ここからは、私が小さいときに聞いて、いまだ強く印象に残っている話をしたいと思います。
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だれもが生きるのに精いっぱいなほど貧しい中、あるきょうだいがお腹を空かせて夜道を歩いていました。畑の中の道で、ふと見ると立派なスイカが実っています。
兄は、「だれも見ていないから、このスイカを持ち帰ってもいいだろう」と提案しました。しかし弟は、「ううん、やめよう。お月さまが見ているよ」といいました。
その言葉で我に返った兄は思いとどまり、空腹は満たされなかったけれど、きょうだいはとても清々しい気持ちになりました。
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お話の核は「戒め」ですが、学校や教室という場所では、ごみをさっと拾ったり、机の列を整えたりということを、天井や壁、照明、黒板などの神様や精霊が静かに見ているかもしれない・・・私は、そう思います。いいことも、そうでないことも、いずれそれが自分に返ってくるとすれば、みなさんも自然と取るべき行動が分かるでしょう。(講話おわり)
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幸いにも参集形式で始業式を行うことができましたが、県内でもインフルエンザに罹患する人が増えています。体調がすぐれない場合は早めにしっかり休むなどして、体調管理に努めましょう。
保護者の皆様においても、子ども達の日々の体調に気をつけていただきますよう、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
『2025年さいきょう子育て支援プログラム』のお申込みを開始しました!
毎年行っている「お父さんお母さんのための"教え方"講座」、「わくわくプレスクール」、「特別教育講演会」は地域の子どもたちの幸せな成長を願い、お父さん、お母さんの子育ての活動を支援しようと15年前から始めたプログラムです。
現在では、本校でも導入しているSTEAM教育を活かしたワークショップなど、楽しく学ぶことのできるイベントを数多く開催しています。
子育てに役立つ情報が満載ですので、才教学園に入学をお考えの方も、そうでない方も、皆様お誘い合わせの上、是非ご参加ください。
詳しくはホームページ上にある各種バナーか、リーフレットをご確認ください。
<各イベントについて>
イベントに参加ご希望の方は以下のリンクよりお申し込みください。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。