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第Ⅱ期[ニュース&トピックス]

6年生×IVUSA 防災・減災考える講座②

投稿日:2022.10.05

お知らせ 小学校 第Ⅱ期

 防災学習2日目。身近にあるものや自分たちで動かせるものを使って体育館で「避難所づくり」を行いました。


・プライバシーを守るための工夫
・共同スペースを利用するときのルールとその周知
・館内の動線の確保
・小さな子どもとその保護者、高齢の方、特別な配慮が必要な方など、皆が安心して過ごせる場所であること


 「○○だったらいいのになぁ」「○○みたいになっていると便利」といった理想をかたちにしていった6年生。


 避難所が完成した後、宮崎さんからは、「今日のみなさんのようにてきぱき動く人達は、周りを明るく元気にするし、日常に戻るまでの大きな原動力になります。困りごとを少しでも解消しようと知恵を出し合った今回の活動をきっかけに、普段から思いやりの気持ちを大切にしてください。」と講評をいただきました。
 地震災害や気象災害、それらが引き起こす様々な被害への備えについてしっかり考える機会をくださったIVUSAの皆さん、ありがとうございました。


生徒の感想
(避難所づくり)
●高齢者がいることを想定して、必要最低限のものを置いて空間を広く使い、その場にあるもので作った手すりを取り付けました。先生たちから『日常に近く過ごしやすそう』と言ってもらえて嬉しかったです。
●「誰もが使いやすいように」「どうしたら気持ちのよい環境になるか」を考えました。共同のゴミ捨て場を作りルールを書いた紙を貼りましたが、IVUSAの方から「目の不自由な方がいたら?」と聞かれたので、みんなで考えてルールを読み上げる音声を流すようにしました。
●3時間(授業で確保した時間)でできるか心配でしたが、意見の衝突もなく、最後まで協力し合うことができました。


◆6学年主任から◆
今年の6年学年STEAMは、「未来の『命』を救え!~才教レスキュー隊~」と題し、防災・減災をテーマとして「災害に直面したとき、自分は何ができるのか」を探究する学習を行っています。
IVUSAの皆さんと協同して避難所づくりに取り組んだこの体験は、必ず今後の糧となります。今年度の学びはもちろん、これからの生活に生かせるよう邁進していくつもりです。

ダンボールベッドの上にマットを乗せ、支柱カバーを枕代わりに。

ダンボール端材でスリッパを作る生徒も。

6年生が作った避難所に、「居心地がいい」と4年生。

6年生×IVUSA 防災・減災考える講座①

投稿日:2022.10.05

お知らせ 小学校 第Ⅱ期

 9月30日、10月1日の2日にわたり、6年生が防災・減災学習ワークショップを行いました。講師は、IVUSA(NPO法人国際ボランティア学生協会・東京)理事の宮崎猛志先生と、協会に所属する学生9名の皆さんです。
 初日、まずは防災・減災についてのレクチャーがありました。自然災害のこと、もしそうした災害が起きたときに被害を少しでも減らすための取り組み「減災アクション」のことなどについて宮崎先生のお話から理解を深めました。また、ボランティアは決して難しいことではなく、例えば小さな子どもと遊んであげることや、家で日常的にしているお手伝いのようなことも、立派なボランティア活動になるということを教えていただきました。
 午後の授業は、2日目の「避難所づくり」の準備に充てられました。様々な事情を抱えた人が集まってくる避難所には何が必要か、どのような設備があればみんなが快適に利用できるかなど、考慮すべきことがたくさんあります。混乱の中で、今の自分たちでもできることは何か、アイデアを出し合いました。


生徒の感想
(宮崎先生の講話を聴いて)
●一番印象に残ったのは、「自分達にもできることがある」ということです。災害が起こり前にできる限りの備えをして、もしものときは誰かの相談にのったりプラスになるような声がけをしたり、私にできることをしようと思います。
●ボランティア活動=人助けや災害支援と、遠いものだと思っていましたが、宮崎先生の話を聞いて、ボランティアが身近なものになりました。大変なこともたくさんあると思いますが、困っている人を見たらためらわずに助けたいと思います。


(避難所設営の話し合いから)
●IVUSAの皆さんが私たちの発言や会話をちゃんと聞いて、それをふまえて質問や意見を出してくださったので、みんなの思いや考えがすべて詰まった避難所づくりができました。本当の現場で体験して分かった不便さなどを話していただいたことで「ここを直せばいい」と気づき、人の意見を取り入れることの大切さが改めてわかりました。
●活動時、班に入って下さった学生の方がとてもやさしく接してくれ、笑顔の力を実感しました。

災害とボランティア活動について話す宮崎先生

IVUSAのみなさんにアドバイスをもらいながら話し合う6年生

中信学年別水泳大会 出場者全員入賞

 9月3日(土)、松本市・松本市民プールで行われた中信地区中学校学年別水泳競技大会に、本校から4名が出場しました。
 4名は先般、長野市で行われた県大会にも中信大会を勝ち抜いて進んでいましたが、今回は全員が入賞という結果を残しました。
 みなさん、おめでとうございます!


 鎌倉くん、藤井くん、髙橋さんの8年生3名は、来年はいよいよ最終学年。当たり前に出場してきた大会も残りわずかになりました。7年生の清澤くんはエントリーした2種目全てで優勝。今年は夏季大会で北信越大会にも出場し、来年はそれ以上の結果を目標にしています。


 今大会は、県大会などの上位大会はありません。4名はそれぞれのスイミングスクールで研鑽を積み、これからのオフシーズンに臨みます。

(前列左から)髙橋さん、藤井くん、鎌倉くん、(後列左から)引率・荒木先生、清澤くん ※撮影時のみマスクを外しています

大会当日、プールサイドでの4人

清澤龍翔くん(7年)、北信越大会に出場しました

 8月5日(金)、長野市・アクアウイングで行われた北信越中学校総合競技大会(水泳)に、県大会で権利を得た清澤龍翔くん(7年)が200m平泳ぎに出場しました。
 中信大会、県大会、北信越と続いたレースの中では一番良いタイムが出たものの、さすがに北信越大会のレベルは高く、入賞はなりませんでした。
 中学1年生での北信越大会出場は凄いことですが、かつてジュニアオリンピックにも出たことがある清澤くんは、当然、更なる高み(北信越大会の入賞、全中出場)を目指しています。来年、再来年の活躍も期待しています。


写真は、大会競技場での1枚。清澤くん(右)と引率の巣山教頭。
(一部加工。撮影時のみマスクを外しています)

令和4年度2学期始業式 

 8月22日(月)より2学期が始まりました。
 校内のそこかしこで生徒同士、先生との話が弾んでいました。始業式後、1年生の教室では、校長先生のお話を振り返り、夏休みの課題などを順番に提出していました。



【学校長講話】
 今日は令和4年度2学期始業の日です。約1か月の夏休みを、みなさんはどのように過ごしましたか。行動制限のない休みとあって、久しぶりに家族旅行をしたり、祖父母や親戚の皆さんと楽しく過ごしたりしたという生徒も多いでしょう。夏のできごとを通じて何を学んだか、何を感じたか、提出物や先生たちとの話の中で披露してください。
 夏、秋を経て冬まで続く2学期です。この長さに耐えうる体力と生活習慣をいち早く取り戻し、みなさんが充実した学校生活を送っていくことを願います。
 そして、拡大しているコロナ感染症への対策は継続です。密を避ける・不用意に大きな声を出さない・手洗いと消毒の徹底・こまめな換気といったことを、これからもしっかり行い、休校で活動がストップすることがないよう、全員で気をつけましょう。


 さて、今学期の折り返し地点にはさいきょう祭があります。そこに向かってこれから、先生も生徒も全員が一丸となるとき。力を合わせて頑張ってほしいと思います。それにかけて今日は、このほど新聞で見かけた記事について話したいと思います。
 松本市出身で「ALWAYS 三丁目の夕日」などで知られる映画監督の山崎貴さんが中学校3年のときに作った8mm映画のフィルムが見つかりました。「GLORY」という10分超の映画で、地球が滅亡し人類が他の星に移住するというストーリーのSF作品です。非常に高価な機材を知り合いから借り、今のようにパソコンもコンピューターグラフィックもない当時、ベニヤ板やプラモデルの部品などを集めて宇宙船を作り、ある会社の倉庫を借りて撮影したこともあったそうです。
 そんな撮影中のこと、宇宙船が気に入ったものにならなかった山崎さんが、「センスがない」「一生懸命やることといいものを作ることは別のことだ」と発言したことで、接着剤を掛け合うけんかになりました。「夜明けのシーンを撮りたい」と美ヶ原まで自転車を漕いでいったというエピソードもあり、中学3年生ながらこのような発言・行動をとっていた山崎さんの非凡さがうかがえるとともに、この作品に対して「いいものを作ろう」と本気で取り組んでいたことがよくわかります。


 みなさんがさいきょう祭のために力を合わせること。それは大前提です。合奏であれ、合唱であれ、ミュージカルであれ、それは変わりません。一生懸命頑張ることに加えて、いいものを作ろう、心を揺さぶるような作品にしようとする執念がなければ、いい演目にはなりえません。一人ひとりが全力で課題に立ち向かうときには、言い合いやけんかになることもあるでしょうが、才教に集うみなさんの力、舞台にかける執念と魂で素晴らしいさいきょう祭を作り上げましょう。

清澤龍翔くん(7年)水泳競技にて北信越大会出場

 7月16日(土)、長野市・アクアウイングで行われた長野県中学校体育大会夏季大会水泳競技大会に、本校より中信地区予選で標準記録をクリアした4名が出場しました。
 出場者のうち、清澤龍翔くん(7年)は出場した2種目で入賞、その中でも200m平泳ぎでは4位に入り、北信越大会出場を果たしました。
 清澤くんは幼少の頃からスイミングスクールに通い、小学生の時にはジュニアオリンピック出場経験もある実力者です。下のコメントにあるように、本人は今回の結果には満足していない様子ですが、中学1年生での北信越大会出場は快挙であり、今後の活躍が楽しみです。
 他の出場者3名は決勝には進めなかったものの、ベストタイムを更新する選手もいるなど、国際記録公認プールでの晴れ舞台、のびのびと泳ぐことができました。


 北信越大会は8/5(金)、今大会と同じ会場(アクアウイング)で開催されます。


清澤くんのコメント
「北信越大会は参加しなくてはいけないと思っていたので、200m平泳ぎでの出場が決められて、ホッとしている。一方、100m平泳ぎは出場を逃してしまい(清澤君は5位。4位までが北信越出場)、悔しい気持ちの方が強い。北信越大会では、県大会を上回るタイムを出して、今後につなげていきたい」

北信越大会進出を決めた清澤くん

アクアウイングの客席で。会場の五輪マークは冬季長野大会アイスホッケー会場だったことの名残。

オープンスクールを行いました

 7月16日(土)に小学校・中学校併せて9学年の授業を公開するオープンスクールを行いました。
 小・中学校の生活を直接体験いただくものではありませんでしたが、本校で取り組んでいるSTEAM型授業の自由見学として、多くの皆様にご覧いただきました。
 授業公開の後には「STEAMワークショップ」を開催。数学のお兄さん・横山明日希先生を講師に迎え、「平面パズル」を使った作品作りに親子で取り組んでいただきました。
 皆様にはご来校時の健康チェックカード提出、手指の消毒等へのご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。


〇各教室で行われた内容(主なもの)
1年/糸電話を使って音の伝わり方を学ぼう
・糸電話の糸の代わりにいろいろな素材を使い、聴き比べてみる。
2年/お気に入りの本を紹介しよう
・今までに読んだ本の紹介。紹介用ワークシートはiPadで共有し、クラスメイトの紹介を聞いて感想を書く。
3年/わたしが住むまちの紹介
・自分が住んでいる地域について調べたことを、プレゼンテーションソフトを使い工夫して発表。
4年/そろばんを体験しよう
・そろばんアプリを使い、使い方や計算を行う。
5年/プログラミング学習
・イベント型プログラミングについての外部講師による授業。レゴのマインドストームを使用。
6年/災害への「備え」を考える
・研修旅行で自分が見聞きしたことを振り返り、災害への備えについて考える。Googleアプリ「jamboard」も活用し、学びにおける有効性も検証する。
7年/Let's STEAM! Dance完コピ発表会
・既成のダンスを「視聴・覚える・録画・確認・修正」し発表。4名程度のグループでダンス担当やiPad等操作の役割を分担。

1年生の授業から:「おむすびころりん」音読発表、算数「ながさくらべ」

5年生はプログラミング、7年生は「完コピダンス」発表

STEAMワークショップ

空を切る拳、力強く 『武道』授業

投稿日:2022.07.22

お知らせ 中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

 今年も7~9年生で実施した武道の授業。7月7日(木)に7・8年生が、翌週14日(木)に9年生が、信学会理事長の小林経明先生から空手の指導を受けました。2回目、3回目の指導となる8年生と9年生は、昨年までのことを思い出しながら、『平安初段』の形を打っていきます。自分の立ち位置=正面が変わると、向きを変えるのが右へか左へかと不安になり、隣の生徒とお見合いになってクスッと笑うといった場面もありました。


 小林先生と体育科の先生から「筋がよい!」と特にほめていただいたのは9年生。予定していなかった『平安二段』をおおよそ通せるようにまでなりました。始めは重心の移動でふらついたりすることもありましたが、授業の最後には全員が揃った演武を披露。心地よい緊張感の中で、気合の入った突き、「えい!」という掛け声が体育館に響きました。


※写真はいずれも9年生の授業から。感染防止対策のガイドラインに基づき、マスクの着用や換気に配慮しています。

「軽い気持ちが犯罪に...」 非行防止教室

投稿日:2022.07.22

お知らせ 中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

「軽い気持ちでしてしまった、ではすまされません。罪を犯すと多くの人に迷惑をかけ、取り返しがつかなくなります。」
 スクールサポーターである松本警察署の吉田さんが話すことを、生徒たちは真剣に聴いていました。
ニュース等で、薬物やネットへの書き込みなど、軽い気持ちで犯罪に手を染めて逮捕・検挙されるケースを観ることがあります。ときには、それが10代の若者であることも...。
 「万引き」という犯罪は軽くみられがちかもしれませんが、どんなものであれ、金額がいくらであれ、「万引き」イコール「窃盗罪」、つまり軽いものではないということを改めて認識するに至りました。万引きだけではなく、殴る・蹴るといった暴力行為は、相手にケガがなかったとしても暴行罪に問われることがあります。


自分たちの行動でどこにどのような影響がおよぶのか...
人を傷つけてはいないか...
悪いことをして周囲に迷惑をかけていないか...


 こうしたことを考えて行動することの大事さ、自分たちの今後の人生を台無しにしないように生活していくことの大切さを学ぶ機会となりました。


 非行防止教室と銘打った生徒指導講話は7月4日(水)、7~9年生に向けて行われました。


 1学期中、複数回にわたり本校で大事なお話をしてくださった吉田さん、本当にありがとうございました。

交通安全教室(6月の活動から)

 6月24日(金)、全学年を対象にした交通安全教室を行いました。各学年における目的は次のとおりです。
・1~3年:交差点や信号機に注意して、安全に歩行する
・4年  :自転車の正しい乗り方を学び、自転車運転免許を取得する
・5~9年:事故の実例などを視聴し、安全な自転車運転について学ぶ


 この日は、松本市交通安全センターおよび交通安全教育支援センターのみなさんが来校され、学校全体向けてご指導いただきました。


 通学のときだけでなく、歩行者として、また自転車の運転者としての基本ルールを日々徹底し、交通安全に努めたいと思います。

1~3年「安全な歩行について」

自転車の運転について話を聞く4年生