投稿日:2017.06.15
異学年合同競技も才教学園の体育祭の特徴です。6、8、9年生によるこの「タイヤライダー」もそのひとつ。選手を1人タイヤに乗せ、そこにつけたロープを4人で引っぱり、リレーしていきます。乗り手と走者の選び方も重要なポイントです。
競技が始まると、勢いある走りとスライドするタイヤから上がる砂煙で、フィールドはさながらサーキット。ロープを握って走る4人は、後ろを振り向くこともなく韋駄天のように走っていきます。
中間地点に待ち受けるポイントを一周するのですが、ここが難所。内側を走る選手は回転の軸となって足を踏ん張り遠心力に抗う。反対に、外側の選手はスピードを保ちながら走り続け、次の走者につなぐため直進。乗り手も自分の体が外側に引っ張られるのをこらえながら、必死にタイヤにしがみつきます。それでもバランスを崩して振り落とされてしまったら、急いで乗り直してリスタート。
6年生から8年生、9年生と学年が上がるにつれ、スピードもアップしていき、激走の結果、先にゴールした赤組に軍配が上がりました。