投稿日:2021.06.23
用具係長より
今回の体育祭で私は用具係長を務めました。用具係は「影」であり、体育祭の裏側、つまり周りからあまり意識されない所で会場を駆けまわって準備をし、競技を円滑に進めていくために最も重要な役割を担っている、と私は考えています。
用具係として活動する中で、私は周りの人にたくさん助けられました。今までの自分は、一人で突っ走ってしまうこと、周りの事を考えずに行動しては諦めてしまうことが多々ありました。しかし、8年生をはじめ5・6・7年生が私たち9年生を支え、積極的に活動に取り組んでくれました。練習が行われるたび、集合時間より早く来て、最後まで残ってくれた人。経験が足りない係の生徒にアドバイスをくれた人。私たち9年生にとって後輩の存在は頼もしく、お互いに学び成長できたと言えます。
学校では放課後、用具の出し入れの準備練習のスケジュールを組んでいましたが、天候に左右されることが多く、予定通りにこなすことが難しい日もありました。それでも、係のみんなで集まり練習に費やした時間と努力は私たちを裏切らず、当日の仕事は成功を収めました。
才教での9年間で最高の体育祭。体育祭を終えた今は、体育祭で培った『仲間との団結』が勉強に向いています。9回体育祭を行ってきた中で初めての経験は私の大きな糧となり、新しい可能性への大きな一歩になりました。
用具係はとにかく「走る」
小雨の中、グラウンドで用具出しの練習