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体育祭レポート2018

閉会式

投稿日:2018.07.07


競技得点の集計が終わり、体育祭の閉会式。持てる力を出し切って一日中戦った選手たちは、赤白ともにとてもすがすがしい表情をしていました。


いよいよ結果発表のとき。第14回体育祭の総合優勝が赤組であることが伝えられると、喜びにあふれ笑顔になる選手たち。負けて悔しい白組の選手の中には、涙を見せた者もいましたが、心から赤組の健闘をたたえていました。


校長先生から優勝カップと賞状を受け取った赤組キャプテンと応援団長は、壇上でもうれし涙。勝利にこだわり後輩を懸命にリードしてきたからこその涙でした。


かけっこ・短距離走の個人賞、今大会のMVP賞の受賞者も表彰を受け、「英姿颯爽」のスローガンにぴったりの活躍を見せたプレーヤーを全員で称えました。


 


優勝に湧いた赤組も、優勝を逃した白組も、最後はそれぞれに分かれてキャプテン講評・記念撮影に臨みました。これまでの重圧から解放されたせいか、これまでの凛々しさよりも、素直な子どもらしさが垣間見えたような気がします。それも、チームをまとめ上げてきた実績があってのことではないでしょうか。チームのためを思い、時には厳しく接しなければいけなかったこと。また、「勝ちにこだわる」ことを共有してともに戦い続けた日々はきっとこれからの糧になるはずです。


練習開始から本番までの約1か月、みなさん、お疲れさまでした!


 

大玉送り〈全校〉

投稿日:2018.07.07


泣いても笑ってもこれが最後の競技。全校生徒が参加、一丸となって大玉を送ります。


9年生のキャプテンたち4人ずつは、スタートの合図で中央付近の大玉のもとへ。それを、トラック半周を囲むように並んだ選手たちの先頭へ運びます。大玉が上に飛び跳ねすぎたりコースアウトしたりすると、タイムロスに繋がります。それを防ぐためにも、大玉に並走し、列を往復するキャプテンたち。しかし、白組が大玉を落としてしまい、リカバリーに時間を取られました。その隙に赤組の大玉はどんどんゴールに近づき、2戦とも、大きな差をつけて赤組が勝利。自分の持ち場に来た大玉の動きを見ながら手を揃えて上げ、懸命に前へ前へと大玉を送る選手の姿は、最後まで一生懸命に戦ってきた一日を締めくくるのにふさわしいものでした。


 

大綱引き〈7・8・9年生〉

投稿日:2018.07.07

競技も残りわずか。綱引きを終えたⅠ期生を迎えいれた後、7年生から9年生の高学年の結束力が真に試される大綱引きが行われました。


1回戦は通常のルールでの綱引き。序盤から赤がぐいぐいと強い引きで白組を圧倒しました。2回戦は「走り綱」といって、赤白それぞれの選手が綱と垂直に並び、スタートの合図で綱まで走って引き始めるというもの。力とスピード、その両方が勝敗を左右します。号砲一発、学年・男女の区別なく綱をめがけて走り出した選手たちは、白組の方が早く引き始めました。しかしそこで踏みとどまる赤組。選手の多くが綱の左ポジションから引く形ですが、じりじりと盛り返し、最終的には大綱引きの2戦をものにしました。双方の力を結集した迫力ある好試合に、3つの学年の底力を見たような気がします。

綱引き〈1~4年生〉

投稿日:2018.07.07

「タイヤ取り」の余韻も冷めないうちに、競技は1年生から4年生のⅠ期生による綱引きへ。目の前で素晴らしい戦いを見せた先輩に劣らない闘志を胸に、力を合わせた2本勝負で競います。始めから勢いよく引くのか、耐えて勝機を見出すか、練習とは違う、本番ならではの駆け引きとなりました。


白組も赤組も一致団結、最後の合図が聞こえるまで、あきらめる姿を見せた選手はどこにもいませんでした。チームワークは甲乙つけがたいものでしたが、判定は2戦とも赤組の勝ち。近くの仲間同士でハイタッチをして、「やったー!!」「赤の勝ちだ!」と、満足そうに会心の勝利を喜びました。

タイヤ取り〈9年生〉

投稿日:2018.07.07


9年生の単独競技である「タイヤ取り」では、毎年闘志あふれる熱戦が繰り広げられます。直前の競技まで3連敗の赤組は、その矜持と意地とをかけ、なんとしても勝利をつかみたいところ。後輩である1年生から8年生からの、「先輩、勝ってください!」「がんばれー!!」とこれ以上ない声援をしかと受け止めた最高学年の選手たちは、入場するときの表情に緊張の色が浮かんでいるようでした。


号砲を聞き、中央に並べられたタイヤをめがけて駆けていく9年生。タイヤのサイズは2種類で、20点と10点のタイヤをどう取るか、その戦略も大いに試されます。女子戦、男子戦、男女混合戦と3試合行いますが、どの試合も息を飲むほどの激しい取り合いとなりました。真っ向から勝負に挑む姿は、やはり大きな感動を誘います。混合戦の延長戦では、男子代表者が激突。1つのタイヤをめぐって、赤組の選手が大きく揺さぶりをかけながら自陣に引き込んでいきます。白組の選手も応戦しますが、手に汗握る大激闘の末、タイヤが赤組の陣地に配されると、赤組の全学年から大歓声が。


悔しさを滲ませて仲間のもとへ戻る白組の選手にも、赤白の区別なく会場全体から健闘を称える長い拍手が送られました。


 

台風の目〈7・8年生〉

投稿日:2018.07.07

 


「台風の目」では、4人一組で一本の棒を持ち、障害物をかわしながらその棒を引き継いでいきます。設置された障害物は2種類。コーンの周りぐるっと一周するパターンと、膝上の高さにセットされたバー(ハードル)を4人同時に飛び越えるものがあります。7年生と8年生の合同競技で、並び順など綿密な作戦を立てて練習を重ねてきました。コーンを倒したり、バーを落としたりしたらその手前からやり直しとなってしまうため、チームワークはもとより、スピードと障害物を失敗なく越える正確性が求められます。


レースは、失敗が少なかった白組が優勢。コーンを回るとき、中心=目に近い人と遠い人の歩幅をうまく調整した走り、また、ハードルを飛び越えるタイミングもしっかり決めてジャンプ。スタート兼ゴールで待機する仲間に棒を渡すのですが、頭上を通過させるときには仲間がしゃがみ、足の下に棒を通過させるときにはウェーブよろしくジャンプして交わすなど、各組とも乱れの無い身のこなしを見せました。全員の協力なくしてはつなぐことのできない競技で、「さすが高学年!」と思わせる戦いぶりでした。白組はこの「台風の目」でも赤組を制する活躍を見せ、3連勝としました。


 

Train-Train〈5・6年生〉

投稿日:2018.07.07


午前の綱引きに続いてタッグを組んだ5年生と6年生による、TrainTrain6年生は昨年の経験があるので、5年生のよきお手本として練習から励んできた競技です。


前半はムカデ競争。赤組がリードした序盤でしたが、気持ちも逸っているせいか、足並みにずれが生じてしまうなどのミスが出てしまいます。そのカバーに時間をとられる間に、白組が追いつき、逆転に成功。スタート/ゴールラインの後ろ側で待つチームメイトたちも跳んだり拍手をしたりと喜びを隠しません。


ムカデ競争が一巡し、競技は後半の5人6脚へ。見事なチームワークで速さを競っていきますが、どちらのチームも足同士を止めるテープが外れてしまい、それを止め直して「はじめのいーっぽ!せーの!!」の掛け声で再スタートを切る回数が重なってしまいました。もどかしさを感じつつ、継走の末、白組アンカーがおよそ1組分のリードを保ってゴール、応援合戦の流れを汲んで連勝しました。


 

応援合戦〈午後の部〉

投稿日:2018.07.07


午後の応援合戦の先行は赤組。等間隔に広がった赤組の布陣の後方から、応援団長が悠々と登場しました。最前列の1段高いところから、赤組全体に向けて声をかけ、息の合った応援で赤組の士気を上げていきます。応援団が中心になって考え練習してきた替え歌や演武もキリッとしていて、とても見ごたえのある応援でした。


後攻の白組も、団長を筆頭に全員が心を一つにした応援で魅了。顔が完全にドームの天井を向くほどに体を後ろに反らせ、お腹の底から声を出して、最後まで全力で戦い抜く意思を改めて示しているようでした。


 

選抜リレー

投稿日:2018.07.07


例年、白熱したレースで大いに盛り上がる男女別選抜リレー。赤組、白組ともに2チームずつを編成して競いました。どの選手もプライドを持って、疾風のごとくトラックをかけていきます。女子のレースでは、接触により赤組のバトンが落ちてしまうアクシデントに見舞われました。それまでやや優勢と見られていた赤組でしたが、これが痛手となり、先にゴールテープを切ったのは白組(白バトンチーム)でした。


続いて行われた男子のレース。午前最後の競技とあって、応援のボルテージも上がっていました。その会場の応援を、全身で受け止めながら走っていく選手たちの表情は、真剣そのもの。先行する選手に追いつき、抜かしていく場面では、一番の歓声が上がっていました。


驚くべきは白組白バトンのアンカーの走り。前の走者からバトンを受け取った時点では4チーム中3位でしたが、そこから一気に加速。最後のストレートに到達するまでに2人を抜いてトップに躍り出て、見事1位でゴールに飛び込み、会場を沸かせました。


 

保護者綱引き

投稿日:2018.07.07


集合場所に来てお父さん、お母さん方は、みなさんとてもにこやか…でしたが、勝負のときが訪れるとその表情は一転! 「頑張っている子どもたちには負けていられない」と、綱を握る手には力が込められ、赤組にも白組にも一勝をもたらしたいという気迫を感じるほどの熱い試合運びとなりました。校長先生の号砲ののち、1回戦は白組が勝利、転じて2回戦は赤組が勝利しました。そして、子どもたちが拳を握って応援する中、見事な団結力を見せてくださった保護者のみなさんによる綱引きは、延長戦で赤組が勝利しました。


念入りな準備運動もしていただいたおかげで、ケガなく無事に競技を行うことができました。勝負の後、退場の際のみなさんの明るい笑顔がとてもすがすがしかったです。


参加していただいた保護者のみなさん、ありがとうございました!