20回目のさいきょう祭を10月31日(木)、キッセイ文化ホールで開催しました。
初めての平日開催ながら、これまで通り大勢のみなさまにご来場いただき、本当にありがとうございました。全校合唱から続く閉会式で客席から万雷の拍手を送られた才教生の表情は、一様に誇らしそうに見えました。
無事に本番の幕を開け、また降ろすことができましたのも、日頃より本校に関係する皆様のご理解ご協力いただいているおかげです。さいきょう祭実行委員ならびに学校長はじめ教職員一同、心より御礼申し上げます。
そしてキッセイ文化ホールスタッフの皆様、音響/ジューク様、照明/長野三光様、写真撮影/山田様、動画撮影/信州映像舎様にも、多大なる感謝を申し上げます。
校友会保護者会の皆様におかれましても、開場内外での誘導などにご協力をいただき、本当にありがとうございました。
ここまでの道のりに苦労はあったと思いますが、楽しく素敵な思い出もたくさんできたはずです。ぜひご家庭でゆっくり、今回のさいきょう祭を振り返っていただけたらと思います。
10月6日(日)、上田市丸子文化会館セレスホールにて『第60回SBCこども音楽コンクール上田大会』が行われ、本校合唱部は昨年に引き続き優秀賞をいただきました。(小中学生を合わせたメンバー構成で、中学校の部での参加)
以下、顧問の先生からのコメントです。
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審査の先生には、「実に素敵な演奏でした。音楽的なことはもちろんですが、12人で心を揃えて歌うことの喜び、楽しさを存分に感じながら表現していることが伝わってきました。ブラボー!!」、「コンテストを忘れてしまうほど楽しいひとときでした」など、嬉しいご好評をいただきました。
日頃、合唱部が目指している音楽のあり方が評価されたことはとても誇らしく、部員みんなが達成感を味わうことができました。
曲は周藤諭さん作曲の「三つのマリアの歌」より、"Ave Maria"と"Ave Regina coelorum"の2曲。伝統的なラテン語の聖句に現代的な曲調が楽しいアカペラ曲です。はじめて取り組むラテン語の発音やアクセントに苦戦しながらも、自分たちの表現を追い求めてきました。
来たるさいきょう祭で披露しますので、ぜひお楽しみに!
10月11日(金)はさいきょう祭の校内リハーサル日でした。綿密なスケジュールに沿って演目を通し、タイム計測を行いました。ここまでの成果を観た校長や教頭からのレビューを受け、今週からはどの演目も一層練習に励むことになります。
保護者の皆様におかれましては、寒暖差の大きい時期、生徒の体調管理などにご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
第20回さいきょう祭は10月31日に開催。生徒たちは会場リハーサルとゲネプロ、本番まで駆け抜けていきます。自信を持って各演目を披露できるよう、学校一丸となって取り組んでまいります。
みなさまのご来場をお待ちしております。
☆校内リハ(学年演目)
☆さいきょう祭カウントダウンボード(10/15現在)
第52回松本市中学校秋の吹奏楽祭が、9月15日(日)に行われました。才教学園吹奏楽部は今回も、お隣の筑摩野中学校と合同バンドを組み、総勢40名でまつもと市民芸術館のステージに立ちました。
演奏したのは「祝福」と「ちゅ、多様性。」の2曲。「ちゅ、多様性。」は、演奏に加えて男子だけのダンスもあり、楽しさをいっぱいに膨らませて音楽を届けることができました。
演奏会前の合同練習の段階から、たくさんの仲間と共に奏でるハーモニー、金管楽器の豊かな響き、顧問の先生の楽しくワクワクする指導、厚みのあるアンサンブルなどの中に身を置き、普段は経験することが難しい貴重な機会をいただけたことに感謝しています。
音楽の面白さを改めて感じつつ、自分たちの課題も知る好機をくださった筑摩野中学校吹奏楽部のみなさんと顧問の猿田先生、今回もありがとうございました。
(吹奏楽部顧問)
◆ 部員のことば ◆
日常的に経験のない大人数、金管楽器の音がある合奏が楽しかったです。短い練習時間ではありましたが、打楽器の演奏の方法などを学べました。本番で初めて務めたMCは、緊張したしハプニングもありましたが、いい経験になり自信もつきました。今回のことを今後の活動に活かし、吹奏楽を楽しみたいです。
(打楽器担当 須藤くん)
ステージ裏、合同バンドの全員で(才教生は最前列)
みんな笑顔で「楽しかった!」
信州ブレイブウォリアーズによるバスケットボールクリニックが9月15日(日)に行われました。
本校の部員が、チーム所属の三ツ井利也選手(#31)から直接指導をいただきました。
ドリブルやシュートなど基本的な技術の指導をしてもらいながら、最後はシューティングゲームを行って、大盛り上がりでした。
三ツ井選手からは最後に、「勉強もあって大変だと思いますが、バスケットボールを通じて学べることも多い。技術はもちろん、多くのことを学んで成長してほしい」と激励の言葉もいただきました。
部員からは、「プロ選手から学ぶことができて、とても楽しかった。これからの自主練、実践の場で活かしていきたい」「シュートフォームについて教わったことを意識してプレーしたい」といった感想がありました。
10月には新人戦があります。
今回教わったことを大切にして技術を高め、一人ひとりのレベルを上げて大会に臨みたいです。
三ツ井選手、チーム関係者のみなさん、ありがとうございました。
バスケットボール部顧問
清澤龍翔君(9年)が水泳県大会で好成績を収めたことは、以前のニュース&トピックスでお伝えしたところですが、その上位大会である北信越大会(8月8日、新潟県長岡市・ダイエープロビスフェニックスプール)でも、200m個人メドレーにて2位に入りました。
表彰式の清澤くん(写真左・画像は一部加工しています)
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県大会にて200m平泳ぎと200m個人メドレーの両方で1位となった清澤くん。北信越大会でも同種目へ出場でしたが、どちらかと言えば、得意としているのは200m個人メドレー。
そんな中、大会プログラムは、200m平泳ぎと200m個人メドレーの間が1種目のみ(競技の間が約20分)という厳しい条件...。平泳ぎは全体の13位で終えて、息も整わない中、本命である個人メドレーの待機場所に向かいました。
レースの時間はすぐに訪れ、「Take your mark」から号砲の後、バタフライは3位で折り返しました。4泳法の中では苦手とする背泳ぎで5位まで後退するも、自信のある平泳ぎで再び3位に浮上。最後、自由形の勝負で早々に2位に躍り出ると、後半は更に伸びのあるストローク。このままいけば...!と猛追を見せるも、わずか0.76秒というタッチの差で1位を逃しました。
前のレースからのインターバルがとても短く大変なスケジュールでしたが、終わってみれば県大会から1.17秒も縮めるベストタイムの2分11秒98をマーク。県大会で目標にしていた全国大会出場を、ほんの僅かなところで逃してしまった清澤くんには、今もその悔しさがあるようですが、中学校の区切りとなる北信越大会という大舞台でベストタイムを出せたこと、後半に追い上げたレース内容に満足の様子でした。
写真は左から:清澤くんと巣山教頭(8/8・長岡市)、2学期初日の賞状伝達式
幼少より水泳に取り組み、中学でも3年連続して出場した北信越大会の最後を表彰台で飾れたことは、まさに有終の美と言えます。清澤君、本当にお疲れ様でした!
【大会情報・結果】
第45回北信越中学校総合競技大会水泳競技
令和6年8月8日
ダイエープロビスフェニックスプール(新潟県長岡市)
200m個人メドレー 第2位 2分11秒98
31日間の夏休みを終え、2学期が始まりました。
生徒たちは、普段より大きな荷物を抱えて元気に登校。教室に入ると早速、宿題をきれいに並べて提出したり、先生や友達と笑顔で夏休みの思い出を話したりしていました。
【始業式・校長講話】
おかえりなさい。こうして元気に学び舎に戻ってきてくれて嬉しいです。みなさんには、この夏の経験や学びをフル活用して、有意義な2学期にしてほしいです。
さて、パリ五輪で日本人選手団は20個の金メダルを獲得、本当にすごい活躍でした。今大会の参加選手に、個人で銅メダル、団体で銀メダルを手にした卓球女子代表の早田ひなさんという方がいます。帰国会見で「今やりたいこと」を問われ、答えのひとつとして「知覧特攻平和会館に行きたい」と言っていました。「生きていること、卓球ができることを当たり前じゃないと感じたいから」だそうです。
それを聞いて私は、「彼女は、競技に取り組めている現状を当然と思わず、そのことに感謝して次の高みを目指す決意があるのだな」と考えました。この謙虚さが、立派な成績を収めた早田選手の強さの要因なのかもしれません。
ここで出てきた『特攻』とは、太平洋戦争末期に日本軍が戦闘機などで連合軍の艦船に文字通り体当たりする攻撃で、知覧にもその基地がありました。人員、物資、燃料といったものがなくなっていく中、多くの人命が失われました。知覧特攻平和会館には、隊員が家族や愛する人たちにあてた手紙や遺品などが展示されています。私が、いつかみなさん自身に足を運んでほしいと思う場所のひとつです。あの場所で過去に触れると、平和は当たり前ではなく、多くの人の犠牲の上にあることを痛感します。平和を守り、次の世代につなげていかなくては、という気持ちが強くなります。
みなさんが本校で学べることは当たり前のことではないよ、と私は繰り返し伝えていますね。みなさんには、現状に感謝し、世界をつないでいくために勉学を深めてほしいです。
長い2学期の途中にはさいきょう祭が控えています。今日のスタートにあたり、『何事にも前向きに、全力で取り組むこと』、『高い目標、理想を掲げ挑戦を続けること』を胸に、ともに過ごしていきましょう。
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始業式に続き表彰・賞状伝達式が行われました。夏期休業中に生徒が参加・出場した各種大会の結果報告があり、対象の個人と部活動に校長から賞状が手渡されました。1学期終業式が急遽配信形式となってしまったため、そこで伝達予定だった分も併せての表彰式でした。
また、通学時の安全に気をつけることを目的に、バス会も開かれました。スクールバスおよび電車や駅など公共の場所を利用する際は、自分たちと周囲のみなさんのためにもルールやマナー遵守を徹底していきます。
表彰式/校長から労いの声をかけられ賞状を受け取る生徒
バス会/先生は「生徒同士、正しく注意することも大切」とも
清澤龍翔くん(9年=中3)が、水泳競技で3年連続となる北信越大会の出場を決めました。
この大会に一昨年より参加している清澤くんは、中学生として最後の大会となる今回、予選(中信大会)を経て出場した2種目(200m平泳ぎ、200m個人メドレー)の両方で見事1位となりました。
北信越大会の出場権は、長野県で3位以内の選手に与えられます。一昨年、昨年と2年連続で出場してきた清澤くんにとって、各地区の予選を見ても1位は手中のタイムだったため、標準記録を突破したら出場権利が得られる全国大会の出場が目標でした。
初日、200m平泳ぎで表彰台の中央に立ったものの、全国大会標準記録に2秒およばず。2日目の200m個人メドレーも1位でしたが、記録には0.43秒届かずという結果でした。
メドレー最後の50m、自由形の力泳中は「龍翔、ガンバレ!」、「龍翔、行けるぞ!」という大声援。タイムが表示され、全国にほんのわずか及ばなかった時の周囲のため息...。それがひと段落すると、清澤くんの泳ぎを称える拍手が響き渡りました。このように会場と一体となったレースができ、アスリート冥利に尽きたのではないでしょうか。
幼少の頃より水泳を習い、これまでもジュニアオリンピックの出場経験がある清澤くん。現在は長野県ジュニア強化選手に選出されるなど、県内のジュニアトップスイマーの1人です。
「標準記録に届かなかった悔しさはありますが、大切な大会でベストに近いタイムが出せたことには満足しています。北信越でも表彰台に立てるよう頑張りたい」と活躍を誓っています。
このあとの予定は、東御市で県ジュニア選手強化合宿に参加。そこから直接、8月初めの北信越大会[8/8、ダイエープロビスフェニックスプール(新潟県長岡市)]に臨みます。
清澤くんの健闘を祈ります!
〈大会情報・結果〉
第63回長野県中学校総合体育大会夏季大会水泳競技大会/男子
2024年7月13~14日 アクアウイング(長野市)
平泳ぎ200m 第1位 2分25秒87(全中標準2分23秒82)
個人メドレー200m 第1位 2分13秒15(全中標準2分12秒72)
吹奏楽部10名が、第64回長野県吹奏楽コンクールに出場しました。出場団体の中で最も少ない編成ですが、お互いの音を聴き合い丁寧に演奏することができました。審査員の先生方からは「冒頭のハーモニーが魅力的」「選曲が合っていてテンポリズムも安定していた」と嬉しい講評をいただきました。
結果は銅賞。限られた練習時間の中で、とても健闘したと思います。ここで見つかった課題は、今後の練習でしっかり乗り越えていこうと思います。
お忙しい中、会場に来てくださった保護者の皆様や先生方には、あたたかい声がけをいただきました。ありがとうございました。
この大会での経験を大切にし、2学期に控えているさいきょう祭などに向けて、演奏に磨きをかけていきたいと思います。これからも頑張ります。
吹奏楽部顧問
〈大会情報〉
第64回長野県吹奏楽コンクール
中学校の部中信地区大会B編成の部 銅賞
和田直也作曲 「フラワー・クラウン」
令和6年7月15日(土) キッセイ文化ホール
卓球部
松本会場での団体戦は、男子9名、女子5名が出場。男子は予選リーグを突破し、決勝リーグに進みましたが、15校中9校に与えられる中信大会への切符はつかめませんでした。しかし、7年生(中1)が8戦8勝の活躍で、次につながる結果を得ることができました。
団体戦の翌週は男子8名、女子5名が出場した個人戦。団体戦の悔しさを胸に、9年生は「個人で中信大会へ」と意気込みましたが、勝ち星はあげられず・・・。7年生・丸山くんは年上の選手相手に健闘、ベスト32に入り中信大会に進みました。なお、丸山くんは、松本市ベスト16の選手に2ゲーム先取されるも3ゲーム奪取で逆転勝ちし、2回戦へ。第1シードの選手にストレートで敗れこそしましたが、中1で中信ベスト32は立派な成績です。
他校の選手と闘う中で、「あと1点、あと1ゲーム、あと1試合をどう取りきって勝つか」が、チームや個々の戦績につながってくることを改めて感じました。
9年生はこの大会を最後に引退となりましたが、この部で培った力を持ち味に、様々な局面を乗り越えてほしいです。
(卓球部顧問)
(画像内、赤いユニフォームが才教学園卓球部の選手)
【結果】
2024年度中信地区中学校体育大会
◎6月9日(土)松本会場①団体戦/安曇野市ANCアリーナ
男子 決勝リーグ11位、女子 予選リーグ敗退
◎6月16日(日)松本会場②個人戦/塩尻市ユメックスアリーナ
男子 丸山由真(中1) ベスト32
◎6月30(日) 中信大会個人戦/安曇野市穂高総合体育館
男子 丸山由真(中1) ベスト32